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2021/02/15 14:00




先週末、夕方のランニング中。

とても鮮やかな夕焼けに感動しました。

「なんて素晴らしいのか・・・」

そのあまりの美しさに
しばらく走るのをやめ、ボーっと眺めていました。

みなさんは「畏敬の念」を
どのくらいの頻度で感じていますか?

今はコロナ禍で中々そう簡単に
遠出はできませんので、海だ山だの森だの
どこかに行って、それを体感しに
いくってことが難しいかもしれませんが。

一見、小さな日常にも、畏敬の念を
体験できるものは存在します。

ヒューストン大学の実験では、
他の感情と比較して、より畏敬の念を抱いた参加者は、
時間の豊富さと人生の満足感の強さを感じたんだって。

畏怖の念を起こさせる瞬間は、
時間意識の低下とストレスを
和らげてくれるという研究。

一時停止し、焦らず、時間がゆっくり流れ、
心地よく、幸福度も上がることは
エビデンスが出ているスローライフ。

他にも、2015年の新しい研究では、
特定のポジティブな感情、特に自然、芸術によって
引き起こされる畏敬の念や感情は、

炎症誘発性サイトカインのレベルを軽減することに
役に立つことが分かっています。

サイトカインは体の免疫反応に
関与するタンパク質ですが、多すぎると「炎症」を引き起こし、
アルツハイマー病、うつ病、心臓病、関節炎、その他の
自己免疫疾患を引き起こします。


夕焼け、朝日、自然など、
日常生活に畏敬の念を取り入れることは、

生活の質を高めて、メンタルバランスを整え、
マインドフルネス的観点からも
非常に大切だということ。

ついつい眉間にしわをよせ、右手にスマホ、
左手に書類、座りっぱなし。
「時間が足りない!」と時間に追われ、
イライラ、カチカチとタイピング。

ついつい現代人は
「畏敬の念」をなおざりにしがち。

でも畏敬の念は自分たちの
人間らしさを取り戻させてくれる
非常に大事なもの。

わざわざその為に観光で旅行予約したりや
富士山に行く必要もなく、
身近に、そして日常で、できるかぎり
畏敬の念を採用する。

近くの川沿いを歩いてみる、公園を散歩する、
日の出を見る、夜空を見る、月を眺める、
植物を見るなどなど。

しばらくの間、コントロール感を手放し、
時間のスピード感覚を減速させる。

そう、まるで瞑想状態に近い状態。


畏敬の念は、素晴らしい感情を
引き出してくれるだけじゃなく、

創造性を高めてくれたり、
挑戦する勇気、探求心、冒険心、好奇心を向上させたり、
音楽で脳をより活性化しやくするなど、

このような特典をももたらす
可能性があると言われています。

この畏敬の念って不思議な感覚ですよね。

不思議、感謝、偉大、圧倒的、無敵、
浄化、思いやり、無私無欲の感情、
恐怖まで、

色々な感情がミックス
されているような、

説明できない、全てが含んでいる、
そして超越している感覚になります。


人間がどうあがいても太刀打ちできない
コントロール不可な感覚。

山、川、森、自然はもちろん、
滝、出産、荒廃、自然災害、嵐のシーンなど
様々な出来事や物について感じられます。

畏敬の念によって、
今までスピーディーな世界にいた自分では
気付かなったこと、見過ごしてしまっていたものが
見えてくる、感じるようになる。

周りの光景、匂い、音に焦点を
合わせることができてくれば、

どんな小さな、些細な日常に、
畏敬の念を感じることができるようになる。

例えそれが道端に咲く一輪の花でさえも。

外出さえも必要なくなり、
過去に楽しかった休暇の時の写真や、
Youtubeで壮大な自然の画像や映像を見るだけで、

素晴らしい、ポジティブな感情を
引き出すことができます。

実際、コロナ禍の自粛により在宅率が高まっている中、
この畏敬の念というのは非常に重要になってきます。


ノースフェイスなどアウトドアやエコ関連製品の
数々のブラン​​ドアンバサダーで、2014年にナショナルジオ
グラフィックアのドベンチャーオブザイヤーを受賞し、
イラクでの奉仕でブロンズスターを受賞している
アウトドアのスペシャリスト、ステイシーベア氏。

