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2022/03/15 12:34




「お肌パリパリ・・・」
「粉吹いてる・・・」
「痒い・・・赤くなってる」

その乾燥肌、辛いですよね。


特に春にかけて、
花粉や寒暖差の変化で、

人によっては冬よりも
更に乾燥肌レベルが
進行してしまうって人もいるくらい。


乾燥肌は放置しておくと、

バリア機能がどんどん低下し、
ターンオーバーも乱れ、
肌が老齢化して、抵抗力がなくなり、

シワ、かゆみ、痛み、ニキビ、

ひび割れ、うろこ状皮膚、
感染、湿疹の慢性化など

あらゆる皮膚トラブルを患ってしまい、

またその不快感は、
QOL(生活の質)低下の
要因にも繋がります。


特にアジア人、日本人は欧米人に比べて、
表皮が薄く、経表皮水分喪失が
最も高いとされています。

経表皮水分喪失量:TEWL

これは非発汗条件下で体が失う水分量。

水分喪失量が低いほど
バリア機能が高いってこと。

測定すると、アジア人が最も水分を
損失してしまいやすいと報告されています。


また皮膚の反応性についても最も敏感で、
外的刺激に直ぐに反応し、
刺激に弱いとされています。

”2014年 The jounal of Clinical and Aesthetic Dermatology”


