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2022/01/11 14:00



あなたはとある目的地を目指している道中、

もう少しのところまできていたとします。

「この先工事中。ここは通り抜けできません」という
看板が立っている。

「えーーうそーーーまじかーーー
通れるはずなのに・・・・」

遠回りせざる終えない状況になりました。


このまま諦めてキャンセンルし、家に帰りますか?

それとも別のルートを模索して目的地を目指しますか?


予期しないことが起こり、別の方向に
進まなければならなくなったとき、

目標や夢を達成することにがっかりし、
失望し、ネガティブな感情に襲われます。

遠回りしなくちゃいけなくなった
イライラやストレス、未知への領域への不安や恐れも
引き起こします。


人生も同じですよね。


思い描いた人生の通りに、
計画的に物事がうまく進むことってほぼないです。

障害物は人生で必ず遭遇する。

予期しない回り道。

それをまったくゼロにすることはほぼ不可能。

残念ながら人生はこの種の
障害物で溢れています。


病気、死別、交通事故、見知らぬ街への引っ越し、
災害、倒産、リストラ・・・

小さなことから、命に関わる大きなことまで。


「こういう時に限って・・・」

「なんでわたしだけ?」


閉鎖された前方。
壊された夢や目標への落胆。

人生は変化の連続。


人生の予期せぬ迂回路、
人生の回り道は誰しもに起こります。


その回り道を受け入れますか?

それとも「なんで私なの?」と不平不満で

受け入れを拒否し、抵抗しますか?


人は変化する時、その変化に抵抗します。

変化への恐れは、不必要な苦しみを引き起こします。


また、人生の変化に対して、

無理矢理明るい面だけ見ようと、
無理してポジティブになろうと

変化することへの苦しみ、
悲しみなどの感情を無視したり、
奥底へ追いやっても

それは今の自分を
否定することにもつながり、

目の前の現実、状況、感情と
しっかりと向き合うのではなく、

ただ傷つきたくないから逃げ、回避し、
避けているだけなので、

いずれ不安、心配、ストレス、
痛み、悲しみがその何倍にも大きくなって
表層化、顕在化してきます。


そこで、人生の予期せぬ遠回りに
対処するための基本的なステップとして、


1)落胆しても構はない



予期せぬ遠回りが発生してしまった時、

目標達成の意欲も失せ、
悲しみ、喪失感、がっかり感が
半端じゃない時もある。

こういう気持ちを
引き起こすのは当然のこと。

そこでこれらの感情を
体験してください。

ようは、思う存分に悲しんでも、
泣いてもいいよということ。

自分の今の感情に嘘をつかない。
今の感情を正直に感じてあげること。

今の感情を偽って、我慢して、
見て見ぬふりをしても最終的には悲しみ、
恐れ、痛みは奥底でマグマのように残り続け、

そのストレスは何倍にも大きく膨れ上がり
火山のごとく大噴火するだけだから。


悲しみ、泣き、辛い時は
その感情を感じてもいいということを
自分に許可を与えてあげる。

むしゃくしゃして、
もうどうにでもなれと言わんばかりに、
決して自己破壊的な行動(アルコール過剰摂取、
暴飲暴食、薬物、自分を傷つける)をとらないこと。


悲しみ、泣き、辛い時、

例えば、
その感情を紙に書く感情ジャーナリング(感情日記)を
綴って吐き出すことは心理学でも薦められている。

とにかく感情を吐き出すために
今の感情を書いて、書いて、書きなぐる。

なんでもいい。モヤモヤしていること、
イラついていること。

書くことない時、「書くことないや」と書いていく。
書くことなくても全く気にしない。

「まー別にいいか」と思ったら、
紙にも”まー別にいいか”と書いていく。

ポイントはひたすらペンを走らせ
ペンを止めないこと。

脳からノートへ。

「なんもねーわ」と何度も書き続けながらも、
そのうち思考が脱線したり、
ふと思いついたり、発想が
降りてくることがあるから。


他にも、身近な人や信用の出来る人へ
自分の思っていること、感じていること、
正直に、素直に、

自分の弱みを見せたくないなどの
変なプライドはかなぐり捨て
感情、心情を吐露すること。


悲しむ時間を自分に与え、
しばらく泣いたら、その後は、顔を洗い、
新しい日を迎えなければいけないということ。

つまりは、しっかりと悲しんだ後は、

変化する状況に抵抗せず、
それを受け入れて、

適応していくための次のアクションプランを
練るステップに入る必要があるということ。


それをしないと、悲しみやストレス、
不平、不満は慢性化され、

いつもそのことについて考える反芻思考する
時間が増えてしまい、その場で立ち往生し、

心身共に消耗し、次へと歩みを進めることが
できなくなってしまから。



2)完璧である必要はない



計画通りが全てではないということ。

計画外、道から外れ、遠回りすることは、
目標を達成する意欲が失せ、落胆してしまう。

何かを目指している時というのは、
予期せぬ遠回り、別の方向に進まなければ
いけない事態が発生してしまうことは、
常であり、それはつきもので、
むしろ遭遇は不可避だということ。

