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2020/11/17 14:00




慌ただしい日常。
めまぐるしいスピードで変わる世の中。
IT化、情報化した社会。

スピート、効率化。
日々スマホ。隙間時間も情報を収集。

猛烈に変化している日々。

「動け、動け!とにかく行動だ!」と
言われ続け、

動いてることが絶対正しいことであり、
動いていないことはダメなことと
刷り込まれているせいなのか、

いつしか休憩、停止することは、

「時間がもったいないんじゃないか」
「怠け者なんじゃないか」と

そんな時間を無駄に思えてしまったり、
休んでいるのに罪悪感を感じてしまったり、

ダメなことをしているんじゃないかと
不安になってしまったりするふしがある。

そう、いつしか余暇や停止の
とり方が分からなく、苦手になってくる。


これらを特に否定するための記事ではないことを
先を言っておきます。

これがこれで仕事が好きな人にとっては
気分も高まり、最高の過ごし方でしょう。


休憩、停止することは、
エネルギーを再充電してリセットする方法であって、
より生産的になるのを助けてくれることが
できる大事な方法でもあるんだよってこと。


もっと言えば、
ただ休暇、停止ができたとしても「回復」できていないなら、
それは本当の意味で心身共に癒されておらず、
心の底から休息できていない。

結果的にいくら休んでも
身体と心のモチベは上昇せずに、
生産性が低下してしまう。

回復の欠如は、生産性の損失であり、
アメリカでは、年間620億ドル(6兆2千億円)規模の
損失をもたらしているんだってさ。
ハーバードビジネスレビューより


そう、結局、よりフル稼働させるには、
しっかり停止する、回復させることは、
何より重要だってこと。

何も休むこと、停止することは
悪いことでも、怠け者と思う必要もないってこと。

というか逆にしっかり回復に努めないと
生産性おっこちるよってこと。


下記に一時停止が役に立つシナリオをまとめてみた。


1)困難な状況に入る前に




込み入った話、複雑そうな案件、難しい問題に
踏み入れる前に、
少し時間を取って立ち止まり、目を閉じて、
少なくとも3回深呼吸する。

自分の呼吸に全神経を集中させること。

呼吸と感情は密接にリンクしている。

呼吸は、不安になると浅くなり、リズムも乱れます。
落ち着いて、リラックスすると自然と元のリズムに戻ります。

この呼吸は扁桃体という脳の奥底の部分からの
指令で生まれています。

この部位は「感情」を司っている中枢でもあるので、
だから呼吸、感情、脳、神経は全てつながっている。

また呼吸の速度を落とせば、
迷走神経が刺激され、心臓、心拍、血液、汗、唾液、
血管や内臓、脳、自律神経が鎮静へと
稼働するよう、人間の体は構造上設計されているから。

落ち着いた心で、でも注意力は深く、
より慎重に、冷静な言葉選びと判断をもって
厳しい状況に立ち向かうことができる。


2)決定を下す前に



イライラしたり、優柔不断になっていたり、
無関係なことに注意を向けていたり、
フラフラした考えになっていませんか?