またアジア人はメラニンが
多く存在していることが分かっています。

これは光によるダメージから
保護するのに役立ちますが

紫外線によるダメージ、赤み、
肝斑、そばかす、シミなど

色素沈着関連のトラブルを
患いやすいとされており、

研究では日本人は白人女性よりも
早い年齢で、多くの色素斑を発症することが
報告されています。



遺伝的に、人種的に、
お肌がそれほど強くない私達。


中でもドライスキンは、
永遠のテーマと言えるほど、
日本人の多くが悩まされています。


しっかりと乾燥肌をケアすることは、
人生の幸福度をあげていくことにも
繋がりますよね。



乾燥肌を引き起こす要因として

・年齢

人は加齢と共に皮膚の層が薄くなっていき
バリア機能も低下し、
水分保持する力が低下します。

また皮脂腺の活動力も低下し、

皮脂を生成する生産能力や
皮膚を保護する力も弱体化していきます。


・気候

夏は高温多湿、
秋冬は特に空気が乾燥する日本。

クーラーによる乾いた冷気を
お肌に浴び続けることや
室内の空気に含まれる
水分を減らしてしまうこと、

またエアコン、ヒーター、ストーブなど
暖房器具の使用で、
部屋の湿度を下げてしまうことなど

お肌の水分を喪失しやすい気候、
環境により、乾燥肌を招きやすい。


・職業

看護師、美容師、商業施設等の従事する人、
CAなど、特定の環境下で働く人は
お肌が乾燥しやすくなる。


・ライフスタイル

長時間の入浴、熱いシャワーを浴びることや
皮脂を過剰に落とす作用の強い石鹸、
洗剤、シャンプーの使用。

過剰に塩素化されたプールでの
スイミングを日課にしている人は
皮膚の表面の皮脂が洗い流され、
肌が乾燥をしてしまいます。

喫煙、アルコール、カフェイン入り飲料の
過剰摂取は、

体内の水分を排出してしまう作用があります。

不健康な食事、ストレス、
睡眠不足、運動不足なども、

お肌が健康的に機能し、
柔らかく、しなやかに、
バリア機能が正常的に機能する力に
影響を与えます。



・栄養素の欠乏

皮膚が、水分をしっかりと
キープする力を強くするためには

「栄養素」が絶対的に
必要とされています。

この栄養素が不足すると

肌は、水分を長く、多く、
保ってられません。

直ぐに「しんどい。疲れたし保つのやーめた」って放棄される。


皮膚の水分を維持するために重要な

・必須脂肪酸(EFA)の欠乏

・ビタミン、ミネラルの欠乏

ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、
ビタミンD、ビタミンE・・・

ミネラルでは亜鉛、鉄、セレンなど


これらの欠乏は、
急激に肌を乾燥させてしまいます。


2020年の研究によると

脂肪の多い食事、砂糖の多い食品は

皮膚のバリア機能を低下させて
炎症反応が過敏になることが
分かっています。

ジャンクフード、加工食品、レトルト、
過剰な白砂糖や塩、スイーツ、お菓子、
ソーダー飲料、人工甘味料、化学物質など、

これら過剰摂取する習慣や、
不健康な食生活は

肌を乾燥させ、損害を与える要因にもなります。





そこで、


■入浴方法を見直す

気温が下がると熱いお湯で
長風呂したくなりますよね。

しかし、お肌が乾燥している時や
乾燥している時期は、

・シャワーや入浴時間を5分~10分未満に制限します。

熱いお湯は、健康的な皮膚を維持するための
天然の皮脂を剥がし、取り去ってしまいます。


・石鹸の使用を最小限に抑えます。
お肌に優しい、皮脂を落としすぎない石鹸や
シャンプー、ボディーソープを選ぶ。

乾燥個所をゴシゴシと強く洗わず、
手で優しくなでるように洗う。

湯上りは柔らかいタオルで
軽く皮膚を叩くように優しく拭いていく。


・お風呂やシャワーから出た後、
3分以内に直ぐに保湿剤、オイルを塗る。

その際、出来る限りナチュラルなものや
ビタミンやミネラルが豊富な
栄養価の高いオイルを選ぶ。

参照:アメリカの湿疹協会



ちなみに入浴法で、乾燥肌の人向けに
オートミールバスというのが
海外の皮膚科医や美容家など
多くのスキン系専門家が推奨している。


実際にアメリカではオートミールは
1945年から既に炎症性皮膚状態の治癒法として
確率されていて、

食品医薬品局(FDA)は
2003年にオートミールを
正式に皮膚保護剤として承認している。


オートミールは、水に結合する多糖類(長鎖糖)と
親水コロイドが含まれています。

皮膚に結合したら水分を保持し、
刺激物に対する保護バリアと機能してくれる。

またオートミールに含有の
アベナンスラミドという成分は、
オーツ麦の主要なポリフェノール抗酸化剤であり、
炎症や痒みに効果的なことが分かっている。


更にはベータグルカンが高濃度に
含有されていることも。

ベータグルカンは
キノコ類にも多く含まれていて、
とろみがある成分で、
ヒアルロン酸の2倍以上の保湿力、
保水機能があることでも有名です。


市販のオートミールを使う。
高いオートミールでなくてもいい。

コップのサイズは何でもよく
だいたい1杯~2杯のオートミール。

フードプロセッサーで砕いて粉末にする。
なければそのままでも構はない。

次に、不要なパンストや
コーヒーフィルターに入れて、
オートミールがこぼれないように
上部を結んだり、輪ゴムで絞める。

あとはお湯につけるだけ。

軽く揉み込む。お湯も乳白色になってくる。

だんだんとお湯に溶けだしていきます。


入浴時間は長くて10分未満、
最大でも15分未満に抑えること。


■加湿器を使用し、必要な水分を空気に加えます


■綿100%など、通気性のある柔らかい生地を着用する


■適度に運動をし、
睡眠をできるだけ深くすることを意識する。


■カフェインは水分を体から放出してしまうので
カフェインを含まない飲み物にして
体内を十分に水分補給する。


■ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸の摂取




乾燥肌に効果的なビタミン、
ミネラル、必須脂肪酸。

これらをお肌から補給するコスメや
食事から摂取する。

これらはバリア機能を正常化させるために
絶対的に必要な栄養素。


これらの栄養素が体内に少ない状態で
バリア機能が高く、保湿力が高い人というのは、
極めて稀であるということ。


大多数の人は、これら栄養素が不足し、
免疫力が落ち、お肌に何かしらの兆候
として現れます。


健康的でバランスのとれた食事をとらないと、

皮膚のバリア機能や保水機能が
正常に機能してくれないので、

乾燥に立ち向かえません。


そこで、下記は乾燥肌に効果的な食事リストです。


・ブラックシードオイル

ブラックシードオイルには、
微量元素、ビタミン、葉酸、チモキノン、
結晶性ニゲロン、アミノ酸、サポニン、
繊維、リノレン酸やオレイン酸などの
タンパク質や脂肪酸、揮発性油、アルカロイド、
鉄、ナトリウム、カリウムおよびカルシウムなど

なんと100種類以上の活性成分、30種類以上のミネラル、
確認されているアミノ酸は15個含まれていて、

9つの必須アミノ酸のうち、8つを含んでいて、
準必須アミノ酸のシステインとチロシンも含まれおり、
ほぼ網羅できてます。


他にもタンパク質、ビタミンA、B1、B2、B3、C、
ベータカロチン、ビタミンK、ナイアシン、葉酸
カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム、セレン、亜鉛。


