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2021/12/23 14:00



「その方法で合ってるの?」
「その方法で解決するの?」

目の前の困難やストレス、痛みの
イベントに対して、

あなたのその対処方法は問題ないですか?

良かれと思ってやっていること、
良いと信じてやまないこと、

もしもその回避戦略が
実は事態を悪化させていたとしたら
どうですか?

自分の決断を信じ、
良くしようとしているその作戦が
うまくハマり軌道修正できれば問題なく、

でも、そうなっていない時、

そうじゃないんだという現実を
素直に受け入れ、
その対策、その思考を直ぐに変更、見直し、
修正できますか?


今日は「創造的な絶望」について。

これは心理学用語で、
アメリカではメンタルヘルスの現場で
使用されている概念。

名前だけ聞くと、絶望?って
非常に強い言葉で、お先真っ暗感満載なんだけど、
そうじゃなく、むしろその逆。

ようは、回避しているつもりのその戦略。
信じきっているその戦略。

実は事態の悪化を招いていたり、
または結果が出ていない時など

それを素直に受け入れ、その道を諦めて、

別の方法で、新しい価値観をもって
道を切り開いていくのを助けること。って概念ね。


誰しもが、良かれと信じてやまない思考ルートを
通行止めにされるのは戸惑うし、

そう簡単に「はい、そうですか」と
割り切れない。

安易に他手段を
採用するのには抵抗がある。
恐怖や不安がってしまう。


現実、今を受け入れない。
受け入れは痛みを伴う可能性があるから。

理想の未来への意識へ逃げ、
意識が将来、未来の大きな結果、
大きな理想に向きすぎていると、

だから、うまくいかなくても、
長く続けてしまっていたり、

効果の出ないやり方に
いつまでも固執し執着し続けて
しまっていたりすることがある。

問題を解決するための
一生懸命なアクションが、
問題が悪化してしまうというパラドックス。


未来のために、目標のためにと
未来志向は大事。でもそれで
現実が盲目的になっていいという
ことではない。


創造的な絶望は、効果的だと信じ
回避しているその戦略が、
逆効果になっていたり、
効果を生まない生き方をしてしまっている時、

その現実を直視し、受け入れ、
納得させ、機能していないものを手放し、

また別の、新たな生き方を
創造していく。

第二の新たなルートを創造し、
道は1本だけじゃないことを知らせ導き、
ガイドしてくれる。

希望に満ちた気持ちを生み出してくれる。


回避しているつもりが
結果的にうまくいかなく、
それに気づかず、もしくは受け入れて、
認めることで、傷つくのが怖くて、
見て見ぬふりをし、

ドツボにハマっていく場面ってよくあること。


特にコロナがひどかった期間は、
やりたかったこと、好きだったこと、
生きがいだったことができない。

その現実を受け入れると、
不安で悲しく辛い気分になるから

傷つきたくないと、その感情を避け、
見ないように、隠そう隠そうとして
奥へ追いやり、辛い感情を無視しようとし、

無理矢理、ポジティブにいようとしたり。

逆にできなくなってしまった過去の後悔や
未来の希望や理想を延々と反芻することで

今に目を向けず、瞬間を十分に味わわず、

今を大事にしないことに
精神的エネルギーを費やし、

逆にそれによって更に日々が
つまらなく、退屈で、不満ばかりで、
どうしようもなくなってしまうなど。


もし創造的な絶望の概念ならば、

もうその方法は無意味なんだと手放し
受け入れます。

今の自分の状況、現実を受け入れ、
その痛みを伴う可能性をも引き受け、

創造的に、「今、この時間で何ができるか?」
「自分が大切にしていることをするために
何に、どのようなことに、
時間を費やせばいいのか?」と

今、目の前のことに最善を尽くす、
ベストを尽くすという思考ルート、

創造する生き方や考え方へとシフトでき、
次のステージへと進むこともでき、

それは例え今までできたことが、
できなくなって失った状況下で
あったとしても、

今、この瞬間を大切にできるようになり、
有意義な人生を送れるように
なるんじゃないのかなって。



まずは創造的な絶望の概念を持ち
実践するには、自分のこれまでの思考、
方法、やり方に固執して使い続けることは、

(うまくいっていればいいが)

