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2021/03/17 14:00



あなたは「本当の自分」「真の自分」
というのをどれだけ理解していますか?

自分探し、したことありますか?

本当の自分を発見することで
新しい自分、新たな自己に出会う。

本当の自分を知れば、
進むべき道が見えてくる。

そして本当の自分を知れば、
今やっていることや人間関係においても必要、
不必要が整理されてくる。

誤ったところに時間と労力をかけずに済み、

遠回りすることなく、臆することなく、
北極星(道しるべ)へと向かうことができる。

自分は誰なのか。
何がしたいのか。
自分にとって何が重要か
どうなりたいのか。
何を大切にしているのか。
何が提供できるのか。
何をすべきか。

自分をより深く知ることで、
自分自身を取り戻す。自分自身に戻る。
本当の自分とつながる。

深く知ることで、自分に自信を持ち、
前進するのを妨げる障害物がなくなり、
地平線まで続く1本道。
雲1つない青空。超ドライブ日和。

心が安らぎ、自分の成長に向けて
1歩踏み出しやすくなる。

ただし、よくやりがちなのが、
「自分っていったい何なんだろう・・・」
この壮大な問いを重く受け止めすぎ、
反芻し、不安、絶望、迷い、恐怖、
ストレスを生み出す必要はないということ。

好奇心と思いやりを持って、
自分を知るために探求する。

人生は旅と同じだから。
旅の道中は楽しいもの。
そんな感じでいいのでは。

そこで、自分をよりよく知る、
見つけるための方法として


1)得意なことは?



まずは落ち着く空間、静かな場所で、
一人で座り、自分を観察します。

あなたが得意なことを見つけます。
強みに焦点を当てる。

字が綺麗、整理整頓が得意、聞き上手など
どんな些細な事でもいいので、
今まで他人よりも早く、うまく、簡単に、
綺麗にできたこと、褒められたことはなんですか?

それらに共通している核心は何を意味していますか?
紙とペンを使ってメモしていき、自問していきます。

もし今、得意じゃないことに時間を
割いていて、エネルギーを消耗させているのであれば、

損切りのタイミング、方針転換、
得意なことへコミットすることも検討する。

実際に研究でも、

自分の強みを伸ばすことに
エネルギーを集中すると、

弱みを改善しようとするときよりも、
はるかに速く成長し、より自信を持ち、
創造的で、活力を取り戻すことは
実証されているから。


他にも、今はできないけど、
過去に好きだったこと、ハマったこと、
興味があったことをリスト化し、トライしてみる。

花が好きなら、庭に出かける。
自然が好きなら公園を散歩する。
料理が好きなら、クラスを受講したり、
書くのが好きだったなら、日記、
絵画、大人の塗り絵などカラフルな
ペンで色々デコったり。

限りない喜びを感じていたあの当時を
振り返ってみる。誰と?何をしていた?

他にも今、現在で興味のある、好きな、
暇なときに本当にやりたいことは何ですか?
食べ物、色、場所、映画など・・・
掘り下げ、リスト化しておく。

これらは本当の自己に没頭している
瞬間であり、自分が愛しているものの
良いヒントにもなるから。

それらの「何が、なぜ素晴らしいと自分は
思うのか」、そのバックグラウンドや核心は
何なのかを理解することで、

その感覚を得られることを
追いかけること、それが本当の自分だってこと。


2)過去を追従する



行動に制限的になったり、消極的になったり、
回避したり、先送りにしたりする思考、
否定的な思考、その背景は過去にある。

過去を振り返れるだけ振り返る。
上記のような制限的な思考になったきっかけ、
トラウマ、両親や先生、友人の言動など、
ターニングポイントを記憶にある範囲で遡っていく。

自分の思考の根底にある過去の経験や
きっかけなどを知り、向き合うこと。

有害な過去を有害なままにせず、
これから再編集していくこと。

行動を積極的に変えて、
自ら意識的に選択して、自らで決断して、
進んでいくことで思考も変容する。
どのような未来にでもしていける。



3)新しいことを試す



まだ見ぬ自分、知らない、
まだよくわかっていない自分を
深く掘り下げるには、何か新しいことを試してみる。
もちろん興味のあることから試してみる。

何か授業やセミナーなどを受講してみたり、
行ったことのないレストランに入ってみたり、
いつもとは違う道で、近所を意識的に探索したりなどの
簡単なことからでいい。いつもと違うことをする。

