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2022/04/16 09:38




あなたは植物オイルを味方につけていますか?

油って聞くと、脂肪、揚げ物、肥満など

少しネガティブな
イメージを抱いてしまがちですが、

植物オイルは人間にとって
非常にメリットの多いものです。


脳、神経、細胞、血管、血液、
臓器、消化器、筋肉、お肌、髪、
爪、メンタルなど

頭からつま先まで。

まるで大きな車輪を動かす
潤滑油のごとく、

これらを健康的に、良好に、
元気よく稼働してくれることに
大きく貢献してくれます。


とは言え、良いからといって、
摂りすぎはもちろんNG。


何事もバランスが大事です。


用法、容量を守り、植物オイルを
うまく日常に組み込んでいくことができれば

そこから多くの利益を享受できます。


今日はそのメリットの中でも、
植物オイルとスキンケアとの関係について。


植物オイルは何世紀にもわたってスキンケアで
使用されてきた歴史があります。


乾燥肌の保湿、かゆみ止め、ニキビ、
抗菌性、抗酸化性、抗炎症性、傷の治癒などに
効果的です。


植物オイルには2種類あり

①精油
アロマオイルと言われるエッセンシャルオイル
いわゆる香りの良いアロマってやつ。
植物のエッセンスが凝縮されたもの。


②キャリアオイル(ベースとなるオイル)
オリーブオイル、アルガンオイル、ヘンプオイル、
ブラックシードオイルなど


肌に塗る場合は、ベースとなるキャリアオイルの上に
精油を数滴入れて希釈します。


今回は、②のキャリアオイルについてです。


このキャリアオイル、
(※以後は植物オイルの記載)

様々な栄養成分で構成されています。

・ビタミン
・ミネラル
・ポリフェノール
・フラボノイド
・必須脂肪酸


また植物オイルには様々な
「化合物」が含有されています。

化合物と聞くと、人工的でケミカル的な
イメージがありますが、

まったくそういう意味ではなく、

元来天然に植物に含まれている
成分組成です。

トリグリセリド、トコフェロール、
リン脂質、ワックス、スクアレン、
フェノール化合物などと言われているものなど

多数の化合物で植物を構成しています。


各植物によってこの含まれている
量、内容など、化学構成に違いがあるから

肌への影響も、各植物によって異なる。


まー当然っちゃ、当然ですよね。


皮膚のバリア機能というのは、
レンガの壁のように構成されています。

皮膚には、表皮、真皮、皮下組織の
3つの主要な層があり、

皮膚バリアは、
角質層としても知られる
表皮の最外層のこと。

この角質層(最外層または皮膚バリア)は
「レンガとモルタル」との関係と言われています。


モルタルとはセメント+水+砂を
混ぜ合わせて作る建築材料のこと。

役割は簡単に言うと、
接着剤のようなイメージです。


レンガとして機能する角質細胞(タンパク質)は、

その周りをモルタルである
脂質(脂肪または油性物質)で囲まれています。


これら角質細胞と脂質(細胞間脂質と言われている)が
一緒になって、皮膚バリアを形成しています。


角質細胞と細胞の間を
モルタルとなって接着させる
役割のある脂質は、皮膚バリアの10〜20%を形成しています。

セラミド(脂質の30〜50%)、
コレステロール(〜25%)、および
遊離脂肪酸(10〜20%)で構成されています。


セラミドは、死んだ皮膚細胞、
汗や余分な皮脂を毛穴から取り除き、
他のものを出入りさせないことで、
肌に潤いを保ち、肌のバリア機能を
強化してくれています。

この最外層のバリアのおかげで、

それより下の細胞は安心して、
再生、修復ができ

ターンオーバーも健康的で、
正常に稼働してくれるってわけ。


このモルタルである細胞間脂質は
文字通り脂質であるので、
植物油がよくお肌になじむということ。

細胞間脂質ラメラに簡単に同化して、
角質の水分補給を強化します。


植物オイルが援軍となり、
モルタル部隊の一員となってくれ、

共にバリア機能を強化し
サポートしてくれるってわけ。

しかもビタミンやらミネラルやら
色んな化合物など、強力な武器を
ひっさげてやってきてくれるから

バリア機能強化って一面だけじゃなく、
細胞再生、シワ、くすみ、たるみなど

あらゆる肌トラブルから守り、
お肌を総合的に強化し、
アンチエイジングしてくれる
相当優秀な援軍ってわけ。



植物オイルに含まれている脂肪酸である
オレイン酸(オメガ9)、リノール酸(オメガ6)、
α-リノレン酸(オメガ3)などが
含まれているのは聞いたこがあると思います。


脂肪って聞くとイメージ悪いですが

人が絶対にとらなきゃいけない脂肪酸を
「必須脂肪酸」と言い、それがオメガ3,6。

必須脂肪酸は体内合成できないから
外部から摂取しないといけない。


これらオメガ脂肪酸の
皮膚へのメリットとしては、上記の通り。

細胞間脂質の一員として機能し、
皮膚バリア強化のための力強い援軍。

乾燥した肌に水分を与えて、蒸発を防ぐ。

シワ、たるみ、弾力、ひび割れ、
傷を癒し、バクテリアの侵入を防せぎ、
にきびを防ぐ。老化によって自然に失われてしまった
水分、油分が元に戻るように修復し、
自肌力を強化する。