人生において、最高の教訓というのは、

大半は、予期せぬ経験や不測の事態から
生まれているということを
忘れてはいけない。

完璧に、思い描いた通りになる人生はなく、
むしろ完璧である必要はないということ。


前方がふさがれ、別ルートで目指す遠回りは
人生の別の道を見る絶好の機会となります。

新しい場所を訪れ、
新しい人に出会え、
新しい世界に触れ、
新しい情報、知識を学び、
新しいアイディアを創造する

思考、視点、見聞は
無限に広がっていく。

前方に障害物がなく、
スムーズに通れていては
見えなかったであろう景色の見え方が会得できる。

遠回りは、自分を成長させ、
深みを持たせ、人生を充実させるための
搭乗チケットであるということ。

回り道にしか落ちていない
自分の”無限の可能性”。

回り道にこそ心を開くこと。

挑戦する機会へと変わり
自己成長がはじまるシグナルとなるから。


3)その人生を受け入れる



予想外、想定外の遠回りを余儀なくされ、

自分が当初描いた理想、計画通りの人生とは
まったく違う人生になったとしても、

ふてくされ、投げやりになるのではなく、
それは自分だけのオリジナルのストーリー。

それはそれでかけがえのない、
大変価値のあることで、
非常に素敵なことだということ。

それを胸に、自分が与えられたものを
最大限に活用することに集中する。



4)コントロール不可なことに集中しない



その進路変更せざる終えない状況は、
コントロールできないこと、不可抗力なこと。

自分の力ではどうすることもできない
ことであるということ。

工事中で「通行禁止」という看板が立てられ、
前方が塞がれてしまっている状況は、
自分の力ではコントロール不可なこと。

変えられないことに不平、不満、
ストレス、不安を抱えてエネルギーを注いでも
変えようがない。

状況を受け入れ、
自分のできることにのみ集中すること。

怒りや悲しみ、失望という暗闇の中でも
光をみること。

これら辛さは単に人が感じる幾多ある
感情の中のたった1部分でしかないということ。

今後も障害物は避けることはできない。

失望や落胆から立ち上がり、
過剰な期待を現実にアジャストさせて調整し、

再起動すれば

この失望は、次に成長する機会、
大事な教訓になっているということ。


自分の状況に同意し、理解し、受け入れたら、
次は再び始める時。

・「この状況がもたらす新しい機会は何ですか?」
・「新しいスキルを習得する必要はありますか?」

つまりは
「次にとるべきアクションは?」ということになる。



5)プロセスを信頼する



計画にない、予測していない遠回り。

次にとるべきアクションに集中する。

目的地だけではなく旅に集中する。

違う道へと逸れてしまう
不安や心配を受け入れる。

その過程での経験や
機会を受け入れる限り、

最終目的地への結果に関係なく、
もはや成功していることは間違いない。

すべての遠回り、人生の試練が
人生の旅の途中であり、プロセスの一部であり、

最終的には自分の幸福のためにも
必要なことなんだということを信頼する。

遠回りしている自分を信頼することを学ぶ。

自分自身を信じること。


6)臨機応変に



例え別ルートを体験していくことによって、
当初の目的地が変更されても、
それは何も問題がないということ。

柔軟に、臨機応変に。
目的地は1つではないということ。

再考して気が変わっても問題はないという
許可を自分に与えておくこと。


「これでうまくいかなかったら人生が終わる」と
デッドオアアライブ感を強く思はず、

まだ他にも別の道があり、
他にも機会はあるということを忘れない。

ルートAだけで思考回路を
強固化させずに

ルートB、ルートCなどもあり、
思考に幅を持たせ、柔軟にということを
常に頭にいれておく。



いかがでしたか?

例え遠回りになったとしても、
その与えられた人生を
どのように受け入れることができるか。

どう反応するかは任意です。

時間をかけて、この新しい道を
最大限に体験する。

遠回りの風景をしっかりと見る。

回り道にもっと忍耐強くなる。


人生が自分に与える
これらの機会を受け入れること。

遠回りは、知らなかったまだ見ぬ自分と
出会える発見につながる道だから。

遠回りの道を通して、
自分自身についてこれまで以上に深く学ぶ。

自信が高まれば、
環境の変化に対するいらだち、
恐れ、不安や心配で自分を立ち往生
させることは少なくなるのでは。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。



Good virtues(グッドバーチューズ)