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2021/10/25 14:00



コロナ禍において
マスク、手洗い、うがい、ソーシャルディスタンスなど
もはや当り前の時代になってきた。

「免疫力向上」という点においても、
これほど国民が強く意識したことは
ないんじゃないかな。

ワクチン同様、もはや「免疫力向上」というのは
当り前に取り組むべきテーマであり、

この時代を健康的に生き残り、
生き抜くためには必須と言っても過言ではない。


ビタミンやミネラルはよく聞きなれた
免疫力向上に大事な栄養素だけど、

今日は意外と見落とされがちで、
あまり知られていない栄養素について。

これが今、コロナ禍において、
世界中で、改めてそのメリットが
注目されだしている栄養素。

それがシステインという栄養素です。


システインは、健康的な肺、肝機能、
解毒、フリーラジカルを除去する抗酸化作用、
筋肉の回復をサポートするのに役立つとされる
体の最も強力な抗酸化物質である
グルタチオンの前駆体であるアミノ酸です。

そう、最も強力で、
体にとって最も重要な抗酸化物質の1つです。

アミノ酸は、体全体で使用される
タンパク質の構成要素です。

つまりシステインは、
アミノ酸(タンパク質の構成要素)であるということ。

体はこのアミノ酸をシステインにし、
次に強力な抗酸化物質である
グルタチオンにしてくれるって流れ。


システインには下記のような
幅広いメリットがあります。


・白血球を生成することで免疫システムを強化し
病気やウィルスへの抵抗力を高める

・ビタミンB、ビオチン、タウリンの生成促進をサポートしてくれ
エネルギーチャージを促してくれる

・細胞膜やDNAに損傷を与える体内の有害な
化合物であるフリーラジカルと戦ってくれる抗酸化作用

・血糖値を下げ、インスリン抵抗性を減らし、
血管の損傷を制限するため、糖尿病の治療に役立つ可能性がある

・早期の筋肉疲労の回復、スポーツパフォーマンスの向上

・肝臓と緊密に連携して血液を浄化し、
有害な毒素や水銀などの金属を取り除く

・健康的な体内の粘液に整え、炎症を軽減することで、
正常な呼吸パターン、健康な肺機能をサポート

・複数の研究により、気管支炎、喘息などの
呼吸器疾患、およびアレルギーや感染症による鼻づまり、
副鼻腔のうっ血の症状を大幅に改善してくれると示唆されている


システインはこれらの全てのメリットが
享受できます。


では、システインはどうやって摂取できるのか
というと、それは食品からです。

サプリでももちろん可能なのですが
その場合、少し型が変形されるのですが、

N-アセチル-L-システイン(NAC)と呼ばれているものです。

(※日本では未承認であり、アメリカでは
非常に効果的である可能性があることが分かり、
2020年7月サプリや健食用途ではなく、
医師の指導の下、適切に用法容量を守る必要がある
医薬品用途としてのみの使用に限定)


自然に、天然に含まれているもとして
やはり食品が手軽に摂取できます。

では、どのような食品にシステインが
含有されているのかというと、

※全て100gあたり:

ビーフステーキ 345 mg





鶏の胸肉 336 mg




卵 292 mg




スイスチーズ 290 mg





オートミール 97 mg




牛レバー 388 mg




ヒマワリの種  383 mg



リーンポークチョップ  350 mg



マグロ  321 mg



レンズ豆  118 mg




低脂肪ヨーグルト 52mg




システインはアミノ酸であり、
タンパク質の構成要素なので、
高タンパク質の食品群に
豊富に含まれています。

タンパク質は、身体を構築するための
構造要素であり、
建物でいえばレンガや
ブロックのようなもの。

筋肉、骨、じん帯、爪、髪、
ホルモン、酵素、抗体、ヘモグロビンなど
タンパク質でできています。

そして私たち人間は、
タンパク質を自分たちの身体で
作ることはできません。
またそれをずっとデポジット(貯蓄)して
おくこともできません。

自力で作られず、
どんどん消費されていくものだから

外部から一定量を意識して
摂取し続けることを
余儀なくされています。


これを怠ってしまうと、体中のあちこちに
ガタが生じてしまうってこと。


このコロナ禍において、
ワクチンや薬はもちろん大事。

でも、自分の体調を整え、
免疫力を高めることを意識することも
本当に大事。

手洗い、うがいと同じレベル。
自分たちでできること、

できる範囲の防御策だから。

システインは強い味方になってくれる。


良く寝て、ストレスを管理し、
メンタルを健康的にし、

軽めの運動で少しの汗をかくことを心がけ、
栄養のある食事を意識する。

当り前のことが、何よりも
一番身体に良く、健康的な身心には
不可欠だということ。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。




Good virtues グッドバーチューズ