Blog

2021/07/08 14:00



「なんだか疲れやすい」
「病気しがち」
「パワーが出ない」

それ、あなたの細胞が
しっかりと活動できていないのかも。

細胞代謝の利点、

それは病気のリスクを減らし、
抵抗力、免疫力が高く、

生きる活力が沸き、モチベが沸き、
寿命を延ばし、老化プロセスを遅らせるという

まさに、健康の代名詞でもある。


細胞代謝と1言で言ってもそれは
多くの要因が複雑に絡み合っている。

その中で、オートファジーという
細胞のリサイクルシステムがある。

細胞の代謝に大きく関わり、
体力、免役力、老齢化、脳機能など
強い心身と若々しさに非常に関連している
非常に重要な、自然な細胞代謝システム。


古くなったタンパク質や
異物、死んだ、病気にかかった、または損傷した細胞
などのゴミを集めて、むさぼり食います。

そして細胞が、自身のなかにあるタンパク質を
食べてアミノ酸に分解して、
エネルギーにしたり、または新しい細胞を
作るために使用します。

オートファジーは
細胞のターンオーバーを
促進、正常化してくれるようなもの。

細胞成分の合成、分解、リサイクルの
バランスを保つプロセスであるため、

神経ニューロンの生存と、
正常に機能するために不可欠だということ。


このリサイクルシステムが
しっかり稼働すれば、するほど、

細胞は新しくてより健康で、
元気を取り戻し、

細胞の錆び付きへの抵抗力は
加齢と共に減ってくるけど、

抵抗できる戦闘力も上がってくれ、

老化や心身疲労、
病気にかかりにくい状態となり、
まさに健康無双になります。

今のコロナ禍において、
物凄く頼りになるシステム。


新しい元気で健康な細胞。
体が真新しい状態。

更にこのオートファジーによる
細胞内のセルフクリーニングのメカニズムにより、

脳の解毒、修復、再生までも
助けてくれることが分かっている。

また中枢神経系のサポート、認知機能、
神経変性、メンタルバランスの正常化とも
関連があることが分かっています。

実際に、うつ病と統合失調症の人は、
オートファジー経路に欠陥が
あることが示されています。

「オートファジーは統合失調症の
病態生理学において重要な役割を果たす」

「うつ病の病態生理学および治療における
ニューロンオートファジーの分子ネットワーク」


オートファジーには多くのメリットがある。

・AMPK経路を増幅します
・若々しく、健康な心身
・加齢による疾患への抵抗力の向上
・心臓の健康を促進する
・潤いとハリのある肌 
・新陳代謝を高める
・神経変性疾患に対する保護
・筋肉のパフォーマンスを向上させる
・炎症と戦う抵抗力の向上
・脳の健康を促進します
・減量をサポートします
・癌への抵抗力の向上 
・体力、エネルギーの向上
・精神疾患やメンタルバランスの乱れを保護
・抗ウイルス性と抗菌性
・健康的に加齢していくことをサポートしてくれる


オートファジーというリサイクルシステムが
うまく稼働していない場合、

下記の症状になる人と、
非常に関連していることが
分かっています。

・アルツハイマー病
・パーキンソン病
・ハンチントン病
・統合失調症
・うつ病
・双極性障害
・認知症
・筋萎縮性側索硬化症
・自閉症スペクトラム障害
・気分障害
・メンタルの乱れによる現れる症状(不安感、恐怖感の増大など)


では、どうすればオートファジーパワーを
高めることができるのか。

動きの鈍くなったオートファジーを
活性化させることができるいくつかの
方法があります。



1)ファスティング(断食)



