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2021/11/30 14:00



「甘え方が分からない・・・」
「助けてと素直に言えない・・・」
「自分一人でなんとかしなきゃ・・・」

このように思っている人はいませんか?

助けを求めることは
悪いことではありません。

なのに、うまく助けを求められない人、
本当は助けてほしいのに、正直に言えない人、

落ち込み、悲しく、失望し、
絶望しているなどの痛みという
嵐の最中でも、

助けてほしいはずなのに
それを言葉にできない人。

「助けてほしい」と言えない人。


自主性、自律性を
幼い頃から強く根付かせられ、
またこれらが強く推奨され、
重んじられている世の中です。

多くの人が「助けてほしい」と素直に
言うことに慣れていないとも言えます。


助けを求めることの不安・・・・


本人も自覚がある人が多く、
実はこれらで悩んでいる人も
少なくありません。


悶々とし、心の内側でどんどん疲労や
ストレスが蓄積していき、

本当は苦し、辛く、
助けてほしい状態で、

話しを聞いてもらえるだけで、
かなり負荷を逃がせたり、
ラクになるってこともあるのに

外部にそれを言えずに、
言葉にできずに、

助けを求めることを拒否し、
自分で勝手に判断し、

暴飲暴食を始め、
不健康な習慣を身につけ、

症状を無視し、
気持ちを奥へ奥へと閉じ込める。

それによって鬱や神経系の
トラブルなど、
心身バランスを崩してしまう人も
多くいる現状。


もはや自力ではコントロール不能にまで陥り、

身体も心も壊してしまう人も
少なくありません。

もちろん、なんでもかんでも
直ぐに助けを求めたり、
早すぎる助けの求めは、

本人の為にも良くないし、
相手にも迷惑がかかることだし、
忙しい現場や職場なら尚更のことです。

はたまた、助けを求めずに、
自力、独力を否定しているわけではなく、

これはこれで大切な場合も
往々にしてあるから。


そうではなく、今日は、

心では本当は助けてほしい時なのに、
「助けて」と言えない、
そのメンタル状況は不健康ってことで、


本心は助けてほしいと言いたいのに、
色々な理由をつけて
それを自分自身で妨害して
しまっているということが
健康的じゃないよねってことで。


「誰にも助けを求めない」
「一人でなんとかしなきゃ」

一見、責任感が強く、
難局に立ち向かうその姿は、
かっこよくも映ります。


自分が大海原を単独渡航している
冒険者であればもちろん自力です。

でもそうじゃない場合は、
助けを求めたほうが意外と簡単に、
効率良く、乗り越えられたり、

回復したり、修正できたり、
別ルートが見つかったり、

また精神衛生上
良くなることだって多々ある。

「でも私は内向的な性格だから・・・」と思うのも
分からなくはない。

でも、求めたいのに、口にできず、

それによって自分自身が
崩壊してしまっては

もうそれは単に内向的な性格だからという
話しだけでは済まされなくなるから。


壊れて再起不能な状態にまで
なってしまったら、

周りの近親者や友人は
「なんでもっと早く言ってくれなかったの?」と

きっと大きな罪悪感を
抱かせてしまうことにも
なりかねないし。


人によって、この自分自身を
妨害してしまう理由って
まちまちだけど、下記のようなものがある。

・弱いと思われたくない(プライド、強く思われたい)

・恥ずかしい(有能に思われたい、無能と思われたくない)

・怖い(笑われたり、バカにされる不安)

・簡単だと言い聞かせる(強くいなきゃと自主、自立を強調)

・他人に迷惑がかかる(自分の問題を他人に背負はせるのは悪い)

・相手に借りを作っているような不快感

・コントロールを失うことへの恐れ
(助けを求めることは、自分の力の範囲外のことになり、
他人にコントロールを委ねる必要があるため不安、
状況の把握を失うのではないかという恐怖)