ただし、こういう意見もある。

リノール酸(オメガ6)とオレイン酸(オメガ9)の比率が
高いオイルは、バリア修復の可能性が高くはなるけど、

刺激性のあるオレイン酸(オメガ9)の量が多いオイルは、

時に皮膚バリア機能に悪影響を
与える可能性があると

2017年のAmerican Journal of Clinical Dermatologyに
掲載された論文では示唆されています。


例えばオリーブオイル、マルラオイルなど
オレイン酸(オメガ9)が豊富な代表格ですよね。


とは言え、オレイン酸の摂取を
断固拒否しろということではなく、

オレイン酸はオレイン酸で
創傷治癒効果やUV曝露後の皮膚がんの発症を
遅らせるなどの研究もある。


実際にオリーブオイルには、
抗炎症性である強力な抗酸化剤を持っていて、

細胞の錆び付き、酸化の損傷を
減らしてくれることが分かっているから。


ただし、経皮吸収、局所ケアにおいて
皮膚のバリア機能強化という点だけを
クローズアップしてみると、

「リノール酸(オメガ6)が豊富で、
オレイン酸(オメガ9)が少ない植物オイル」


というのは、

炎症発症率がかなり低くなることが
分かっているため、

皮膚バリアの修復においては、
かなり有効的である可能性が高いってこと。


だからニキビができやすく脂性肌の人や
毛穴詰まりが起きやすいタイプの人、
オイルの感触が軽いのが好みの人は、

リノール酸が高いオイルは
向いているとも言えます。


下記は、ChemProと2018年の
カリフォルニア大など含めて4大学の
研究者による論文を参考にして、

植物オイルのリノール酸とオレイン酸の含有%を

独自にまとめてみました。


・ChemPro
・皮膚バリア修復用の天然オイル:現代科学に裏打ちされた古代の化合物




※これらは気候、環境、条件、
プロセスなど全てが同じ条件で
測定されたわけではないなので、
あくまでも参考程度に。





いかがでしたか?


植物オイルによる脂肪酸と
皮膚バリア強化との関係について。


もちろんオメガ脂肪酸は、
バリア機能強化にとって
非常に大切な要素の1つではあるんだけど、

それだけでお肌に良いオイルだよねと
安易に判断する脂肪酸組成信者にならず、


植物オイルはビタミン、ミネラル、
植物化合物、フラボノイドなど多数で
構成されているので、

それらがどのように含まれていて、
どのように肌へ効果的なのかを知っておけば、

その時に必要な個所やタイミングで
最適なオイルを選べて、
効率的にケアできるようになる。


(ブラッククミンシードオイル)


脂肪酸という観点で言えば、

脂肪酸信者からしてみると
オメガ3,6,9の比率だけ見ると、
他にもバランスの良いオイルはある。

ただし繰り返し言うけど、

植物オイルが美肌に貢献するかどうかは
脂肪酸組成の比率だけではない。

オメガが全てではないということ。


むしろそれ以外の部分が
アンチエイジングにおいて圧倒的に差がつく、
大事なポイントでもあるってこと。


脂肪酸組成以外では、

■アミノ酸は18個配合され、

必須アミノ酸と呼ばれる9つのうち、
全て含有されています。
(バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、
リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、
スレオニン(トレオニン)、ヒスチジン)

更に(非必須アミノ酸:体内で 合成できるが、
様々な働きが あるため、摂取したいアミノ酸)として

グルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、 
グリシン、プロリン、セリン、アラニン、
チロシン、システイン


■ビタミンA、B1、B2、B3(ナイアシン)、
B5(パントテン酸)、B6、B7(ビオチン)、
B9(葉酸)、B12、C、D、E、K

■緑黄色野菜に多く含まれるベータカロチン

■ミネラル主要7元素を含有
(セレン、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム)

■更にミネラル 微量 9 元素の うち7つを含有
(鉄、亜鉛、銅、クロム、マンガン、ニッケル、セレニウム)


■天然化学物質

ブラックシードオイルにだけに
配合されている特別なエイジングケア成分、
チモキノン、チモヒドロキノン、チモール、ニゲロン


ブラックシードクミンシードオイルの
お肌へのメリットはここでは書ききれない。

なぜなら人間にとってメリットのある
栄養成分がなんと100種類を超えてしまっているから。


これほど栄養素が含まれている植物が
いまだ地球上にはなく、

コロナを機に”免疫力”という点で、
他の植物よりも頭1つ、2つ
飛びぬけていることから、

世界中で注目を浴びている
古くてまったく新しいオイルです。


アメリカのFDA(厚労省みたいなもん)からも
安全だと承認されています。


一部を下記に記載してありますので
良かったらみてみてください。
きっと理解が早まります。




おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。






Good virtues(グッドバーチューズ)