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2022/03/18 14:00





最近、少しづつ暖かくなってきましたね。

春ってのは、気温は上昇していますが
湿度は非常に低い状態です。

そう、めちゃくちゃ乾燥しちゃいます。


冬が終わり、温かくなり、気持ちも
どことなく緩みがち。


肌にとって、最も油断しがちで、
あなどれないのが

この春です。


そこへきて花粉、黄砂、アレルギー反応など、
外的刺激の高まりもあり、

簡単に肌トラブルを招き、
悪化してしまいます。


痒みや湿疹などの反応はもちろんですが、

中でも、この時期に増えてしまうのが
ニキビです。


冬から春ってのは、
気温の寒暖差によって自律神経が乱れがちになり
心身不良からのニキビってのもあるんだけど、


この時期のニキビができる要因として
非常に大きいのは、「乾燥」です。


冬ほど保湿ケアや、部屋の湿度について
デリケートにならずに、

ケアが怠りがちになるってのも
少し関連があるかもしれません。


そこで今日はその乾燥肌からくる
ニキビについて。


ニキビってオイリー、
脂性肌からくるってイメージが強く、

皮脂が過剰だからできるってのは
確かに要因としてはあります。

でもその逆に、お肌が乾燥している場合も
ニキビの大きな要因としても挙げられます。


ニキビってのはそもそも、
皮脂、汚れ、バクテリアが
毛穴の毛包を詰まらせることで引き起こされます。


乾燥肌だと、表皮のバリア機能が弱く、

機能が弱まっているから、
ターンオーバーされるサイクルも
しっかりと整っていないため、

死んだ細胞や古い細胞が
サイクルに沿わずにどんどん
蓄積していきます。

それによって毛穴を詰まらせ
ニキビが起こってしまうっていうケースです。


また肌が乾燥することによって、
なんとか肌は皮脂を出そうと必死になります。

肌の水分不足を補うために
油が過剰に生成されているってケースです。

必死になることで、
過剰に皮脂を出しすぎてしまい、
それによってオイリー肌となり、

結果的にニキビになるって
ケースもあります。


このように乾燥肌はニキビを引き起こす
大きなトリガーとなるってことです。


そこで、これらに対処するためには、

お肌の水分を十分にキープし、
乾燥から肌を守るってことが
とても大事になってきますよね。


そこで、


1)スキンケアルーチンを見直す



・皮脂をとりすぎないように
刺激の強い洗顔料、スキンケア製品を選ばないようにする。

・過度な洗顔を避け、1日2回だけにする

・むやみな角質除去は避ける

古い角質を取り除いて
ターンオーバーサイクルを整うようにするのに
スクラブ剤やピーリング剤などあります。

刺激の強い製品は、肌へ刺激を与えてしまい、
また皮脂を取りすぎてしまう可能性もある。

頻度を守り、なるべくお肌に優しい商品を選ぶようにし、
分からない場合は、皮膚科医、
エステティシャンに相談してみる。


・入浴後は、肌に潤いを与える保湿ケアを
できるだけ早く塗ること。

また入浴後の水分は肌をこすらず、
タオルで軽くたたくこと。


・オイリーだからって保湿ケアしないのはNG。

皮脂が過剰だからとスキンケアをしないと
お肌への栄養や水分が不足し乾燥やニキビ、
肌トラブルを招きます。

肌に油分が多いからといって、
水分が多いとは限らないことを忘れない。


乾燥からくる脂性肌も、

純粋な脂性肌も


良質な植物オイルというのは、
皮脂をコントロールしてくれる作用があります。

細胞と細胞の間には脂質が流れています。

脂質は文字通り、脂なので、
オイルはお肌によくなじみます。

植物オイルは細胞間脂質の一員として同化し、
皮膚によくなじみ、皮脂のコントロールを
促してくれます。

脂性肌にオイルは余計に過剰になると
一見心配になりますが、

それは栄養価のスカスカなオイルであって、

良質な植物オイルならまったく
問題になりません。

実際には、皮膚に水分を戻すのに最適な方法であり、
ニキビや吹き出物をなどの炎症を抑え、
数を減らすのもにも効果的です。


その良質なオイルとは、

・ビタミン、ミネラルが豊富で

・抗菌作用、抗炎症作用が高く

・栄養価が壊れていない

・ノンコメドジェニックオイルであること

(ノンコメドジェニックオイルとは、
毛穴を詰まらせず、ニキビができにくいオイルを指し、

具体的にはコメドジェニック指数が2以下のオイルです。

そして、5の評価を持つほぼすべてのオイルは
ニキビができやすくなります。)