・助けを求めた場合、相手から敬遠されたり
拒絶されたりするんじゃないかと
恐れたり、恥ずかしさを避ける。



人はみな、自分自身を必要以上に
厳しく判断してしまうという
思考習慣を持っています。

自分の能力に自信がなく、不安で、
他人があなたをどう思っているかを
いつも心配するかもしれません。

職場ではそのようなことで
注目を集めてしまうことを
とても恐れているかもしれません。


苦しい時は声を上げ、
必要な助けを求めることは重要です。

助けを求めるのは恥ずべきことでは
ないということ。

助けを求めるのは
自らの弱点を晒し、
無能さを晒すということでは
ないということ。

沈黙で壊れる前に
声を張って軌道修正を計ること。


そこで、

1)簡潔かつ具体的に



まず最初に、他人に迷惑をかけるだろうなと
相手が背負うであろうストレスの心配や

拒否された時の恥ずかしさなどは
考える必要はないということ。

2008年のコーネル大学の調査によると、
他人が自分の助けに応じて同意してくれる
可能性を50%も過小評価していることが
わかっています。

一般的に人は自分自身のことを
有用であると見なし、できるやつと
思われたいので、

尋ねられたときに行動を起こすことを
いとわない人が多いとされています。

言い換えれば、
人々はあなたを助けたいし
人から頼られたいとも思っているから。


自分の要望をできるだけ明確に、
そして簡潔に伝えるようにする。

・どのようなタスクなのか。
・なぜそれが重要なのか。
・なぜ助けが必要なのか。
・なぜこの相談を相手にしているのか。その人である必要があるのか。
・どのような助けを必要としているのか。
・助けられるとどのような利点があるのか
(これにより、プロジェクトの実行が速くなるなど)


これら説明が、具体的かつ、簡潔に、
明示的であればあるほど
相手は助け舟が出しやすくなります。

あなたが求めている人が、
どのように自分へ貢献できるかを
簡単に説明する。


場面にもよるけど、
助けてくれるなら誰でもいいという
スタンスよりかは、

具体的に、その人じゃなきゃいけない理由なども
付け加えて一緒に伝えると、

相手は助けを義務付けられていると
感じるのではなく、
実際に助けてあげたいと
思うようになります。


また、他人が自分を助けることを
できるだけ簡単にするため

「アドバイスをいただけますか?」では
不明瞭なので、

具体的に「あなたが私の立場だったら、
問題を処理するために、まず最初に何を行いますか?」

と聞いてみると、相手は助け舟を
出しやすくなります。


相手がそれがどのようなものかを
簡単に理解でき、どのくらい労力が
必要かを判断できるよう、

これらを意識して、
場面に応じて、具体的にできるところは
具体的に、そしてダラダラ、長々ではなく
簡潔に説明することを心がける。



2)助けを求めるのは弱さではない



困った時に人に頼ることは、
弱者ではないということ。
恥ずべきことではないということ。
この考え方を変えること。

環境や状況にもよるけど、

「こんなことで助けを求めたらダメだ。
自分がもっとがんばらなきゃ」と
過剰に自分を追い込み、
全てを背負い込もうとしない。

自分ひとりの力はたかが
知れているから。

意外とその問題を解決できる人、
話しを聞いてくれる人、
適格なアドバイスをくれる人は
近くにいるかもしれない。

基本的に人は困っている人を
助けてあげたがっています。

他人への親切や支援は、
自身の尊厳や自己肯定感も高まるから。

助けてと口に出さない限り、
ヘルパー側が、いくら助けてあげたいと
心底思っていても、

悩んでいる人の心情まで
完全に読み解くことはできません。


助けやアドバイスを求めることを
恥じることなく、怖がらず、

自分の脆弱性を正直に示し、

積極的な一歩を踏み出すこと。

その勇気が強さとなる。

困った時、悩んでいる時、辛い時、
悲しい時、どうにか戦況を変えたいと
思っている時、何をやってもうまくいかない時、

助けを求めることに不安にならず、

自分の弱さ、うまくいっていない、
良くない状況にいる事実を認めて、
受け入れること。

助けを求めて
自分の弱さを、強さに変える。

もう一度立ち上がれるように
助けを求めても構はないということ。


3)助けをもとめてもいい環境作り



自分の時間と才能を他人に
無償で提供する習慣をつけていく。

まずは安心できる家族、
信頼している同僚などの近親者から始める。

与えるだけから
助けを求めたり与えたり小さく要求していく。

安心したら、少し慣れていない人へ
スキルをテストしていく。

日頃からスキルをシェアしたり
ヘルプをしていると、
それがいつしか自分にも返報される。

助けを求めて与えること、
支援し、されることにも慣れていくこと。


4)支援者をフォローアップ



ありがとうと
感謝の言葉だけじゃなく、

支援者の支援によって
具体的にどのようになったかの
結果をシェアしてフォローアップする。

現実には、どうせなら支援者は
自分がどのくらい役に立ったか、
自分の助けが重要だったと感じたい。

助けてくれた人、支援してくれた人へ

そのサポートがどれほど重要だったか、
それがどのくらい助かったか、
救われたかなど、

どのように影響を与えてくれたかを
フィードバックし、シェアしてあげること。




いかがでしたか?

助けを求めることへの不安について。

人は誰しも一人では生きていけない。

支援が必要な時というのは、
人生を生きているれば遭遇します。

そんな時、しっかりと「助けてほしい」と
声を出せて、はっきりと言えるような
環境整備を、自分ができる範囲でしておく。

例えその人が直接的な
スキルを持ち合わせていなくても、
紹介してもらえたり、支援してくれる人が
現れたりなどもあるから。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。

Good virtues(グッドバーチューズ)