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2020/12/07 14:00




人間はネガティブな事はいつも覚えていて、
過剰に気になってしまうのに、

前向きなこと、前向きな感情の瞬間というのは
すぐに忘れてしまいます。


小さな成功による喜び、笑顔、至福の感情、達成感、
ギフトをもらった時・・・

前向き、ポジティブな感情は、
ほんの小さな瞬間です。


このような前向きな経験を、
十分に、長く、深く感じ、

十分に楽しみ、十分に味わうことが大切。


前向きな感情を「味わう」ことが
うまくできれば、

自分の内側に良い感情を長期的に噛みしめ、
留めておくことができる。

この前向きな感情の、
「味わい力」を高めるコツとして


1)過去を味わう




過去を味わうことは、味わい力を高める
最も簡単な方法です。

先週、先月に自分に起こった幸せなこと、
楽しかったこと、気持ちが良かったことなどについて、
数分間、考える時間を確保しましょう。

楽しかったイベントを振り返りながら、
体験した時にいた人、匂い、音、体感、色、景色、
場面を考えてみる。

イベントで感じた前向きな
感情について、じっくり向き合って考えてみる。

その時のシーンを振り返り、再度、体現してみる。

深呼吸をして、これらの感情が、
自分の体でどのように感じられるかに
注意を払ってみること。



2)小さなギフトを味わうこと





小さな喜びに感謝すること。

どんな小さなことでもいい。

何か自分にとって、前向きな感情や前向きなことを
経験したときは、注意を払っておく。

感謝は、幸福に感じる”出所”を掴んでおくことで
長く、深く、味わえる。


毎日20分の散歩を1週間行い、
意識的に良いものを探した参加者は、
悪いものを探すように指示された
参加者よりも幸せで幸福度が高いという
報告がされている研究があります。


自分の気分が良いことに気づいたときはいつでも、
前向きな感情とその原因について
考えるようにする。

また、感謝の気持ちを練習して、
これらの前向きな感情を引き起こした物や人に
いつでも、誰にでも感謝すること。

自分たちが経験していること、
何か前向きなことを経験したことが、
自分にとって、どれほど幸運であるかを
しっかりと認識して考える。感謝する。

そういった小さなギフトや感謝のリストを作り
書き留めておくことも有効。

当たり前のこと、小さな喜びでも
しっかり祝福してあげ、自分への努力を称え、
成功を楽しみ、結果を楽しみ、

感謝の気持ちを実践し
育くでいければ、前向きな感情への
味わい力も高まっていく。

また毎晩ベッドで、今まで捧げたことがないことや
今まで祝福したことないことについて、
感謝や祝福することを考えてみること。

感謝の気持ちでその体験を思い出すと、
それを味わう力の向上に役立つから。




3)良い気持ちを共有する



前向きな感情、良い出来事、気分が良く感じた瞬間、
感謝していることなど、
他人とその情報を共有すること。

自分が幸せ、前向きである理由について
親しい友人、身内など重要な人へ伝えるようにする。

ビクトリア大学エリカ・チャドウィック氏による研究では、
前向きな感情、前向きなイベントを共有する人は、
そんなことをしない人よりも、全体的に
幸せであることが示されていて、

幸せを感じるためには、他の人に良い
知らせを伝えることだけを
考えればよいってことも示唆しています。

自分が素晴らしいと感じているもの、
感じたもの、他の人が素晴らしいと思っていることやものも
広げていくことで、
自分にとってより前向きな感情をさらに
生み出すことができる、相互作用も出てくる。




4)未来を味わう



未来の楽しみな予定、イベント、目標達成時のことを
想像する時間を設けてみる。

例えば、長期休暇時がきたときのイメージをし、
何をしようか、誰とそこにいるのか。
そして、どのような前向きな感情を感じたいか。

まだ起こっていない未来の出来事から
前向きな感情を生み出すことができる。

前向きな感情について考えることによって
味わい力を鍛える練習ができる。


5)毎日の休暇の練習



楽しいことをするために、
毎日20分を1週間切り分けます。

気を散らすもの、心配すること、ストレスのない、
中断されない時間を確保する。

「ミニ休暇」の間は、自分が感じていることに
完全に集中し、それを表現するようにしてください。

カフェで本を読んだり、
美術館を訪れたり、入浴したり、
新しい食べ物を食べたりなどなんでも。

20分の終わりに、次の日の休暇を計画し、
それを楽しみに始めましょう。

一日の終わりに、ミニ休暇を振り返り、
気持ちを追体験すること。

週末には、すべてのミニ休暇を振り返り、
新たに楽しむこと。これらで味わい力を鍛え、充実したと
実感できる時間や日々が増えていきます。



6)下向きの比較




上向きの比較、他人との比較はやめ、
過去のできなかった時の自分や、
幸運ではなかった時の自分と比較する(下向きの比較)。

この下向きの比較を俯瞰してみるとき、
今の自分、成長している自分を肯定的に捉え、
今の経験から充実感や感謝など
前向きな気持ちを味わえる。



7)カメラエクササイズ



花、建物、道路、車など、
興味のある2つのオブジェクトを見つけて、
それぞれの写真を約15〜20枚撮ります。

その間、オブジェクトの光、色、テクスチャの
パターンを観察する。

カメラの角度と位置を変更して、
視覚的に心地よい新しいショットを見つけます。

そして撮った写真を、またもう一度見て、
楽しむための新しい側面を探していきます。

心地よい瞬間のショットを見直すことや
楽しむように工夫をすることなど。

これも前向きな感情を
より長く、味わうことを楽しむ1つの方法です。




良い瞬間はすぐに過ぎ去ることを
忘れない。

そして意識的に、
その瞬間を噛みしめ、存分に楽しむこと。

前向きな気持ちになるその瞬間は
本当に貴重な瞬間です。

過去から良い時間を思い出し、
未来から良い時間を想像し、
今に、前向きな気持ちを呼び起こす。

良い瞬間にできるだけ、
長くその余韻に浸れるよう、
味わえるようにする、味わい力を鍛えること。
大事だよね。ってこと。



おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。