Blog

2021/05/21 14:00



「めちゃめゃハズいんだけど・・・」
「めちゃめちゃ腹が立つんだけど・・・」
「めちゃめちゃ嫌なんだけど・・・・」
「めちゃめちゃ悲しいんだけど・・・」

これらの感情を隠し、
人には悟られないよう装っている時
ありませんか?

自分の脆弱性。

自分の弱さとでも言おうか
(本当は弱さとは違うのだけど。)、

本当の感情を表に出せない。
自分の脆弱さを他人に見られるのが、怖い。

「プププ。この人、めっちゃ恥ずかしがってんじゃんw」
「この人、ちょっとヤバい人じゃん」
「この人、なんかキモいんだけど」

自分の感情を示すことで、人から馬鹿にされたり、
変な目で見られたり、避けられたり、
気持ち悪がられたり、絡みにくい人って
判断されるんじゃないか。

その結果、本当の自分の感情である
悲しみ、恐れ、恥、不満、不足、など
否定的な感情を隠してしまいます。

感じたい感情を素直に表に出すことは
ダメなことで、

それをしてしまうと、

自分の感情をコントロールできない
めんどうな人と思われたり、

「やばいやつ」認定されて
しまうんじゃないかと怯え、不安になり、

自分を抑えつけ、
表に出すことを避けるようになります。

もちろん、感情を抑えることで、

時には、円滑にコミニケーションが進む
ツールになることはあります。

もちろん、なんでもかんでも感情を爆発させて
傍若無人な振る舞いは、

それはそれで「あの人はわがままで
自分の意見を強引に押し通すばかりだ」と
やばいヤツ認定され、避けられるだけ。


自分の脆弱性を見せないよう、
否定的な感情を表に出すと、
嫌われたらどうしようと

自分の脆弱性を隠し、
感情を抑制することが常態化し、
習慣化されてしまい、

コミニケーションをとるたびに、
それを無意識レベルで、
そして頻繁にやっているのなら、

それはコミニケーションにおいて
問題に発展する可能性がある。


他人から〇〇って思われて、
避けられるのが怖い・・・

このような拒絶の痛みや恐怖、不安、恥を
避けたいという欲求は、

幼少のころに、

他人を信頼するということに
大きな揺らぎを経験し、絶望し、
感情がうまく処理されていなかったり、

自分の気持ちを正直に伝えることで
両親から批判され、叱責され、罵倒され、

「自分の意見や気持ちは関係ないんだ」
と思いながら、ずっと成長してきた
家庭環境など。

「自分の感情に正直になるなんて
なんもメリットないよね」と感じてしまう経験が、
積もりに積もって今まできた。

両親、指導者、先生、友人・・・
他人の顔色ばかりうかがう日々。

自分の意見や感情を安全に
表現できなくなる可能性があるため、

そのようなところから、

自分の感情をマスクで覆い隠してしまう習慣が
身に付きやすくなると言われています。


自分の脆弱性を反射的に隠してしまう
トリガー(きっかけ)になるものとして、

・恥

恥をかいた、かかされた時、
自分の脆弱さを隠そうとします。

その時の感情にフタをして、
奥へ追いやろうとします。

羞恥心から生じる閉じ込められ感、
孤立感、無力感。

まるで不要品をクローゼットの奥の方へ
しまいこもうとするかのように。

脆弱であるということは、
自分の恥を露出させ、屈辱を
感じさせることになるからです。


・所属

グループに入り、繋がり、避けられるのが嫌だから
自分の脆弱性を回避しようとします。

自分の脆弱さをオープンに、
そして正直に表現してしまうと、

嫌われたり、拒絶されたり、
関係性が壊れるんじゃないかと
不安、心配になり、

脆弱になることを恐れて、
自分の脆弱さを隠そうとします。


・過去のトラウマ

上記にも前述しましたが、
自分の脆弱さを表現することを試みたところ、

批判され、否定され、
あまりメリットがない、良い思い出がなく、
感情が傷つき、それが癒されず、
暗い思い出しかないとなると、

やはり自分の脆弱さを隠そうとします。

過去の傷から身を守ろうとしているので
脆弱さを表現するのは、難しくなってきます。

ただし、これらの自衛方法は、
長期的には役に立ちません。


・脆弱性を弱点と捉えてしまう

自分の脆弱さを表に出すということは、
自分の弱み、弱点を相手に見せていることと
同じと捉えてしまう。

脆弱性は弱点ではありません。

自分が必要以上に回りの目を気にして
自分自身を厳しい目で見て、
判断してしまっているだけ。

脆弱性は弱点であったり、否定的なものであると
捉えてしまうと、

脆弱さを表現することが、
ますます難しくなってきます。

批判や拒絶の可能性のある脆弱性に、
心を開き、オープンであることは、

自分自身を成長させ、可能性やチャンスを
得られる絶好の機会となるということ。

自分が素直に、
脆弱になることを許すことで、

今まで、批判、恐怖、不安で
