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2021/04/14 14:00



自分の考えと矛盾していても、
他人の意見、話をよく聞き、検討してみる
オープンマインド。

自分との反対意見や、
矛盾した見解であったとしても耳を傾け、
それを検討しようとする意欲。

少数意見であっても新鮮なアイデアを受け入れる。

そして、間違っている可能性があることを
喜んで、積極的に認めます。

一方の考えに初めから偏りすぎていない、
つまり認知にバイアスがかかっていない、
フラットな目線で物事を見る。

オープンマインドであるということは、

新しいことを積極的に学び、受け入れ、
コンフォートゾーンの外に出て、

新しい方法、やり方、新しい意見、
新しい考え、新しい発想について、
考えることをいとわないことを意味し、

どのような状況下でも、
新しい可能性を見つける、
見出す可能性が高まります。


様々な方法、様々な視点、様々な切り口で
物事を考えるのに役に立つので、
難局をよりスムーズに解決できるし、

他の視点やアイデアを検討する意欲を
持つことで、

頑固で、維持っぱりで、時代遅れの
凝り固まった思考ループからも脱却しやすく、
独創性がアップデートされ、

自分の能力以上のもの、想像以上の新しいものが
生まれたりするイノベーションの
きっかけになったりなど

オープンマインドの利点は様々あり、

別の考えを受け入れることを検討することや
新しい経験を試したりする意欲は、

自分の既成概念の破壊に果敢にトライし、
広い視点で物事を見れ、
新しいことに挑戦する勇気を育む。

それは自分自身をより成長させることが
できる策とも言える。

また、たとえ自分の見解と同意した相手ではなくても、
同意者、反対者、双方とも、自由に活発に
議論されるべきであるし、

反対者の信念や意見も、自由に表現すべきであり、

その意見を汲み取る体制、
理解をするという体制というのを
オープンマインドの人は持っている。

反対のクローズドマインドの人は、

・独断的、他人の意見を取り入れない
・二分思考(白黒つけたがる)、曖昧の不寛容、完璧主義、独断主義
・根本的な新しいアイデアを受け入れない
・新しい学習を取り入れない。
・受け入れる箱がそもそも用意されていない状態。

強い信念を持つことは非常に素晴らしいことで
これを否定しているわけではなく、

ただそれによって自分とは違う意見を
持っている他人を否定したり、
否定者を集めて攻撃したり、

他人の意見を断固として拒否し、

受け入れる箱の用意が
なかったりするというシャットアウト感であり、

オープンマインドであるということは、
他人の意見、または自分の意見とは
例え反対者の場合であっても、

自分とは違う別の視点を
考慮し検討する意欲、そして、
その人に共感しようとする能力を
持っていることを意味しているから。

他人の視点や信念と、
自分の視点や信念の両方を見ることができ、
クローズドな人よりも、
他人の考えや視点をよりよく理解できる。

またオープンマインドは、
自分の過ち、間違っていた可能性に
心を開くことができ、

軌道が乱れてしまった時、
問題が起こった場合でも

すぐさま修正を行い、
状況の回復をより早めることもできる。


このように、オープンマインドは、
単に自分の視点から見る景色だけではなくて、

他人の視点、複数の視点から
見える景色を考慮に入れ、学習する。

自分の脳の門戸を開放する。

そして思考の枠、思考の領域を取っ払い、
積極的に領域を広げていくことを厭わない。

このオープンマインドは生まれつき持った
性格の部分もあれば、その大部分は訓練次第で
育むことができる視点であるということ。


そこで、まずはテスト

1:社会問題をテーマについて議論する
環境問題、コロナ、教育、経済など。

2:自分は賛成?反対?自分のポジションを決める

3:反対意見を3つ書く

たとえば、タトゥーの問題。
自分は、タトゥーは他人に威圧感を
与えてしまうので悪いという意見だとする。
入れ墨をするべき3つの理由を
考え出す必要があるってこと。

