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2021/12/03 14:00




あなたはやりたいことができていますか?

思っていることを適切に
外に吐き出せていますか?

内心思っている感情と
やっている行動に矛盾を
感じていませんか?

感情労働ってやつです。

この感情労働で分かりやすいのは
下記のような状況です。

例えば

お客様からの無理難題なクレーム。
激高されています。
「それはむちゃだ」というのが内心。

でもその内心を顔や態度など表に出さず、
謝罪し、相手をなだめ、話しをよく聞き、
プロとして立ち振る舞います。

この時、本心では例え
「は?無理でしょ、うざっ、だるっ、
めっちゃ自己中」と思ったとしても、

それを言葉や態度、顔など
表面に出さないように振る舞います。


他にも、夫婦で些細な事で大喧嘩したとする。
悲しくて、むしゃくしゃし、イライラ。
仕事に行けば、笑顔で同僚と小話し、
クライアントやお客様へは優しく礼儀正しく
丁寧に説明する。

上司からもっとポジティブになれと言われ
ポジティブにならなきゃいけないと明るい
ままでいるよう自分自身を無理にだましている。


自分がどのように感じるかを
抑制しなければいけない状況。

その時、自分の内側である本心と
外側の行動にギャップやズレが
生じてしまいます。

それによって「ストレス」が
発生します。

この差が、大きく開けば開くほど、
ストレスもどんどん巨大化していきます。


このような状況に自分が
長時間晒されている職場や組織の場合、

極度に感情を偽造し、抑制する
表面作用のストレス蓄積が習慣化し、
常態化してしまい、

気が付いたら不安感の増大、
うつ病、職務遂行能力の低下、
燃え尽き症候群など、

メンタルバランスを崩してしまう
リスクが急激に高まってしまいます。


特に感情労働を必要とする仕事

・高齢者支援などの介護専門職
・看護師、医師
・保育士
・教師
・サービス業、ホスピタリティ業、客室乗務員
・技術サポートなどのカスタマーサービス


本質的にすべての感情労働が
イコール悪かというと
そういうわけではなく、

仕事上、業務上、
仕方のないことであり
他人に焦点を合せた感情管理を行うことで、

相手の感情をうまくなだめ、
納得させ、良い方向へと舵をきる策にも
なることがあるから。


感情労働が起こるきっかけや
内容は個々によってまちまちなので、

自分がどういう時に、どのような内容で
最も引き起こされるのかを絞り込み、
自分自身の把握に努め、

感情労働による自身への影響を
より詳細に調べておくことも
大事になってくる。

感情労働のトリガー、そしてその結果と、
この種の仕事に伴うストレスを
どのように管理するかを理解すること。

感情労働は、他人の感情に焦点を合せて
自分を抑制し、(時に本心を偽装して笑顔を作り)
適応させ、自身の感情管理を行っていることから

ストレスや疲労の
蓄積は日々膨らんでいきます。

自己管理を強く意識しておかないと
あっという間にメンタルヘルスが
悪化してしまいます。


本心を抑制し、表面演技が発生してしまう
一般的な状況というのは、

・自分の性格や適性と、自分が置かれたポジションが
ミスマッチしていると感じる時

・自分が強く信じている価値観や信念と
自分がやっていることが一致していない時

・自分とは無関係なのに自分が
処理せざるを得ない時


つまるところは、

「やりたくないことをやっている時」
「言いたいことを言えない時」に
発生するストレスってこと。


これがよく発生する機会としては
やはり仕事ですよね。

自分に負荷がかかっているなら
嫌ならやめれば?と言うのはもちろん簡単です。

もちろん体を壊してしまうのであれば
辞めるのも一つの手段です。

まずはできるだけ感情労働を
最小限に留めるためにできることとして、


1)今の仕事に就いている理由は?