ちなみに弊社が使用している
ブラックシードオイルの指数は2であり、

ノンコメドジェニックオイルに分類されるので
毛穴を詰まらせる作用は低くなっています。



これら条件が整っており、
良質なオイルであればあるほど、

オイルコントロール力は高まり、
皮脂を正常に整えてくれ、

皮膚も水分を保持できるようになり
バリア機能も高まります。

そんなオイルどこにあるか分からないよって人は、

下記に詳細を記載していますので
良かったら参考にしてみてください。



2)ライフスタイルを見直す



・入浴は熱いシャワーじゃなくぬるま湯にし、
10~15分以内にする。

・頻繁に水を飲み、体内への水分を補給する。

・しっかりと部屋を加湿する。

・ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸を摂取する。

果物、野菜、赤身のタンパク質、
良質の脂肪を含んでいる魚、アボカド、
ナッツなどの抗酸化物質が豊富な食品。

これらは皮膚の保護機能を果たし、
水分の損失を減らし、皮膚の水分補給を
高めるのに役立ちます。

逆にジャンクフードや高脂肪、高カロリー食、
お菓子、精製された複雑な炭水化物(白パン、白パスタ等)、
高度に加工された食品など

皮膚に炎症を起こしやすく、水分保持機能も
弱体化してしまう。

2020年の研究では
脂肪の多い食事は、皮膚の炎症を引き起こし、
皮膚の保護機能を妨げる可能性があることが
分かっています。

または清涼飲料、砂糖菓子は、血糖値を
急速に上昇させ、インスリンレベルを上昇させる。
インスリンレベルが高くなると、皮膚が乾燥し、
厚くなり、乾燥肌を招くことも分かっています。


・過剰な量のカフェイン、アルコール、
ニコチン、過剰な塩分はできる限り避ける。
水分を体外に排出してしまうから


・ストレスを溜め込まない

ストレスと皮膚とは密接に関連しています。
ストレスの蓄積で、湿疹、蕁麻疹、炎症、
ニキビ、乾燥肌など肌トラブルを
引き起こす原因となります。

ストレスは肌のバリア機能を弱めてしまい、
水分を保持機能が低下してしまう。

または発汗の増加によって乾燥肌につながる
可能性もあります。

深呼吸や瞑想、マインドフルネス、
ジャーナリング、テレビやスマホ、
PCなどデジタルデトックスなど

定期的なストレスコントロールができる
時間を確保する。

他にも定期的に運動できるような仕組みを整えること、
1日10分でもリラックス時間(入浴、趣味、自分の時間)をとること、

しっかりとした睡眠をとるための
睡眠儀式を確立することなど

当たり前のことを、当たり前に実行する。





このように、ニキビは
乾燥肌から生じてしまうということ。


だからこそ、保湿ケアをし、
バリア機能を高めることは、
非常に重要になってきます。


良質なオイルでの保湿ケア、
食事、ライフスタイルを変更することで
乾燥によってできるニキビを
減らすことができます。


でも、上記の事を全て完璧にこなすのって
中々ハードですよね。

中には習慣化しているアクションもあるので

今までのことを急に変更したり
新しいことを試みて定着させることって
そう簡単ではないです。

ですので、一気に全部をやろうとせず
まずは簡単にできることからはじめてみる。


簡単で効果が非常に高いものとして、

食事に栄養価の高い物を1つ
足したり引いたりすることです。

果物を1品出す、肉の日を減らし、
魚料理の日を増やす、野菜を多めにとるなど

ビタミン、ミネラル、
必須脂肪酸を増やすこと。

豊富な栄養価の高い植物オイルなら
スプーン1杯を飲んだり、
ドレッシング代わりに使用したり、

または外部からは
コスメによってお肌に塗ることもできますよね。

足りない不足部分の栄養素を
しっかりと補ってくれる強い味方となってくれます。


ちなみに、
乾燥肌であることを皮膚科に行って伝えずに、
ニキビ治療薬をもらっても

その薬には、逆に乾燥してしまう成分として

レチン-A(トレチノイン)や
アキュテイン(イソトレチノイン)など

局所レチノイドや過酸化ベンゾイルのような
局所抗菌剤が入っていることがあり、

乾燥を招き、違う部位に再びニキビが
できるってケースが結構あります。


乾燥肌であることを伝えることと
保湿ケアも同時にしっかりと行うことが大事で、

保湿剤の上から、ニキビ治療薬を塗っても、
保湿剤が緩衝材となるので乾燥を防げます。

ご参考までに。




おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。




Good virtues グッドバーチューズ