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2020/07/21 14:00



いよいよ夏本番ですね。
今年の夏は冷夏とも言われていますし、
このコロナの状況で夏のレジャーどころではないですよね。

それをいいことに、たくさん食べてしまっていませんか?
まー水着や外出を控えると、ダイエットする
モチベも上がりませんよね。

今日は、脂肪燃焼、ダイエットに
効果的なAMPKについて。

ん?何それ。聞いたことないよ?って方も
多いと思います。

AMPK(AMP活性化タンパク質キナーゼ)と呼ばれる酵素です。
このAMPKという酵素は、私たちの体のすべての細胞に存在し、
エネルギーの代謝に重要な役割を果たします。

エネルギーの摂取量と消費量を調整するスイッチです。
体のエネルギーレベルが低くなると(例えば、運動、ストレス、空腹)、
それはAMPKが活性化されて、細胞のバランスを
回復するのを助けるよう働きます。

AMPKは、細胞内のエネルギーのレベルを検出し、
低すぎたり高すぎたりした場合の応答の調整に役立ちます。

体の中で、エネルギーのバランサー役、
調整役、司令塔のように細胞へ働きかけて
バランスをとってくれる酵素ってわけです。
凄いですよね。人体というのは。

このAMPKをアクティブにすることで、
細胞レベルで多くのメリットを
持っていることが最近になって
明確になりつつあります。

AMPK活動の多くは遺伝的な要素以外は
食事や運動などの外部要因に依存しています。

カロリーや炭水化物を過剰に摂取すると、
AMPKの活動が損なわれてしまう可能性があります。

つまりエネルギーが沸いてこない状況。
スタミナ切れ、集中力切れ、極度の疲労、
寝れない、寝れても疲れ取れない、
イライラや凹みなど。

人間はエネルギーなしでは生きていけません。

逆に、カロリー制限はAMPKの活動が活性化され、
増加させてくれます。

ただしケトジェニックダイエットのような極端な
低炭水化物、高脂肪食は、インスリン抵抗性(血液中のブドウ糖を取り込まないため、
血糖値が下がらない状態)、AMPKを阻害してしまい、

最近では2型糖尿病の危険因子に最近関連付けられています。
ケトン食療法は、私たちの体はインスリン(血糖値を下げる)に
適切に反応しなくなってしまいます。


AMPKを活性化させるメリットとして


・代謝を高めてくれる

空腹を減らしながら、グルコースと脂肪を分解し
エネルギーに変換してくれるのに役立ちます。

・AMPKは体重増加の原因の1つであるインスリン抵抗性を軽減し
トリグリセリドレベルを下げます。また
脂肪酸、コレステロールの生成を阻害してくれ、
代わりにエネルギーを捻出する為、既存の脂肪を分解し、
脂肪の燃焼を刺激してくれます。


・ブドウ糖(グルコース)レベルの生産と燃焼

ブドウ糖は体の主要なエネルギー源であり、
通常の脳活動に特に不可欠です。

血糖値が正常なレベルより低い低血糖症は、
脳の安定性と機能に大きな危険をもたらします。
それによって危機察知し、AMPKは活性化されます。

視床下部のAMPK活性化は、肝臓からのグルコース産生を
促進し 、筋肉へのグルコース取り込みを促進してくれます。
また様々な細胞において、AMPKを活性化させて、
エネルギーを取り出すために、グルコースの分解を
刺激してくれます。グルコースを作ることを促して、
そして燃やしてくれる。燃やして分解することで、
エネルギーを取り出しくれる。


・酸素の供給をサポート

山の高度にいる時や、睡眠時の低酸素(低酸素)時に、
AMPKが活性化することで、急性呼吸の不安定性から
保護する可能性があります。


・血流を増加させます

血管拡張作用で、血流が上がることで栄養や
酸素をたくさん脳へも供給できるため、
集中力や記憶力、判断力、企画力、整理整頓、計画性など
認知機能がアップ、また不安やストレスにも強く、
リラックスして安定したメンタルにもなります。

・寿命を延ばします

・炎症を軽減します

・血糖コントロールに役立ちます

・心臓の健康をサポートするのに役立ちます

・抗酸化剤として働きます


AMPKを活性させる為には、

・ワークアウトの強度を高める

高強度の運動はAMPKが活性化します。これは、
新しいミトコンドリア(ATPが作られる場所)を促進し、
筋繊維の損傷を素早く修復するのにも役立ちます。


・カロリーを抑える

カロリーを減らすと、脂肪細胞がアディポネクチンと
呼ばれるホルモンを放出し、様々な細胞組織で
AMPKが活性化されます。


・炭水化物が過剰になっていないか監視

空腹状態からいきなりお菓子やご飯、パンなど
糖質主体の食べ物をたくさん食べてしまうと、
血糖値は一気に上昇し、
インスリンが必要以上に分泌されてしまいます。
適度な炭水化物なら問題なし。

食べ過ぎや必要以上に糖質を摂ることで
インスリンは大量に膵臓から分泌されるのですが、
休みを与えずに分泌が続くと、オーバーワークになってしまい、
インスリンの作用が低下してしまうんです。
効かなくなってくるんです。血糖値を下げてくれないんです。

長期間にわたる高レベルのインスリン分泌は、
AMPKレベルを低下させることが示されています。


・食事

でんぷん質のない野菜や果物には、ポリフェノール、
食物繊維が多いもの、オメガ3が含まれているもの、
抗炎症性のある食べ物などが当てはまる。
AMPKの活動を促進する食事とは

・赤ワインに含有のレスベラトロール

・大豆のゲニステイン

・緑茶に含有されているEGCG

幾多あるカテキンの中でもカテキン界のTOPに
君臨している抗酸化作用を持っているEGCG。
緑茶のみに含有されている。

・ブラックシードオイル

2014年のアメリカと中国の研究による
「ブラックシードからのインダゾール型アルカロイドは、
AMPK活性化を介して血糖降下作用を示す」より

・ウコンのクルクミン:アダプトゲンに分類されている

・霊芝:アダプトゲンに分類されている

・高麗人参に含有のジンセノサイド。:アダプトゲンに分類されている。

・ブルーベリーのアントシアニン

・リンゴ、チェリー、パセリ、セロリ、カモミール含有のアピゲニン 

・生牡蠣、アサリ、ハマグリなどの貝類含有の亜鉛

・魚(鮭、さんま、ぶり、サバなどごく一般的な魚類)含有のオメガ3脂肪酸

・赤みのお肉に含有のカルニチン

・グルコサミン

・エキストラバージンオリーブオイル

・海藻のフコイダン(もずくや昆布などの海藻類に含まれるヌルヌル、ネバネバした成分)



いかがでしたか?

これらは体のエネルギーにもなるし、脂肪燃焼効果もある。
これから夏本番。夏バテ防止と脂肪燃焼の両方から
アプローチできるAMPKを頭の片隅に置いておいてください。