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2021/09/03 14:00




人は言葉にできない時、
言葉では言いあらわせない時、

モヤっとした感覚が生まれます。

言葉にする前の段階。

あの感覚。


心理学でフォーカシングと
呼ばれている、ある心理療法がある。

それは、そのモヤっとした感覚
(悩み、苦しみ、不安、恐怖、心の傷など)、
心につっかえているような感覚、

内なる自分に耳を傾け、

その時の身体の感覚へ
耳を傾けます。


ようは、モヤってる時に
自分の身体的感覚に注意を払うこと。

体の感覚に意識を
フォーカスする。


それによって、

腑に落ちる言葉を見つけることができたり、
認識することが可能になったり、

モヤっと、ぼやけた感覚から
解放される。


考えや感情の背後にあり、

言葉にできない、
身体的感覚を受け取ったメッセージ。


内なる自己が、

あなたへ送ってくれている
メッセージやシグナル。

それと、しっかり対面して
注意深く聞くというプロセス。


そのメッセージが意味することを
理解してあげ、

自身のより深い感情と握手する。


本当に、心から自分が感じていることや
望んでいることをより明確にし、理解する。


自分自身の内なる
メッセージに気付き、それに基づいて
行動することができる。


不快な感情でも
耳を傾けてしっかりと聞くことは、

前向きな心理、感情の
変化をもたらすことができるから。


胸の内はスッキリし、
晴れやかに、すがすがしく、
一歩前に進むことができる。


自分に焦点に当て、
自分を更に深く知り、
自分に気付き、自分を学ぶ。
そして自分が成長する。


フォーカシングには
次のようなメリットがあります。

・自分の感情を深く理解できる
・より明確な決定を下せる
・新しいことに挑戦する勇気が出る
・直感への信頼度の向上
・ストレスの軽減
・問題解決能力の向上
・レジリエンス能力の強化
・瞑想、精神修養の効果を高める


そこで、フォーカシングを日常でも
応用できれば、

焦点を内側にし、

表層には出てきていない
潜在意識に深く入り込むことができ、

真の、本当の自分の心の声と
深く対話をすることができ、

それはある種、瞑想状態。

マインドフルネス。

本来の自分への気づき。

それは単にストレスを
回避するセルフケアの
1つってだけじゃなく、

重要な判断や決断はもちろん
日々の小さな選択や行動にも影響し

前向きな人生へと変化するきっかけや、
自分が望む新しい未来を創造するための
きっかけとして機能してくれたりもする。


そこで、フォーカシングの方法として


1)一時停止する



悩みで反芻している思考、
懸念などの重荷をいったん下ろしましょう。

背中に背負っている大きな荷物を
床に一度下ろして、木陰で
ゆっくりと休息するイメージで。

まずは静かな空間で、目を閉じ、
肩の力を抜いて、リラックスした状態になる。

そっと体へ感覚を向ける。

頭のてっぺんから足のつま先まで
順番に、感覚をスキャンしていく。

感覚を体に調和させていく。

各部位へ、カウンセリングしているような
感じで、感覚をむけていく。



2)身体感覚と向き合う



「私の人生はどうですか?
今の私にとっての主な焦点は何ですか?」と自問する。

いつもなら、ここで脳であれこれ考えて
答えを出そうとしますが、

その代わりに、
自分の体に感情が来るのを
静かに待ってください。

体へ感情の返信がやってきます。

「こうだ」「こう思っている」

その返信内容について、感知できたら、

その内容については、
勝手に判断せずに、言い分、
事情をじっくりと聞いてあげる。

「なるほどね。うんうん」と
聞いてあげ、存在に気付き、
いつもそばで寄り添っている
という気持ちで接します。


3)リサーチ



この身体的感覚は不明瞭です。

捉えた画像、単語、
またはフレーズを探します。 

「それってこういうこと?」
「これってこういうの?」と探していきます。

そしたら身体の感覚から返信がきて、

「少しちがう」「もっとこういうのだ」
「まさにそれだ」とか教えてくれます。

ドロッとした、怖くて、
麻痺、重たくて、びくびくした
フレーズ、画像、単語である
可能性もあります。

満足するまで、ぴったり合う単語や
画像を見つけていきます。


単語(フレーズ、またはイメージ)の
リサーチと、身体感覚の返信の間を
行き来して、

わずかに出される身体信号をキャッチする。

体からの感覚のレスに
見事適合したものと出会ったときは

「ビンゴ!まさにそれ!」となり
互いが共鳴し合います。



4)質問する



互いが共鳴し合うことができました。

ビンゴはしたのだけけれども
いったい、なぜそう感じてしまうのか。

次のステップはそれを調べることです。


下記の質問をします。

「なぜこれが私をこのように感じさせるのか?」
「これについて何がそんなに難しいと思うのか?」

そして再び、脳であれこれ考えて
答えようとする代わりに、

静かに待って、体の感覚が
あなたのところに来てくれるのを待ちます。 
返信を受け入れます。

またフィットした単語、画像を
リサーチしていきます。

見つかった時、

安堵の涙、うんざりだった
ネガティブな感情が解放されたり、

新しい気付き、洞察、新たな展開、
アクションへとステップします


最後は、

新しく見つけた内なる声、洞察など
全てを認めて、受け入れます。
そして感謝します。

「ありがとう。教えてくれて。もう大丈夫だよ」と。



いかがでしたか?

自分自身とより深くつながる
このフォーカシングってテクニック。

体が感じる全体のファジーな感覚にそっと
寄り添い耳を傾ける。

例えそれが暗く、悲しいものであっても、

来るものを歓迎し、
あなたの中にあるものすべてに
対して友好的な態度で接する。

自分の体が自分に
送っているメッセージを聞く。


深い部分の自分と
アクセスすることで、

新しい道が開かれたり、
大きく、生き生きとした感覚を生み出す、

一つのきっかけと
なるかもしれない。


もちろん習得は
そう簡単ではないけれど、

使い慣れたら、内側の、
まだ浮かび上がってきていない
声がスムーズに聞こえるようになる。


問題解決の糸口は、外側ではなく、
全て自分の心の中にある。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。

良い週末を♪

Good virtues(グッドバーチューズ)