他の植物に比べて圧倒的に
植物栄養価が高く、
またケア範囲も幅広く網羅していることから

ムハンマドは「死以外、すべての病気を癒す」と
褒め称えたとさえ、言い伝えられているほど。


ブラックシードオイルのお肌への効果効能


・サツマイモ

NASAも認めているほどの
カロテノイドおよび抗酸化物質が豊富。
そしてビタミンAが豊富。

ビタミンAは皮膚細胞の生成と
修復に重要なビタミンです。

ビタミンAがないと肌は乾燥して、
バリア機能は弱体化し、外敵からの
ダメージを受けやすくなります。

ビタミンAの不足により、
乾燥からくる湿疹、炎症など
皮膚トラブルが起こりやすくなることが
分かっています。



・キウイ

ビタミンCの豊富な栄養源。
他にもグアバ、イチゴ、柑橘類、キウイ、赤ピーマンなど。

ビタミンCには、細胞をサビつき、
酸化させるフリーラジカルへによって
引き起こされる細胞の損傷を、
最小限に抑えてくれる抗酸化作用が非常に高く、

また皮膚のバリア機能を強化してくれ、
水分損失を減らすのに向上にも役立つことが
分かっています。



・大豆、アーモンド、オートミール

豊富なビタミンDが含有されています。

ビタミンDは皮膚バリア機能の向上と
細胞の成長促進に不可欠な
栄養素であるとされています。

ビタミンDレベルと皮膚水分量とは
深く相関関係にあり、

ビタミンDが低い人は
皮膚の平均水分レベルが低く、
乾燥肌を引き起こすレベルが高まることが
分かっています。


・ヒマワリの種

ビタミンA、C、Dが豊富に含まれ、
特にビタミンEが豊富です。

乾燥肌、炎症、有害な
フリーラジカルから肌を保護します。

ビタミンEは、皮肌のコラーゲンと
エラスチンを保護してくれ、

膚細胞内の水分を閉じ込め、
皮膚の水分補給を長期間維持してくれる栄養素です。

乾燥肌に効果的に機能します。

・牡蠣

豊富が非常に亜鉛。

亜鉛は皮膚の乾燥、
抗炎症、痒み、赤み、ニキビなどから
守ってくれる、皮膚を健康に保つ
必須ミネラルです。

皮膚には乾燥肌や乾燥肌からくる湿疹などから
守ろうとする免疫システムがあります。

亜鉛はその機能がしっかりと稼働するように
強力に後方支援する役目を持っています。


・マグロ

セレンが豊富。セレンはミネラルです。
セレンは炎症や乾燥肌に効果的。


・アボカド

オメガ3が豊富な食品です。

保湿を助け、水分の蒸発を防ぎ、
肌の水分を維持してくれる健康的な脂肪酸。

オメガ3は乾燥した皮膚や
皮膚炎に効果的とされています。

また乾燥肌に効果的とされる
ビタミンB群の一部である
ビオチンの優れた供給源でもあり、

他にもB群の葉酸、
保水機能向上のビタミンE、
カリウム、レシチンなど

皮膚が潤いを維持するために必要な
多くの栄養素が含有されています。


・緑茶

緑茶には、肌の健康に欠かせない
コラーゲンレベルを高めるビタミンB2、
水分保持機能を高めるビタミンEが
豊富に含まれています。

また肌の水分補給に役立つ
アミノ酸であるL-テアニン。

緑茶に含まれるポリフェノールのほとんどが
カテキンです。カテキンは、自然な抗炎症剤と
機能し、刺激、赤み、腫れを軽減してくれる。

緑茶はカフェインが少量含まれていますが
脱水になる可能性が低く、
カフェインレベルが穏やかで適度です。

緑茶はコラーゲンとエラスチン繊維の含有量を
増加させることは分かっています。


・ターメリック(ウコン)

アダプトゲンに分類されているターメリック。

インドでは何千年もの間スパイスや
薬草として使用されてきました。

中でもクルクミンという成分は
ウコンの主な有効成分です。

強力な抗炎症効果があり、
乾癬や皮膚炎に効果的であることが
分かっています。




いかがでしたか?


乾燥肌の原因というのは
1つというより、

環境、気候、気温、ライフスタイル、
年齢など、様々な要因が
複雑に絡み合って起こります。


抜本的に健康的なバリア機能へと
改善させるには、これらを総合的に、
多角的に見直す必要があります。

あまりにもひどい時は医師の指導を仰ぐこと。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。

Good virtues(グッドバーチューズ)