やりたくてもできなかったこと、
意図的に避けていたことと向き合い、

自分自身が、新しいことにトライしたり、
経験したりすることを、
許可していることを意味します。


自分の気持ちを率直に共有すること。


1)意図的な脆弱性を実践する



バーで見知らぬ人と話したり、
セミナーに参加して隣りの人と話してみたり、

行きつけのお店の店員さんに挨拶して
軽く話しかけてみたり、

道順を尋ねたりするなど、

意図的に脆弱さを感じる機会を自らで
作っていき、経験し、場慣れしていく。

そうすると拒絶、恥ずかしさ、恐れなどの
気持ちが少し軽減し、慣れることができるから。

そして、これら気持ちに自分を晒すことは、

自分自身を恐れにさらすことを意味し、

自分の気持ちと正直に、そして
自分と向き合っているということでもあり、

覆い隠すよりも、向き合うことで、
結果的により早く、時間経過と共に、
恐れることなしに、脆弱になれるから。



2)日記をつける



自分の感情を処理しきれない時、
蓄積している時、感情を表現する機会がない時、

日記をつけることは、自分の心情、内情、感情を、
うまく表現する練習にもなる。

自分の感情、不満な考えを、
抑圧的に押し殺していると、

かえって不安レベルが上昇してしまうから。


思いついた感情を書いていく、
どんどん吐き出していく。
ジャンクな思考をどんどん出していく。

何も思いつかない場合は、
「今日はなんも出ないわ。まー別にいいか」と書いていく。
それでも思いつかない場合はずっと
「やっぱ思いつかないしwまっ、いっか。」と書いていく。

筆を止めないことがコツ。

感情日記はだいたい
20分~30分くらいの時間制限内に書くことが
望ましいと言われています。

そのうち、何か思いつく。
思いつかなくてもいい。

思考や感情が寄り道をすることで、
突如、違う思考の道が現れる。

グネグネした道でいい。
思考ってそんなもんだから。

「あーこの時こんな感情だったんだ」
「こんな思考回路辿っているんだ」など
見返すことで色々と発見が見つかり、
将来に役立つ可能性のヒントが隠れている可能性もあるから。

他にも、自分の脆弱さを表現できない理由として、
自分への信頼感の低下、自信の低下
というものも1つとしてあるので、

強みに焦点を当てます。

動物の世話をすること、聞き上手であること、
好印象を与える才能を持っていることなど、

小さくて、些細な事で構はない。

何百万もの得意なことが見つかるはず。

そこにフォーカスして、紙に書き起こす。

得意な事、褒められたこと、人よりもうまく、
早く、簡単にできたことなど勝利のリストです。
この勝利のリストを作成していきます。

また、他にも否定的な感情を薄め、
自己肯定感の低下を防ぐ方法として、

「人生で本当に重要なことを自分自身に
思い出させること」が重要だと説く心理学者も多いです。

・あなたが感謝している3つのこと
・あなたが興奮していることの1つ
・あなたが誇りに思っていることの1つ

毎日これら30分くらいの時間を設けて
各テーマを決めて、ジャーナリングする。


3)マインドフルネスを実践する



瞑想と呼吸を整える。

今、この瞬間を認識し集中する。

自分の正直な感情に気付く。
押し殺さない。

自分自身にさえ自分の
気持ちをさらすことを恐れることがある。

傷つきたくないからそれを避けようと
マスクをかぶる。

自分自身が脆弱になることを許すこと。

すべての感情、すべての考え、
すべてを受け入れて許可すること。

脆弱性を弱点ではない。

素直に対話する。

全ての失敗や過ち、心を浸食している
すべての後悔や不安、恐怖ついて、

闘いを手放し、自分自身を許すこと。

そしてその感情を深く理解する。
気持ちに正直に体験する。

その感情を認めてあげて、
受け入れてあげる練習。



人は過去の何かの経験により、
大人になるにつれ、もう傷つきたくないと
バリアを張り、心に壁を作り、
自分自身を守ります。

無意識レベルで親密さに対して
深い恐れを持っています。

そして自分自身についての否定的な考えや
感情を信じ、内面化し、信念レベルに、
無意識に。

関係に脆弱性が許されないとき、
その関係はいずれ破綻する。

脆弱さへの不安は、
私たちを更に不安へと追いやります。

脆弱であるということは、
弱点を晒すということではなく、

自分への信頼と、勇気の状態に
あるということ。

脆弱性を尊重し、それを受け入れ、
それから行動すること。
心を開き、正直に。

傷つきたくなくて、怖くて
避けていたことへのトライは
自分の成長となる大きなチャンスになるから。



おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。



Good virtues(グッドバーチューズ)