自分の本当の感情と
他人に示す感情との間のギャップによる
葛藤が起こっています。

その感情的な葛藤により
ストレスや感情的な倦怠感が生まれます。


なぜこの仕事に就いたのかの深い理由、
大きな目的を今一度思い出してみては。

・将来こういう自分でありたい。
こういう自分でいたい。こういう人になっていたい。
そのためのスキルをここで学んでいる。

・家族を路頭に迷わすわけにはいかない。
子供にしっかりとした教育を受けさせたい


今は、退屈だけど安定した仕事をしている。

自分のバリューを上げるためなど
現状に、深い意味、理由、

将来の自分が行きつく先など
人生の大きなテーマや目的と
リンクさせることで
仕事ともっと深く繋がることができるかもしれない。


2)調整する



自分にとって価値があると感じることや
やりがいがあると感じること、

真に「したい」と内側で感じることと
外側の行動のギャップをできるだけ小さく、
できるだけ近似値になるように、

上司に提案してみたり、
自身で仕事を作ってみる。

設計だけど営業もしてみたい。
図面を描くだけじゃなく直接現場の声を聞いて
コミニケーションをとってみたいからと
提案してみたり。

企画だけどどうやって営業マンが
物を売っているのかを知りたいから、
現場に同行したり、音声録音して
セールストークを聞いてみたり。などなど。

自分の「したい」にできるだけ近づくよう、
今を、可能な限り微調整していく。

退屈でつまんない状況を
なんとかして、自分でやりがいを見つけていく、
掘っていく。

自分の仕事がより面白くなるように工夫する。

大きなテーマがなく、
また工夫する気にもなれないし、
なにを、どうやっても「したい」が
見つからずに、

不満ばかり蓄積していく場合は、

もうそれは他へ移動するアラートが
鳴っていると言っても、言い過ぎではない。



3)本音と繋がる



恋人、夫婦、友人、両親など近親者に
自分の本音や心情が吐露できる人と
つながる時間を確保する。

感情労働は、自分の感情の抑制による
ストレスが大きいので

不満、不快、本音、本心を言えて、
受け止めてくれる相手がいれば、

表面的に感情を偽装する負荷、
感情労働によるストレスを
外へ逃がすことができ、ガス抜きができるから。

他にも感情的、精神的に自分自身を
満足させるものを見つけようとアクションプランを練る。

お金の為、恥、世間の評判や
他人の顔色などの恐れなどの

外部の影響は関係がない
内部の信念や理念に基づいていること。

例えば、好きなこと。楽しいこと。
大きな人生の目標など。スキルの向上など。


本当の、真の自分の理念と、
立てた目標が一致していることから、

より多くの満足感を
得ることができ、それは幸福感の向上にも
影響を及ぼすから。


休憩、休暇中に充電して
修復しリカバリーさせるための方法を学ぶこと。

■無用なストレスを溜めないようにする8つのリスト

■不安にさせる8つの欠乏栄養素



4)セルフケアする時間の確保



自分に焦点を合せるのではなく
相手の感情に焦点を合せる感情労働は
自己管理が非常に難しくなるので、

意識してセルフケアを採用し、
少し休憩する時間をとり、

自分を回復させるために
自分をしっかりと労ってあげる時間を作ること。

自分の時間を尊重し、
セルフケアの一環として、
瞑想と呼吸法は、

感情労働のプレッシャーやストレスを
和らげてくれます。

過去の後悔、未来の不安などの
モヤモヤや反芻思考を、

今、この瞬間に意識を集中させることで
中断させて、切り替える。

よりバランスの取れた、
より中立的な状態へ導くために
アシストしてくれる。

また本当の自分の感情、動機、
真にやりたいことなど、
本当の自分と対話し、チェックインする。


5)助けを求めることは恥ではない



行き詰っている時はしっかりと声を上げ
助けを求めても大丈夫だということ。

ひとり悩むのではなく、
上司に質問と前進する方法に
ついて話し合うことや
支援を依頼したり、内情を吐露する
機会を設けてもらうこと。

周りはむしろあなたを助けたいとさえ
思っているはず。



いかがでしたか?

感情労働に耐えうることができる
忍耐力、ネガティブを隠すことへの耐性は
当然、個人差があります。

元々ネガティブな性格の人は
感情的なギャップ、葛藤が発生した時、

対処するのが難しいだろうけど、

自分がこうありたいという大きな
人生のテーマへの投資時間と割り切り、
その中でもやりがいを見つけギャップを
埋めていく。心身を壊さない程度に。

そして定期的にガス抜きを行うことも忘れずに。


おあとがよろしいよう。
今日はここまで。
おしまい。


Good virtues(グッドバーチューズ)