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2021/05/14 14:00



優越感に浸る。
そんな経験、誰しもありますよね。

ただこの優越感が、メンタルヘルスの
悪化に影響を及ぼすものとして、
最近、問題になっています。

SNSの登場により、人は、優雅で、成功した、
うまくいっている、可愛い、かっこいい、
おしゃれで、豪華、綺麗、スマート、

これらほんの一瞬の一コマをアップします。

それにより、自分は成功しているんだと
自分自身を表現することに
固執するようなっていきます。

優越感とは、深い劣等感を隠すための
防衛策とされていて、パラドックスとして存在しています。

優越感は、劣等感、低い自尊心からくるものと
アドラーの心理学ではみなされています。

自分は特別な存在なんだ、他人よりも優れているんだ、
自分を必要以上に大きく盛り、
見せつけ、自慢し、相手を見下し、

それによって根本的に、潜在的に
低い自尊心を満たしている。


優越感と劣等感はコインの裏と表。


優越感と自信には違いがあり、

ある特定のスキルに優れている人は、
タスクを実行するときに自分を信じ、

それを前に進むための原動力にしたり、
自分が成長するため、克服するための
前向きなエネルギーとして使います。

なぜなら自信の裏付けとして、
成功、身の丈に合った本当の自分の今のスキル、
才能などがあるから。

本当に自信がある人、能力のある人は、
必要以上に自分の能力を誇示したり、
ひけらかしたり、自慢することなく、
謙虚だったりします。


しかし、優越感を持つ人は、
自分の才能を誤って信じ、過信し、

そんな能力も持っていないものを
持っていることを真実であると信じて、欠点を隠し、

自分が所有していない能力を見せつけ、
誇示しようとしたり、

自画自賛し、相手を無能だと見下し、
バカにし、攻撃的で、

自慢したり、他人とすぐに比較して、
自分がいかに優れているか、
自分の存在価値をそれによって示そうとする。

常に他人に接するときは勝ち負けを意識し、

優越感の高い人にとっては、
全てが勝ち負けであり、勝者側にいようとします。

優越感のある人は、非常に自信過剰なのも
特徴です。

他人の目、回りの評価ばかりを
気にします。

他よりも優れていると自慢し、
ふりをすることによって、不十分な感情から逃れている。

逃げ、回避できることを学び、
安全を確保できることを学ぶ。

いつしかそれが心地よく、
セーフティーゾーンになり、
安心を感じるようにさえなり、

中毒性があり、味をしめてくる。

それによって満たされない心、奥底にある
劣等感を満たそうとする。

物質的な所有物に対して、
非常に誇りに思っており、耳を傾ける人には
喜んで自慢する。

外見における深い虚栄心。
傲慢さ。絶え間ない自慢。

他人の感情や意見を考慮せず、
共感力がなく冷淡で、
他人の痛みを感じる能力が低く、

優越感が、自分自身や周囲の人に悪影響を
及ぼしていることには気づいていません。


こういうことでしか自分の価値を
示せないと思っている、なんとも悲しい状況です。

絶え間ない誇張。

何度も何度もこのようなことをやっていると、
信念レベルで、無意識に、息をするかのように
やってしまいます。

このような人とはなるべくなら好んで
関係を持ちたくないことから、
人は離れていってしまいます。

回りの評価、他人からの目を気にしているが、
自慢や見せつけのせいで、人はどんどん
離れていくというネガティブなループに陥ります。

人から注意を向けようとして、
自分の業績を誇張し隠そうとして、

それが嘘だとバレてしまった時、
「あの人やばくない?」と見限られ、離れいき、

元々自尊心が低いのに、
更により自尊心に傷がついてしまう。

それでもそれを繰りかえしてしまう。

劣等感を持つ人は、仲間とすぐに比較して
自分は不十分だと感じてしまいます。

劣等感を持つ人は、
常に自己疑念を抱いています。

優越感というマスクで覆面し、

潜在的に、根底にある劣等感、不安、
悲しみをマスクを被って隠しているに
すぎないということ。


このように、優越感は、
健康的でポジティブなメンタルとは言えず、

メンタルヘルスに多大な
影響を与えているということがわかる。


そこで、


1)感謝を過大に受け止めない



感謝する、されることは、
とてもいいことで、気持ちの良いこと。

だた、誰かに感謝され、褒められることで、
優越感に浸り、天狗になり、
自分を過大に見てしまい、不必要に
妄想しないようにする。

簡単に、ありがとうと一言ですまし、
ただ認めて、先に進むこと。


2)比較しない



優越感と劣等感はコインの裏と表。

すぐに他人と自分を比較しない。

他人と比較しはじめたその時、
楽しめなくなり、比べたくはなくても、

自分の不足している部分が浮き彫り化され、
自尊心の低下を促進してしまうから。

嫉妬、不安、欲求が満たされなくなり、
自分自身が悪く、弱く、できない人間、
能力がないように感じてしまう。

・自分の強みに焦点を合わせること

・自分の目標の達成に焦点を合わせること

・誇張せずに過去に達成した
実際の成果のリストを作成してみること



3)あなた以上の人は世の中にはたくさんいる



優越感に浸るあなたは、
とても賢いかもしれないし、とても
博学かもしれない、そして自分の能力や
業績を誇りに思っていると思います。それは大切です。

ただ、どのレベルまでいっても、
世界には、自分よりも賢く、知識のある
人々が常にいることを忘れない。

謙虚さを持つことが非常に重要で、
他人とその成果を認めます。

優越感を持つ人々は、自分が優れていて、
自分が正しく、他人は愚か者であると信じ、
傲慢で、自己陶酔的になっているから。

いつも他人と競争として捉えず、
比較しない。

特定のことに長けていたとしても、
他人の知識とスキルを尊重するようにする。

自分が得意だからと、傲慢に、
自分が常に正しいと、ひけらかし、自慢し、

他人を低評価に判断し、見下し、バカにし、
貶めてもいいという権利はありません。

誰もが長所と短所を持っていることを
理解すること。

また相手を批判し「間違っている」と大声で
主張し、マウントをとって、わざと相手の
評価を落としていくのは、
優越性の露骨な兆候です。

マウントをとる前に、その人が
自分で間違い、ミス、エラーを認識させ、
自分で気づかせるよう
いくつかの質問を投げかけてあげること。

他にも例えば、批判したくなっても
相手の業績に対して嫉妬せず、褒め言葉を使うようにしたり、

相手の良いところを見つけてあげ、
それを受け入れるようにし、
価値を認識し、相手の努力を尊重することなどすれば、
人間関係が崩壊することも減るのでは。



いかがでしたか?

人は良く見せたい、かっこいい、できる自分を
見せたいとついつい自慢し、自分を大きく演出しがち。

優越感は、社会の誰よりも自分が
優れていると信じてしまう。

でもその根底には不安、劣等感、
自尊心の低下、悲しみが、

油汚れのように
こびりついているということ。

優越感は単なる自分への慰め。

完璧な人間などいない。

自分よりも優れている人は
五万といます。

気にせず、盛らず、飾らない。

自分のありのままを受け入れ、認め、
愛してあげること。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。


Good virtues(グッドバーチューズ)