そうじゃない時、時として役に立たないことが
あるということを理解する必要がある。

まずはそこからがスタート。

やり方を変えないと、
同じ考えややり方は、
同じ結果を生むだけだから。

効果を生んでないやり方だと
自分を知れば、新しい行動を
試みる力を与えることができる。

自分の今やっている行動パターンは
痛みを止める処方になっていない。と気付くこと。

間違った処方箋を出していて
痛みを止めるのに効果的じゃないってことを知る。

創造的な絶望力を持てば、
そのこと事実を早期に知ることによる
早期発見に繋がり、

より早く、違う薬を処方するという
決断と判断スピードを上げてくれ、

破滅に向かっていくのに
歯止めをかけられる。


そして次は、
目の前のイベントに対して
向き合うことが大切になってくる。

そのイベントを受け入れることが
必要になってくる。
これにはもちろん痛みを伴う。

先程のコロナ例で言えば、
コロナでやりたいことができなくなったということ。

それはもう自分の力では
コントロールしようがないということ。

その痛みや不快感を回避しようと無理矢理な
行動をとる対処、修正。

自分の力ではもうどうすることも
できないということを受け入れる。

そこで、次に「今、自分は何をすべき」
か、「次にとるべきアクションは?」という自問の
ステージに入り、今やるべき自分ができること、
つまりコントロールできるものに焦点を当てる
アクションプランの作成に入る。

現時点で最も重要な行動にシフトする。

効果のでない、古い思考に
囚われいた自分を放棄し、

今、目の前のことから逃げずに
対峙し、向き合って、一緒に座る。
自分を新しい道へと開放してあげる。

いつだって異なる生き方の
可能性が開かれているということ。

そうすることで、より充実した生活を送るために
永続的な変化を起こすことができるから。


不快感を伴うイベントに
遭遇せずに生きていくことはできない。
生きていれば必然的に遭遇する。

重要なのは、その不快感を伴うイベントに対して
今、現時点で、私たちが
どのように反応し、対応するかということ。

役に立たない思考、
行動パターンから抜け出す。

そのようなサイクルを
客観視することができれば、

パターンをはっきりと
見ることができるし、
そこから抜け出すこともできる。

・自分が感じる不快感を伴うイベント(トリガー:引き金)は何ですか?
・その時に思ったこと、感じたことは何?どう思った?どう感じた?
・とった行動は?その時何を思い、どうやって避けようとした?

これらイベント発生時を思い出し、
メモに書き留めておく。

面倒だけど思考パターンを客観視できるのは
自分を内省し、書くことが一番の近道。



単にそれは傷つきたくない、
不快感を感じたくないと、その感情を避けるためだけの
回避行動であるとするならば、

それはあなたが本当に心から
望んでいるものではないということかもしれない。

そう、ストレスや不快感を伴う
イベントに遭遇した際、

回避する衝動的な反応、
衝動的なアクション。
トリガー→思考→アクションの
いつものサイクルを一時停止させる。

人は皆、不快感を避けようとします。
それは当たり前のこと。なんらおかしくありません。
そこで、自分を批判する必要は全くないということ。

単に一緒に座る。注意を向ける。
体験する。受け入れる。


自分自身に正直になること。

価値観に基づく道筋を明確にすること。
自分の価値観をガイドとして使う。

今、コントロールできるもの。
価値観に従って人生を生きることに
焦点を合せる。


不安がなくなったと想像してみる。
「どうしますか?」
→自分の価値観に基づく目標。

「あなたの人生は
どうなりたいですか?」
→自分の価値観に基づく
どんな人になりたいかってこと

これらは古い習慣を手放すときに
背中を押し、勇気をくれ、
変化へのモチベーションを高めてくれるから。


いかがでしたか?

自動的で衝動的な思考、反応、
いつもの思考回路にくさびを打ち、
一時停止させるには、瞑想が一番効果的です。

反応を管理すること、反応は
自由に選ぶことができるってことを
腑に落ちて理解できるようになるから。


あなたが今、不安や恐れ、
傷つきたくないと思って
人生でついついやってしまっている、
回避していることは何ですか?

本当はどうなりたいですか?
その回避は、本当にやりたい、なりたい
自分の価値観に基づいているものですか?

時間のある冬期休暇中。
自分を棚卸ししてみても
損にはならないのでは。



おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。


Good virtues(グッドバーチューズ)