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2021/05/05 14:00



人は、遥か昔から集団やコミュニティーを形成し、
社会的に生きてきました。

その群れや集団から追い出されたり、
拒否されることは、

「生存」するということにおいて
かなり不利になってしまう。

今ならSNS、インターネット、または
セーフティーネットとなる団体は
探せばいくらでもあるけど、
昔はそんなものはない。

だから集団やコミュニティーの離脱は
死と直結することを意味していました。

今は昔のように、どう猛な動物に襲われたり、
食べていくのに狩りに出ないと生きていけないなど、
生死をわける危険性がないのにも関わらず、

その危機察知能力は
いまだ私達のDNAで引き継がれている。

そして拒否、拒絶ということにおいて、
非常にナーバスになる。

この拒否、拒絶によって、

悲しみ、怒り、不安、抑うつ、嫉妬、
ストレス、

自尊心の低下、自分の能力不足感、
自己批判、

自分には価値がない、
自分は誰にも望まれていないなど、

自分だけならまだしも、

拒絶によるネガティブな感情を処理できず

他人のせいにし、
他人の悪口、愚痴、批判し、

怒り、皮肉、嫉妬、
冷笑主義、不満、
時には復讐心さえ芽生えます。


あらゆるメンタルのネガティブ要因、
否定的な考えや感情に繋がります。


人はみな、他人へ受け入れられるよう、
好きになってもらえるよう望んでいます。
恋人、上司、同僚、友人・・・・

あなたも拒否、拒絶をされたことは
1度はあると思う。

好きだった人にフラれたり、
何かを応募したが落選したり、
友人から距離を置かれたり、
パーティーや買い物に誘われなかったり、
仕事を失ったり、
スポーツで補欠だったり、