そんな彼がおすすめする
畏敬の念を感じとる簡単な方法として

ステップ1
外にいるときは、自然を探し、美しい瞬間を探しましょう。

ステップ2
時間をかけて立ち止まって写真を撮りましょう。

ステップ3
そして、その瞬間に何を考えているのか、
なぜそれについて素晴らしいと思ったのかまで
書くことができればベスト。


このような述べられています。

畏敬の念を感じる経験は、
精神的健康、肉体的健康の両方を
高めることができる。

それはピラミッドを見に行ったり、
オーロラを見に行ったりしなくても、
日常のほんの小さい、些細な事でも
感じることはできるし、それを育むことはできるということ。


まず畏敬の念を、よりしっかりと感じ、味わい、
きちんと受け入れ態勢を整えるには、

減速し、心配事を手放し、
この「瞬間」、「今」に心、気持ちを
集中させ、存在させるコツを学ぶこと。

つまり、瞑想や呼吸法などの
マインドフルネストレーニングが
重要になってくる。

深呼吸というのは、迷走神経を刺激し、
活性化させることで、不安や緊張が軽減され、
副交感神経系(リラックス、鎮静、落ち着き)を
増加させることが示されています。

この迷走神経は副交感神経と大きく関わっていて、
覚醒、血圧、心拍数を低下させ、落ち着き、
リラックス、消化を助けます。

迷走神経は脳から出てる神経で、
首、胸、腹部の臓器にさまように張り巡らされているので
迷走神経と呼ばれています。

心と体のつながりに大きく関与
している神経系です。

瞑想について8週間のトレーニングを受け、
その結果、トレーニングを受けた人だけが
集中力の向上を示したことがわかった実験がある。

また瞑想グループのメンバーは、他の参加者グループよりも
長時間タスクと向き合い、タスクの切り替え頻度が減り、
作業をより効率的に行うことができたという実験もある。

深呼吸をして呼吸を整え、
カウントすること。

鼻で吸うのに5秒、3秒間息を止め、
口から吐くのに5秒の合計13秒。
13秒かけて深呼吸しなければ、呼吸筋が十分収縮しない。

邪念が浮かべば、すぐに呼吸をカウントに
意識を向けて戻すこと。

これを何度も繰り返していると
そのうち呼吸のカウントに
意識が向いて1つのことに集中できるようなる。

はじめのうちは邪念(マルチタスク)は仕方ない。

訓練して慣れてくれるとこれが注意散漫で邪念が
浮かぶ頻度も減り、呼吸のカウントをすること
だけに意識が向くようになってくる。


また他にも身近に畏敬の念を感じ取るコツとして


・歴史上すごかった人物の伝記を読む

物理的に大きな山、川、森、海を見るというのではなく、
歴史を変えたような人物。

スケールの大きな話しを読み、聞き、
感じとることで、畏敬の念を感じ、

自分自身を興奮させ、活力を与えてくれるから。

読了後、「すごい人だったなー。それに比べて私って・・・」と
自分と他人を比較したり、失望する必要は全くない。

自分は自分で他人は他人。
自分が主人であり、他人のレースを
生きているわけではないから。
人生とは自分との競技なのだから。


・芸術を楽しむこと

音楽、彫刻、建築、映画など。
惹きつけ、喜ばせ、視野、感情、
心を広げてくれるのに役立ちます。


・子供と一緒に時間を過ごす

子供の目線で見る。

幼い子供達は、自分のやっていること、
見ていることのほとんどにおいて、
好奇心と冒険心を持ち、畏怖の念を抱いているようです。

子供の新鮮な目を通して物事を見てみると
今まで見えなかった、気づかなかった世界が
突如として現れ、
人生にもっと畏敬の念を抱くことができるようになります。


他にも、ネイチャー系や世界遺産の映画や動画なども
ありですね。


あなたも今、少し疲れているなと感じたら、
一時停止、減速してみること。

そして不安、心配、ストレスから少しの間、
解放される時間を設けてあげてください。

畏敬の念は、そんなあなたにエネルギーを
あたえてくれ、自分も大きな世界、全体の
一部であるということ、

そして自分の心配事というのは
ほんのごくごくわずかな、些細な事、
小さなことだということを
実感させてくれます。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。

Good virtues(グッドバーチューズ)