このように自分とは反対の意見が、
中々思いつかない場合は、

それは「〇〇はこうであるべきだ」
「こうじゃなきゃいけない」と独断的に、

自分の視点信念に凝り固まっている
傾向があるってこと。


このオープンマインド力を
低下させる要因と挙げられているのが、


1:片方の意見に比重、バイアスがかかっている時

・確証バイアス

「これはAだ」と思えば、Aの情報ばかりを収集し、
BやCを考慮しない、見えない。

「Aなんだ」と確証的に、認知にバイアスが
かかる。

あらゆる顕在化していない、
潜在的なことも「Aなんだ」と
自己都合で、ねじ曲げ、解釈するような視点で
あらゆることを見てしまう。

自分の意見に都合の良い情報ばかりを収集し、
焦点を合わせて解釈し、独断的になってしまうと
オープンマインド力は低下する。


・知識バイアス

人は専門家、研究家、その道について詳しくなった時、
既知の情報を再考することを怠ってしまう。

知識の保有にバイアスがかかっている状態。

過去に習った記憶、経験、知識があり、
既成化していて、「そんなん当たり前」
「そんなこと知っている」と新たな学習、
新たな発見の意欲を妨げる。

初心者の心の欠如。

ワクワクした 好奇心に満ち溢れ、
可能か不可能かまだわからないので、
可能性の世界に開かれていて、

不慣れで十分に分かっていないから
あらゆるものを自分に吸収しようとする
ビギナーズマインドが欠如している状態だと
オープンマインド力も低下する。


2:曖昧(あいまい)さの不寛容

曖昧さ、不確実性はワクワクし、冒険心が
掻き立てられ、快適でさえある。

ただし曖昧な部分が多すぎると、
人は不快に感じ、不安に感じ、
閉じていきます。

クローズドな人は、
答えを曖昧にしておくことができず、
それを許容できない。

大なり小なり全ての問題に対して、
明確に答えがないと先に進まない。

白か黒、プラスとマイナス、優か劣、善か悪という
二つのどちらかという考え方。

自分の考え方と相容れない、
それ以外は全否定される。

オープンマインドな人は、
ある程度の曖昧さでも快適です。

そして常に新しい未知のものを
探求する用意があり、
門戸を開放することを厭わない。

クローズドな独断主義は、物事をより単純に、
明快に理解しやすくしようとする二分法的思考は、
試みとしてはいいのだけど、

不確実性を嫌い、新しく、現状に異議を
唱える可能性のある代替案を
拒否することで、

曖昧さ、不確実性、リスクを最小限に
抑えようとすることで、
オープンマインド力は低下にもつながる。

クローズドな人は認知の矛盾に
耐えることができないことを
示唆している実験もあります。




そこで、よりオープンマインドを
育む方法として、


1)自分の考え、信念、視点にあえて挑戦する練習。




上記のテストとも似たような形式。

1:自分が最も強く信じていることについて議論するテーマを選ぶ
強く保持している、譲れない信念です。

2:その信念とは反対の意見を3つ書きだします

3:元の自分の信念に戻り、再度評価します。

これだけです。

自分とは反対の立場を主張する他人の
意見を理解することを努め、いくつかの反論を
検討しました。

別の角度からの視点で、元々持っていた自分の
信念をあらためて見直しする、再評価する機会を
得ることもでき、より自分の主張に
自信を持つことができるようにもなります。



