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2021/10/08 14:00



共感するということは、
他人と繋がり、コミュニケーションを
することにおいて、

とても大事なことですよね。


どうせなら
自分のことを何もわかってくれない人、
シンパシーを感じない人といるよりか、

共感してもらえる人、
理解してくれる人と
いるほうが良いに決まってます。


この共感するということは、
もちろん大事なことではあるのだけど、

敏感に共感しすぎてしまい、

相手の感情を理解するというレベルを超えて
そのままの感情を引き受けてしまう。

深く感じ取りすぎてしまい、

不安、心配、悲しみ、脅威、恐怖など
過度に重く感じて負担となり、

相手の事情なのにも関わらず

自身のことであるかのように感情を感じ、
相手と同じように苦痛や
心的ダメージを負ってしまう。

他の人の感情やストレス症状を
自分の体に吸収し、共感の過負荷状態。

共感すること自体が
問題なわけではない。

その共感によって自身の
メンタルヘルスに
悪影響を及ぼしている場合は、

一度、立ち止まって考えなおす
必要が出てくるのでは。


他人の不快な感情、ネガティブな感情を
敏感に感じ取り、共感感度が高く、

それを自分自身の感情と、
切り離して考えることが難しい状態。

共感者は、自分の感情のみならず、
他人の痛みの感度をも拾い上げ

より早く疲れ果て、
ストレスを抱えこんでしまい、
常に倦怠感を感じている状況。



共感のレベルが高い人は、

そのまま相手の負の感情を
引き継いでしまうことも多く、

自身のメンタルバランスを
大きく乱してしまうリスクが
高まってしまうことになります。


またスポンジのように他人の感情を
吸収してしまう人は、
感受性が高いというのも特徴で、

感情的なイベント(結婚式や葬式など)や
映画やドラマ、小説、動揺するニュースなどにも
敏感に反応し応答することも見受けられます。

他にも

・香り、匂いに敏感

・耳障りな音に敏感

・同僚や近親者の些細な間違い箇所に敏感


これらに敏感に反応し、
神経過敏な傾向があります。

HSP(刺激に非常に敏感な人)と
多くの重複箇所がありますが、

全てのHSPの人が必ずしも共感者かというと
そうではないということ。



そこで、この相手のネガティブな感情を
自分も強く感じたとき、

すぐに衝動的にその感情に
反応して溺れてしまうのではなく、

まずは共感には、
そういう性質も一部あり、

自分も感情的にそういうところがある
ということを受け入れて自身を理解した上で、

感情をうまく管理して、
自身がよりよい状態になるよう
ケアや対処を学ぶことが大事になってくる。


1)健全な境界を設定する




相手の感情を過負荷に抱え、
相手のニーズを満たそうとし、自分のニーズを
見失ってしまう。

相手の要求になかなか「いいえ」と断れないから
エネルギーがどんどん消耗してしまう。

他人のエネルギーを遮断するのが
難しいと感じる。

ストレスの多い人の話を聞く時間を管理する。
そして「いいえ」と言うことを学び、

何ができて、何ができないかについて
自分なりの明確な制限
「これ以上はNG」というラインを設定する。

「私はあなたの問題を気にかけています。
でも、私は今それについてあなたと話し、受け止め、
向き合う時間を十分に確保できない状況です」


助けられない人も出てくれば、
距離を保ったほうが賢明という人も出てくる。
それで大丈夫だということ。

そして状況から離れる時期を知って、
相手にかけていたエネルギーを自分の
セルフケアやニーズに充てること。



2)マインドフルネスを実践する



他人の問題に耳を傾けることで、
相手の感情を吸い込みすぎて

自分の感情が見えなくなり、
過負荷になっている状況。

自分を疲れさせていることに気づいたら、
今の瞬間に戻ること。

自分自身とのつながりを取り戻すこと。

心を集中させ、気を散らすものや
注意を逸らすものを
シャットアウトすることを学ぶこと。

他人からの感情のインプットが
大きくなりすぎている時、
自分への意識を立ち返らせること。

他人の否定的な感情を
引き受ける可能性も低くなります。

マインドフルネス瞑想で呼吸に集中し、
心を静め、自分の気持ちに集中する。

”今”、”目の前のこと”に集中し、
自分を見つめ、今、ここに自分が
存在していることを認識すること。

そして、どれだけ自分に、
他人の感情が覆いかぶされて、
倒され、襲われたとしても、

すぐにでも自分の反応や行動に意識を向けて、
いつでもその反応は任意で変えることはできるという
認識を持つこと。


他にも瞑想以外として
ジャーナリング(日記)を書くこと。

ここで言う日記とは
単に今日起こったイベントを書いていくものではなく、
感情を吐き出していくことを意味しています。

思いついたことをひたすら書いていく。

頭がクリアになるだけではなく、
自分の感情とつながり、
自分の気持ちに集中するのに役立つから。



3)自己認識を高める



他人の感情に巻き込まれ、
心がその勢いに押し倒されている時、

自分を見つめる時間、自分をよく知り、
自分への認識を高める時間は重要になってくる。


何が自分をネガティブな感情にさせるのか。
何が喜びの気持ちをもたらすのかを認識する。


自分の感情が誘発される
トリガー(引き金)に気づいてくると、

自分が他人のエネルギーを吸い上げている時や
状況が把握しやすくなり、

過負荷に追い込まれ
精神的バランスを崩す前に気付け、

自分のものではない感情を吸収せずに対処したり、
離れたり、ケアしたりなど
感情の管理に役立つから。



4)自己思いやりを実践する



他人の感情を深く背負い、
倦怠感でいっぱいになり
自分のことどころじゃなくなってしまう。

自分へ思いやりを与えてあげること。
そして、自分の価値を思い出させること。

自分に思いやりを感じる方法は
自分を友達のように扱うということ。
または赤ちゃんのように大事に無償の愛で
包んであげること。

または愛する人が傷ついていると想像する。

・あなたの愛する存在の相手に何と言いますか?
・愛する存在の相手をどのように扱いますか?
・どのように愛する存在の相手を安心させますか?
・どのように愛する存在の相手を世話をし、相手は
愛されていると感じてもらうことができますか?


■ネガティブセルフトークを自己思いやりに変える


いかがでしたか?

共感はとても大事ではあるけれど
それには短所も長所もある。

境界線を設定し、自分を見つめる
時間を確保する。

衝動的に相手の感情に溺れて反応する前に
スペースをつくり、感情の管理を学び、
それを習慣化できるようにする。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おいまい。




Good virtues(グッドバーチューズ)