注意が散漫になっている時に、
賢明な決断や判断を下すのは非常に難しい。

もしそれが重大で、大きな決断である場合は、
ゆっくりと静かな週末を過ごすこと。

自分自身と向き合う時間を作ること。

そして選択肢を検討すること。

長所、短所を書きだし、様々な人生のシナリオを検討すること。



3)やることが多すぎるとき



日々、忙しい日常の中にいると
時間への強迫観念に駆られてしまいます。

「時間が足りない・・・。」
「やばい、もうこんな時間。どうしよう・・・」
「時間がいくあっても足りない。なんとかしなきゃ、早く終わらせなきゃ」

そこで効率良くやろうと、
一度にたくさんのことをやろうとする傾向があります。

そのようなマルチタスクは、
何もうまくいかずに、逆に神経を疲弊し
脳へ過剰な負担を強いていて、

逆に非効率になり、
速度が低下し、生産性が下がってしまうことは
幾多の研究でも分かっています。

カリフォルニア大学グロリア・マーク教授の研究では、
集中力を元に戻すのに約25分くらい人間の脳はかかるという
研究結果もあります。


一旦停止させて、1つのこと、目のまえのことに
焦点を当てる。
最も大事なことに焦点を当てるようにする。

例えば、「ポモドーロ・テクニック」という時間管理術が有名で、
メンタリストのDaigoさんも薦めていますよね。

タイマーを使い、25分(または妥当な時間)に設定し、
その時間に1つのタスクのみを処理します。
タイマーが切れたら、短い休憩(通常5分間)を
自由に取ること。

・25分間隔ごとにタスクを1つだけ割り当てます。
この間タスクを切り替えない。

・休憩をスキップしないで必ずとる
・休憩中にメールをチェックしない

25分の間は、タスクの中断や緊急事態を
受け入れないようにし、目前のことをやりきることに
意識とエネルギーを注ぐこと。

タイマーが切れたときに、いかに没頭していたかも
わかり「結構、集中できたかも」と自信や充実感も沸いてきます。


あとはオーバーブッキングしすぎないようにする。
つまり過密なスケジュールを組み込まないようにする。

付き合いをほどほどにセーブする。
悪い習慣や誘惑を巻き込んでくる交友は断ち切り、
自分が笑顔になる人、ホッとする人と交流をする。

職業柄、業務が多すぎる、
長時間労働状態化している職場であれば
1日のうちの5分でもいいので、

誰も気にすることなく、1人でぼーっとできる
落ち着く場所で休憩し、

オフィス外の静かな自分だけの空間を見つけて
身体と感情をチャージする時間を作り、
メンタルバランスを整えること。

また朝は家族で一番早起きをする曜日を決めておいたり、
いつもより早起きをし、落ち着いた空間、
静寂の時間を大切にし、噛みしめ楽しむこと。

スピードを落とし、時間を少しかけ、ゆっくりと動作する。
急がずに、いつもより良く噛んで朝食を食べる。

BGM、テレビ、スマホをオフにし、
お気に入りのパン、お茶、紅茶を楽しむなど。

速度を落とし、心込めて食事を味わう。
目の前の今、この瞬間を十分に味わうこと。


4)人生がうまくいっていない時



なにもかもがうまくいかない時、人生が思うように
進まない時、そんな時は思い切って、
一旦停止してみること。

行ったことない場所へ行くなどして、
日常の空間から大きく抜け出してみること。

遠出を楽しむこと。

普段見る景色を変えてみることは大事。

たった1回の旅行で、人生に展望が開けたり、
新しい方向性が突如として現れたり、
アイディアが浮かんだり、光明が差してきたりすることも。
精神状態を回復させることができます。


2019年エクセター大学の2万人のイギリス人を
対象にした研究では、
1週間に120分以上自然の中で過ごした人は、
自然に行かない人に比べて健康で、かつ、
より幸福感が強いことがわかったんだって



5)マインドフルノートで一日を始める



自分の感情をそのままノートに書いていく。
感情を紙に吐き出していく。

頭に浮かんでいる感情をひたすら
書きなぐっていきます。
自由に流れるように頭に浮かぶこと
すべてを書き出します。

朝にやること。
朝は思考がクリアになっていて、思考する
スペースがたくさんあり、また処理も
軽快にしやすいから。創造性が解き放たれます。

夜に感情の棚卸しをすると、思考のスペースは
日中でフル稼働しているので脳疲労が上昇していて、
思考する力や集中力が残されていません。
ネガティブな思考が高まってしまい、
睡眠に影響が出てきます。


1日を始める朝に、今日のタスクや優先順位を
検討する前に、真っ先に、感情をジャーナリングして、
一旦停止すること。

朝一番に沈黙と静けさに時間をかけることは、
その日1日を集中して走り抜けるための
重要なツールになります。

自分の気持ちや考えを記録して、
感情を追跡すると、共通項や傾向、
引き金となる人、場所、イベントに気づき、
強い感情の警告サインを認識することができる。

感情に焦点を当てているため、メンタルヘルスの
改善にも効果があり、不安やうつを軽減できる効果が
あると言われています。

■感情を観察し受け入れる方法


感情のジャーナリングでひたすら吐き出していく。
感情のゴミを清掃していくこと。


またもうひとつの感情のジャーナリングの方法として
下記の質問をしてみる。

1:感情への名前
「怒り」「不満」「喜び」「悲しい」
「恐怖」「興味」「恥ずかしい」「驚き」「嫌悪」という
ラベル付けを行う。モヤモヤした感情やよくわからない不安を
明確にする。

2:この感情の原因は何ですか?
うざい上司の一言かもしれないし、家事をまったく
手伝わない旦那のことかもしれない、お金がない心配かもしれない。
あなたが今、感じている、本当の原因を書き留めてみること

3:この感情が私にとらせた行動や行動

ブチギレて物や人にきつくあたってしまったり、
トイレで大声で叫んで号泣したり、
誰も見てないところで嬉しさのあまり一人で
ダンスをしたりなどあるかもしれない。

4:この感情は状況に適していますか?

その感情的な反応は、引き起こした状況と
一致していますか?過剰に怒りすぎていたり、
腹をたてすぎていたり、不安がりすぎたりなどありませんか?

5:この状況は、許容すべき苦痛ですか?それとも
解決すべき問題ですか?それはどうやって解決できますか?

もしコントール可能であり、解決すべき問題で、
変更できる状況については、
行動計画を立てていくこと。

たとえば、気分を害してきた友人がいたら
その友人と会う時間を設けて、
直接話しをするよう計画したり、

自分の健康が不安な時は積極的に、
検査に申し込んでみる予約をしたりなど。

もし自分ではコントール不可能で、
変更できない状況だった場合は、そこから逃げるのではなく、
受け入れつつ、レジリエンスを高めていくこと。

レジリエンスとは、不利な立場、環境、
外的な要因に適応する力のこと、
逆境を跳ね返す力のことを言います。
回復力、復元力とも言われています。

■レジリエンスを高めコロナ時代を乗り切る


6:ストレス高まりはじめる時に、

ストレスが高まり始めたら、即座に
感情に反応する前に、60秒間待つこと。

ストレス、不安、うつ病のセラピストである
アメリアアルダオ博士によると

ストレスになる信号や原因(ストレッサー)が襲ってきた時、
すぐにその感情に従って、衝動的にやってしまう前に、
60秒間だけ待つことと示唆しています。

一時停止すると、「合理的な脳」が追いつくことができます。

この60秒の終わりまでに、ストレッサーに対する
最初の強かった感情的なレベルが、やや落ち着き、
突発的で衝動的な感情に振り回されずに、合理的に
行動できるようになるはずです。

例えば、怒りを感じるストレッサーが反応し、
怒りというストレスが生み出される。

ストレッサーで感じた感情に従って(怒りに任せて)、
罵倒や攻撃的な口調、メールにならないよう、
まずはストップする。

すぐに感情にとらわれ
振り回されないようにする。



いかがでしたか?

一日を通して意識的に一時停止を織り込むという考え。

会議、メール、スマホ、SNS、オーバーブッキング・・・

競争社会、忙殺された日常、
渦巻く思考と混乱、ストレス社会。

人間、常にフル稼働状態では
どこかで無理がたたり、壊れてしまいます。

少し速度を落としてみて、
今、この瞬間に集中し、思い切って
一旦停止し「回復」に努めてみること。



おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。