オートファジーを活性化させる方法として
ファスティングは研究が色々出ています。

体は栄養を受け取っていないので、
残りの栄養でなんとかしようと、
必死に頑張ります。

細胞のギアが1段階上がります。

「生きなきゃ」という細胞の生存本能です。

私達の祖先もそのようにして
過酷な先史時代を生き抜いてこれました。

これによりオートファジーの活性化を
促すことができます。

更に、体が食物を消化していないその間は、
細胞は自分自身を修復する時間に当てられる。

そして次の食事が来たときは、
体中の活力が爆発的に向上し、

遥か遠くまでジャンプすることができる。

体重のリバウンドや縮まりきったバネが
一気に加速して伸びるのと同じ。

ボクサーや格闘家がギリギリまで減量して、
減量成功したその日のうちに食べまくって
体重を戻していくイメージ。

正しくファスティングすることや
摂取カロリーを制限するというのは、

単に体重減のためやダイエットのため
ということではなく、

自分自身の細胞を修復および
更新するクリーンアップ作業であり
非常に重要な作業時間ってこと。

細胞がマグマのように、
内側でエネルギーを蓄え、

次に大噴火するための
準備時間になるということ。

16時間絶食した後、8時間以内にすべての食事を食べることが
望ましいとされています。

少なくとも12時間は
断食するようにしてください。

午後6時頃に夕食を食べ終え、
その後は就寝前に何も食べず、
翌日は通常の朝食を食べるだけです。

6時は無理だとして、

午後8時に終了するとします。
就寝前に何も食べず、翌日の朝は抜き、
正午以降に昼食を食べます。

これで断食成功です。

断食はできればやる日を決めて(土曜日だけやるとか)
同じ規則に従ってやること。


この断食やカロリー制限で
オートファージが活性化されることとも
関連していて、他にも

AMPK(AMP活性化タンパク質キナーゼ)という
細胞に存在している酵素があるのですが、

これも栄養素が枯渇した状態だと
活性化されるということも、

非常に大きな利点があるということ。


このAMPKという酵素は、

私たちの体のすべての細胞に存在し、
エネルギーの代謝に重要な役割を果たしていて、

酸素供給量を上げてくれ、
血流を増加させ、体の主要なエネルギー源である
ブドウ糖を作ることを促進してくれる。

脳機能、メンタルバランス、心臓、身体中の炎症、
心身のエネルギーや活力、血糖調整などに
様々な利点があるのがこのAMPK。

このAMPKを活性化させる方法については、
下記の過去記事で詳細を記載していますので
良かったら参考にしてみてください。

■AMPKが活性化する食品でエネルギー補充しよう(過去記事)



2)HIITトレーニング



運動はオートファジーを誘発することが
分かっています。

運動によって、

脳、筋肉、肝臓、膵臓、脂肪組織など、

代謝の調節に関係している
複数の臓器で

オートファジーは起こります。

中でもHIITトレーニングは
短時間で、集中的に、激しい運動と
休息を繰り返すトレーニング。

短時間の休憩と短時間のバースト(瞬間的に
わーっと集中して運動をする)を繰り返すことで
短時間、息が切れ、心拍も上げられる。

限られた量の酸素が
オートファジーを活性化します。

YoutubeでHIITトレーニングと検索すると
たくさん動画が出てきます。




3)高温と冷水を交互に浴びる




体を高温、低温に曝すことは、
体へのホルミシスストレッサーとされています。

ホルミシスとは、「わずかの量」が、
かえって体によい働きをする現象を指します。

ストレッサーとは、反応を誘発する、
引き金になる。みたいな感じ。


真冬に海に入ったり、水風呂に入ったり、
乾布摩擦(かんぷまさつ)したり、

逆に暑い季節にサウナに入ったりなど、

体の生存スイッチがオンされ、
発電が開始されます。


サウナのような熱ストレスを与えることは、

体は熱ショックタンパク質を生成し、
体のサビつきを進行させるフリーラジカルと戦う
戦闘力が上がり、

ヒト成長ホルモンの産生を促進し、
損傷したタンパク質の修復を促進します。

これらのプロセスは、
オートファジーの増加と
相関しているとされています。


また冷水シャワーや水風呂など
寒冷ストレスを与えることで、

コールドショックタンパク質は、
幹細胞を維持し、損傷したタンパク質を修復し、

炎症の解消を促進し、
腫瘍因子を安定させ、神経変性と戦ってくれる。

寒冷暴露は、代謝とミトコンドリア機能を
高めるとされ、オートファジーの活性化と
深く関わっています。


この高温の温水と冷水を交互に繰り返すことで、
オートファジーが誘発される。

サウナの後の水風呂の交互。
自宅なら冷水シャワーと温水の交互。


※心臓が弱い人、風邪や他疾患、持病を
持っている人はこれ以外の別の方法を試しましょう。


重要なのは、
ホルミシスストレッサーという通り、

たくさんやるんじゃなくて、
”わずかな量”であることを忘れない。




4)十分な睡眠



睡眠によってオートファジーは非常に活発化します。

睡眠の質を改善すること。

研究によると、十分な睡眠が取れず、
断続的に目覚めると、

脳のオートファジーに
悪影響を受けることが示されています。


睡眠を改善するために必要なこととして、

・適切な概日リズム(体内時計)を維持する

・夜のメラトニンの生産と放出を促進する


就寝前のスマホによるブルーライト、
ゲーム、テレビ、PCなどのデジタル機器のは、
メラトニンを生成を抑制して、

睡眠パターンを乱し、ホルモン、自律神経、
神経系に負担がかかり、

オートファジーに悪影響を与えてしまう。



5)活性化する食品



抗酸化作用の高い、
免疫力の向上などに役に立つ食品というのは、
オートファジーを活性化させてくれる。

・生姜(アダプトゲンに分類されている)
生姜に含まれているショウガオールという成分は
オートファジーを誘発してくれる

・霊芝(アダプトゲンに分類されている)

結腸癌へのオートファジーを誘発してくれるという研究

・ウコン(アダプトゲンに分類されている)

ウコンに含有のクルクミンはオートファジーを誘発してくれる

・アブラナ科(ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、ケールなど)
・オリーブオイル
・ベリー(中でもブルーベリー、イチゴ、アサイベリーの3つ)
・オメガ3系豊富な魚(鮭、タラ、イワシ、ニシンなど)



いかがでしたか?

今日からできるオートファジー活性化対策。

自家発電する発電所を強力にすることで

健康で、活力を沸かせ、免疫力の高い、
元気な状態を維持することができるってことで。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。