2)知識バイアスに挑戦する



誰しも長く同じ業界にいると、
その道に詳しくなり知識、経験が積み重なり、
いつしか、業界の常識にとらわれてしまう。

このようなエキスパートマインドの
傾向を強くなってしまう。

研究者や科学者は、
このエキスパートマインドとの闘いと
言われています。

既知の情報に対して、過去の常識や
事例にとらわれない思考のビギナーズマインドを持ち、

まるで初日のようなワクワク感を
いかにキープし、持ち続けられるかが

その後の大発見、イノベーションの結果に
大きく関係しているということ。


営業部から配属されてきて、
なんら生産に携わったことがない人が企画会議で、

「この部分はもっとこうできないんですか?」
「ここの部分ってどうしても必要なんですか?」

どんどん言いたいことを言う。

これまでの常識にとらわれていたら
想像もつかなかったことを考え、企画、視点が
どんどん持ち込まれていく。

これまでの経験や知識だと
「そんなことできない」と思われていたものが、

知識や経験がないからこそ生まれた、
縛りのないところからの
常識の枠外のアイディアで

「ひょっとしてこうやったらできるかもしれない」
と変わる時がきて、それが意外にも大きな
ブレークスルーするチャンスとなり、
追い風になるってことは往々にしてある。

新しい情報として受け入れる時、
それは自分が知っていること、
思っていたこと、既知の情報の知見、
これらをいったん脇に置いて、

既存の証拠を真剣に見返し、疑い、

自分の持っていた見解が、
間違っていたということを
素直に認めることができないといけない。

自分の信念の修正は難しい。

確かに精神的な努力が必要となってくるけど、
よりオープンマインドになるように
訓練することができます。


3)確証バイアスに挑戦する



自分の都合のいい情報を収集したり、
「こうであるべき、絶対こうだ」
「これは当たり前」
このように、自分が確証していることに
大きなバイアスがかかっていることについて、
一度疑問を投げかけてみること。

「ん?その意見って本当に事実なの?」
「あれ?そう判断しているのはなぜなのか?」

情報を、自分はこう思うという判断だけで
そのまま簡単に受け入れたり、

自分の意見に合うよう都合の良いように
ねじまげて解釈して見ないこと。
一時停止してみること。

あえて確証バイアスに挑戦することは
オープンマインドを育む訓練になる。

自分の意見、自分の意思決定、選択に
自信を持つことは非常に大事だけど、

それは非常に偏った考え、視点である可能性も
あるということは常々頭に入れておくこと。


4)新しく異なるもの



意図的に新しくて異なることをすることです。
1日に1個、土曜日だけ1個など決めておきます。

その日のその時だけ、いつもの自分とは違なる
反対の意見のことにあえてトライします。

通常は選択しない本を読んでみたり、
最短距離ではなく大回りして帰宅したりなど
なんでもいい。

他にも、反対の意見を
1個考えてみるだけでもありで、

「この自分の見解や一般的に答えはAって考えられているけど、
逆のBが答えだったら、どうなるんだろうか?」

ってな感じです。

自分とは反対の意見をあえてやってみる、
考えてみることは、

オープンマインドで、他人の異なった意見について
理解し、考えることにも通じ、

再度、自分の意見に戻った時、
見える景色が変わっているということがあるから。


5)妥協点



オープンマインドではなく、
逆のクローズドな人は、
独断的、他人の意見を取り入れず、

不確実で、曖昧な部分は許さず、
全てにおいて答えがないとダメで、

白か黒、0か100か、プラスかマイナス、
優か劣、善か悪という二つのどちらかという
二分法で考えがち。

中間点、妥協点について考える。

物事は、私たちが考えるほど
極端なものではないことが多い。
そのことを認識する。

下記の中間点は何ですか?
 
黒、白
大、小
簡単、難しい
良い点、悪い点
幸せ、悲しい
清潔、汚れている
落ち着く、不安
恥ずかしがり屋、発信

これらの中間点を考える。
黒と白の中間はグレーです。

どっちかはっきり極端に
二分できないものを全否定し、シャットダウンして
受け入れないという体制を緩めてあげる訓練。

なんでもかんでも二分法的思考は
心と脳に疲労が蓄積しています。

曖昧を許容する、緩める、ピンと張った糸をほどく、
スペースを作ってあげる。


いかがでしたか?

心を開き、オープンマインド力を
高めていくことで、

新しく学習し、新たな知識、
見聞も広がり、新しいチャンスがやってくる。


自分をどんどん成長させる
燃料になるってことで。

おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。




Good virtues(グッドバーチューズ)