ほかにも入試、面接、採用などなど
拒絶されたと感じるようなイベントは多々あり、

生きている限りこれらは
避けて通れないこと。

拒否や拒絶の中には、

それによって感情的に揺さぶられた体験が
鮮明に記憶に焼き付くものもある。

実際に、脳の扁桃体は、その経験に
「こういう意味がある」と意味付け、
ラベルを付けて、脳に保存されるから。

また2012年のカリフォルニア大学による研究では、

身体的な痛みを経験しているとき、
脳のある一部が活性化される。

その部分と同じ領域が、
拒絶などの感情的な痛みを
経験しているときにも
活性化されることが分かっている。


拒否される痛みってのは、
身体的な痛みとそれほど
変わらないんだって・・・・

それだけ、(内容にもよるが)、
拒絶や拒否というのは、感情レベルが強く動かされ、
傷もつき、傷みを伴うということ。

そして、その時の経験というのは、
忘れられないものとして脳に
残ってしまうことにもなるということ。

だから拒否、拒絶されたことで、
致命的なダメージになってしまう前の対処法や

成仏する方法をしっておかないと、

その感情的な痛みは、何年、何十年と
続くことにもなるから。

そこで、


1)その感情を否定しない



拒否、拒絶によって伴う感情。その感情を無理に
抑制しない。自分の今の気持ちを閉じ込めない。
痛みを無視しない。

悲しかったら悲しめばいいということ。

無理をして感情を抑圧して、
ポジティブになろうとしたり、

「ほんと私って駄目。
こんなことは乗り越えるべきで、
こんな気持ちの私はダメだ」と

自分の今の感情を否定しない。
自分の気持ちを正しく感じとること。

感じた感情は、拒否せず
素直に感じとること。

悲しい時は、泣けばいい。

拒絶による悲しみは
ごく普通で、ごく当たり前のことだから。

自分の本当の感情を認めます。

ただし、だからといって、
自己否定によって頭が
いっぱいになってしまい

「自分は無価値だ」と
自分を責め、自分は十分ではないという
判断で満たしてしまい、

制御不能なほど落ち込み、
責め続けて、常に悩み苦しむのではなく、

拒絶を感じ、素直にその気持ちを感じとったら、

次に対処する戦略的な方法を
見つける準備を整える。
拒否に対処し始めます。

何が起こったのかを正直に見て、
向き合い、受け入れる。
それからどのように学び、改善できるかを見ていく。

ずっとネガティブな思いで
傷つき、反芻して身動きが
とれない鬱状態が長期間続くよりも、

「次にとるべきアクションは?」と
自問できる心の余白の構築に、
より早く向かうことにも役立つから。

それら感情に正面から向き合い、感情を
認めてあげることは、
より早く痛みから回復するのを助けます。



2)全員に好かれることはない



みんなに好かれようと思わなくてもいい。
それ自体不可能なのだから。

あなたと分かり合える少数の人でいい。

黙って撤退したり苦しんだりしない。
拒否や拒絶により、誰とも会いたくないと
孤立していきたくなりますが、

孤立は不安を生む要因になります。

信頼できるメンター、気心知れた
友人と連絡を取ります。

いなければ、SNSやネットで
コミュニティに所属し、同じことで
悩んでいる人を見つけるなど、
愚痴を聞いてもらうだけでも構わない。

みんなと分かり合え、みんなを喜ばし、
みんなから好かれることは
不可能だということ。

あなたが何をしようと、どんなことをしようとも、
内容問わず、あなたをネガティブに捉え、
判断し、断定し、評価をしてくる人はいます。

みんなを喜ばせることはできず、
そしてあなたを色眼鏡で判断してくる人もいる
という事実を受け入れる。

とある心理学者曰く、
「自分のことを好きな人もいれば、
嫌いな人もいるし、無関心な人もいるんだ」と
自分に十分に伝える習慣をつけることで

他人からの好かれたい、
評価されたい気持ちや
衝動を抑えられることもできる。

拒否されたことによって、
よく考えてしまいがちなことが、

拒絶によって、自分の人格までもが
否定されたと思ってしまうこと。

運、タイミング、相性など様々な
要因が重なっただけで、

何もあなたの存在に問題があり、
あなた自身を否定しているということでは
ないということ。


3)自分を思いやる



拒否、拒絶されて、自尊心が
低下してしまった時、

自己嫌悪に陥り、
自分に批判的な自己対話を
延々と続けてしまいがち。

そこで、自分には価値があるということを
思いかえす、自分の資質を今一度確認すること。

そうすることで

拒否された後の自尊心の低下を緩和し、
より早く立ち直るきっかけにも繋がる。

自分へのポジティブなリストを作ること。

・自分が好きなポイント
・成果のリスト
・これまで人よりも早く、上手に、簡単に、できたこと
・成功したり、褒められたりしたこと
・難局を乗り越えた時のこと
・コツコツと続けてきた道のりやストーリー
・過去の自分と比較してうまくいっている点
・できなかったことができるようになった点

他にも、自分の今の感情、
脳内のゴミを、全て吐き出すための
ジャーナリング(内省のための日記)や

軽めの運動や新しい趣味などを
小さく、達成可能な目標に要素分解して
小さく行いはじめ、小さく達成していく。

例え小さくても自分の成果を
常に軽視しないこと。

些細な進歩の達成を味わい、
噛みしめ、来た道中に想いを馳せ、
祝福してあげるクセをつけること。

■自分を改善するのに必要な4つのこと


自分のアイデンティティを成長させ、
自尊心を高めることができる。


また拒否、拒絶された時、
代替え案をなるべく早く行うこともひとつ。

例えば、友人から昼食に招待されなかったなら、
代わりに他の友人に連絡してみたり、

またそれを機に、
いつもと違う新しいことをはじめてみたりなど。

意外とそれがしっくりきて、
「きっかけはあの時だった」
ということがとても多いから。

フラれた時や拒否されて辛い時、
久々に祖父母に電話してみて、
声をきくだけでもいい。

自分の声を聞いただけでも、
祖父母らはとても喜んでくれるから。

自分を必要としてくれている人も
いるんだということを実感できる。


4)できればフィードバックを得る



なぜ受け入れられなかったのかについて
改善するために、自分は何ができるか、
できれば、建設的なフィードバックを求めること。

もちろん、その本当の理由を
教えてくれないかもしれないし、
お茶を濁され、軽くあしらわれて
しまうかもしれない。

でも中には、次につながるような、
次へステップアップできるような
貴重なアドバイスや洞察を
提供してくれる人もいるから。

例え期待していたことが拒否され、
うまくいかなかったとしても、

全てがうまくいかないという
意味ではなく、ましてや
自分の自尊心とは無関係だし、
自分を無能と感じるのはナンセンス。

それとこれとは別で、
自尊心とは切り離されるべきことだから。

拒否されていないのに、
自尊心が低い人もいれば、
例え拒否されたとしても、自信と誇りを保ち、
次へアクションをとり、自尊心が低下せず
高い人もいるということ。

自分の価値を、他人の意見で
左右される必要はないから。


「これから何が得られたのか」と
自問してみること。

そこからの教訓を得ること。
拒絶から学ぶこと。

新しいスキルを学び、
やり方を改善する絶好の機会、

その悲しみは、絶好のシグナルであり、
成長する機会だよーって教えてくれる
単なる情報にすぎないから。


辛い時は、辛くていい。
それが普通だから。

思いっきり悲しんでもいい。

しばらくは時間をかけて回復に努めること。

でも起き上がるクセはつけておくこと。

時間が解決してくれるが、
それはその時間内に、
自分の傷をいやす為、何を、
どのようなことを意識的にしたか、
選択したかで変わる。

どのように時間を使うかで
自分を取り戻すのに要する時間が変わるから。

また、拒絶や拒否は、
こちら側がコントロールしようのないことであり、
自分の力ではどうしようもない、
制御不可なこと。

変えられるのは、
その時の自分の反応。

自分を無価値に置いて、他人から孤立し
身動きがとれないように追い込んでしまうか、

痛みと向き合い、
そこから起き上がって学習し、
半歩でも次へのアクションプランを練って
実行にうつすか。



おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。