1日1回は新しいことをトライするや、
何曜日は新しいことをする日など
習慣化するようにすること。

自分自身について深く学ぶことが
できる機会に繋がるから。

あなたの未知の能力を、
自分では気づいていないけど、
他人なら気づいていることってのもあるので、

「私ってどういうのが向いているかな?」
と素直に聞いてみるのもあり。
「あなたなら~なんて良さそうじゃない?」
ときたら、まずはそれをやってみる。

あなたの可能性、本当に秘めている能力を、
自分も気づいていないけど、
他人も気づいていないという本当の未知で
誰も知らない領域ってのがある。

自分も、他人も気付いていない・・・・

他人から薦められるのは、
他人はあなたの素質を、ある程度知っていて、
それに見合う、適したものを薦めるという場合は、
これにあたらない。

あなたのことをそこまで深く思わず、
特にあなたの能力や適、不適を知らずに、
「やることないなら、これでもやってみれば?」と
簡単に薦められたものや、

流行っているからとりあえずやってみたり、
両親、夫がやっていたから真似したり、
大好きな女優がやっていたから真似したり、
昔からなぜか憧れがあったからやってみたり、

初動はとても軽い気持ちでいい。

身近な人が没頭していることに影響され
自分も真似してみると、意外にめちゃめちゃはまったり、
その人よりも、楽しんだり、
うまくなったりすることがある。

自分には無理と思っていた憧れが
少しづつ積み重ねていき、意外と射程距離に
入ってきたりなど。

自分がこんなことに向いていたなんて
思いもよらなかった、知る由もなかった、
他人も、まさか私がこれほどうまくなるとは
知らなかったし、驚いていたり。

あの時、あれをやっていなかったら
今の自分はなかった。
ここまで思える瞬間が来たら、
それほど幸せなことはない。

興味のあることからというが
ないなら、とりあえず流行りものや真似からでいい。

未開拓の自分が新たに発掘される、
未知なる本当の自分に出会う瞬間。

そのダイヤモンドの原石は、どんなところに
落ちているか分からない。

これはダイヤモンドになりますと書かれて
目の前に現れるわけではないから。



4)好かれてなくても大丈夫



みんなに好かれようと思わなくてもいい。
それ自体不可能なのだから。
他人は他人で自分は自分。

みんなに好かれたい、みんなから
いい評価を受けたい、他からどう思われているか、
人の評価や顔色を不安に思っている限り、
回りに合わせようとし、本当の自分を
見つけることが難しくなる。

他人軸で生きるのではなく、
真の自己で生きていく。

とある心理学者曰く、
「自分のことを好きな人もいれば、嫌いな人もいるし、
無関心な人もいるんだ」と自分に十分に
伝える習慣をつけることで
他人からの好かれたい、評価されたい気持ちや
衝動を抑えられるという。


5)コアバリュー



自分にとって価値ある大事なことを知れば、
日々、得ているたくさんの情報や行動から、

自分が本当にやるべきことに
選択と集中ができ、的を絞ることができる。

他人から独立した、他人の期待から離れた、

自分の価値観とは何なのか、

自分にとって本当に重要なことは何なのかを
自問し、それを信じきることができれば、

無数ある選択肢から絞り込め、
目的の方向へスムーズに移行できる。

■自分のコアバリューに沿って歩んでいく



6)内なる批評に屈しない




自分を探求している際、
全てにおいて反対し、
否定してくるもう一人の心の声。

「そんなことできっこないよ」
「リスクが大きいし怪我するよ」
「まだまだ足りないからやめたほうがいいよ」

この反対するもう一人の心の声を
心理学では内なる批評家と言われていて、
何かを考えると同時に現れます。

この声を全て消すことはできません。
付き合っていくしかありません。

内なる批評家はとてもおせっかいです。

内なる批評家の目的は、
心を折らせよう、諦めさせようと
企てることが目的ではなく、

内なる批評家の根底にあるのは、
うまくいってほしい、
幸せになってほしいと願っていることです。

危機に瀕するようなリスクから
守ってくれようとしているものであり、

批判し、否定し、止めようとするのは
親やボディーガードのように当然だから。

ズバズバ言ってきますが、
それに打ち負かされる必要はありません。
抵抗する必要もありません。

自分の価値に基づき、自分の判断で、
他人や外圧とは無関係に、

自分の人生を自分でハンドルを握り、
トライし、行動をしている時、
内なる声は静かになってくれます。

もう少し具体的に内なる批評家の声のトーンを
下げる方法としては下記の過去記事に記載がありますので
良かったら参考にしてみてください。
理解が進むと思います。

■内なる批評家とうまく付き合う方法



いかがでしたか?

本当の自分、あなたは誰なのか。誰になりたいのか。
何を望んでいるのか。

この壮大な疑問に打ち負かされてストレスに
なる必要はなく、
自分に好奇心を強くもち、オープンで、受け入れること。
自己を探求し、旅を楽しむこと。






Good virtues グッドバーチューズ