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2020/10/07 14:00




現代社会においては
避けることができないもの。それがストレス。

仕事、人間関係、家族、お金・・・
人間はみな誰しもが大なり小なりストレスを
抱えて生きています。

ストレスで心と頭がいっぱいに占められる時、
なかなか思うようなパフォーマンスを発揮できなかったり、
思うように体調が回復しなかったり、寝れなかったり、
メンタルバランスが崩れてしまったりなどしますよね。

ストレスと聞くと、正直良い印象はありませんよね。
でも、ストレスが全て悪いというわけではないんです。

ストレスにも悪いストレスと
良いストレスっていうのがあります。

もしストレスがなくなってしまうと、
やる気が減り、人生を前進させるため物事を成し遂げたり、
目標達成もできなくなります。

ストレス自体は体が負荷がかかっている時に
身体を守る、防御反応。

「過剰なストレスが慢性化する」のは
脳に悪影響を及ぼし、不安やうつ病のリスクは
高まるので、避ける必要がありますが、

全てのストレスは絶対悪とみなし、
それを封じ込めたり、戦ったりするのではなく、
ストレスをうまく管理する方法を
学ぶことによってストレスをうまく活かし、
働かせる必要があります。

元来ストレスは、人々をより強く、
より幸せにするのに役立つツールなんだという
見方を知っておくことも大事。

例えば、ロチェスター大学の心理学者
ジェレミー・ジェイミソン博士の研究では、

大学院に入学する為の試験勉強を
している学生のグループに、
心拍数の増加などの生理学的覚醒の兆候(いわゆる
緊張し不安などストレスを感じる時に出る症状)というのは、

テストのパフォーマンスに好結果を
もたらし、向上するという前向きな点が伝えられました。

心拍数の増加、呼吸の速さ、汗などは
全て、自分を強くするための最強のツールだと
いうことを教えた。

模擬試験を受けると、これらの参加者は、
このような指示のない学生よりも、心臓の活動量が
効率的に高くなり、血管の収縮も少なくなっていました。

さらに、ストレスを認め、受け入れるように
伝えられた学生は、ラボ内の実習テストと
数か月後の実際の試験の両方で、
指示のない学生よりか点数、合格結果が
上回っていました。

ストレスのプラスのメリットを信じ、活用すると
良い結果を残すことができます。

また、人前で話すこと、例えば、
セールス、プレゼン、大事な商談、
スピーチなど不安になることが多いですよね。

「うまく、話せるかな」
「噛んだらどうしよう」
「頭真っ白になったらどうしよう」
「みんなが敵のように感じる」

パフォーマンスタスクの直前または最中に不安を感じると、
作業メモリが消耗し、自信が低下し、
パフォーマンスが低下してしまいます。

そこで多くの人は、不安を抑え込もうとします。
「緊張するな、不安になるな」と。
落ち着くことこそ、パフォーマンス前の不安に対処する
最良の方法であると信じてやまない。

ただし、ハーバードビジネススクールの
アリソン・ウッド・ブルックスの研究では、

カラオケの歌唱、スピーチ、数学のパフォーマンスに
関するいくつかの研究を通じて、

この不安を「興奮」として認識することで、
より優れたパフォーマスを発揮でき、
効果的であることを示しています。

落ち着こうとする人と比較して、「興奮」が
自分の自信を高めることができると。

「興奮してください」という言葉を含む
スライドを読んだ参加者は、スライドで
「落ち着いてください」を読んだ参加者よりも、
ストレスの多い数学のテストで優れた
パフォーマンスを示したんだって。

歌やスピーチでも同様に、持っているパフォーマンスを存分に
発揮でき、自信まんまんに振る舞え、
好結果に結び付いたんだってさ。

「いやー興奮してきた!」

「オラわくわくしてきたぞ!」と
言葉に発すること、めちゃめちゃ大事。

ストレスの覚醒症状は、パフォーマンスを助けてくれ、
厳しい状況では、ストレスが自分を
強くしてくれるってことは、
もうエビデンスが出ているので、実証されている。

「ストレスを友達にする」ってことは
スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニガル博士も
言っています。

2011年のウィスコンシン大学の膨大な研究では、
9年間で29,000人を対象とした調査で死亡率を調べました。

ストレスに対する私達の「見方」「考え方」が、
ストレス自体よりも、健康に大きな影響を
与えることがわかった。

この研究では、ストレスは、
自分にとって脅威であり、悪いものと考えるならば、
予測が現実になり、

しかし、ストレスは良い反応と捉え、
「それはエネルギーを与え、挑戦し、
行動をとる原動力となる」と考え、
ストレスをポジティブな兆候だと見なした人は、

肉体的および精神的に健康で、且つ、
否定的な見方をする人よりも長年生きし、
また否定的な見方をする人は早期死亡のリスクが
43%増加しました。

ストレスの変化を、「学習と成長の機会」と捉えることで
寿命までも変わってくる。

つまり、実際のストレス自体、
ストレス負荷そのものよりも、
ストレスへの「考え方」の方が、
心身共に健康であることに非常に重要ってこと。


単にストレス=悪い物として扱い、
軽減することばかりに重きを置くのではなく、
うまく効果的に活かすことが重要になってくる。


先程も言ったように、ストレスは
防御反応です。身体を守ってくれる保護機能です。

どういう身体的な状況かというと、
肉体的、精神的、または感情的な
危険や危機をを感じると、
「戦闘するか、または逃げるか」という機能が自動で
応答し、稼働しだします。ストレス反応です。

祖先の生存戦略でDNAに組み込まれている
人間の反応です。

闘うも逃げるも、いずれにしても、
心身共に緊張状態なわけです。

アドレナリンが分泌され、手や額には汗が出て、
体温が高まり、心臓、鼓動や脈は速くなり、
血圧は上がります。

こういう状況の時に、
どう捉えるかが重要となってくる。

ストレスへの見方を変えることで、
プラスの効果が生まれるから。

ストレスは、どのように使用するか、
どのように捉えるかによって、
敵にも味方にもなる。

生活の中でストレスを感じるとき、
それを脅威ではなく挑戦として捉える。
そうすると恐怖や不安が、
「興奮」や「期待」に変わる。

ストレス反応を自分の味方につけることで、
集中力を高め、エネルギー、注意力が向上し、
課題に立ち向かうモチベも沸いてくる反応へと
さまがわりするってことです。



【大抵の見方】

ストレスはうつ病やパニック、心臓発作のリスクを高めるから
ストレスは鎮めないといけない。

【代替の見方】

自分の心はバリバリ稼働中だよ。
体もこの挑戦に備えるために、エネルギーを総動員中。


【大抵の見方】

ストレス反応で呼吸数が増加している。やばいよ。
心配で不安だ。なんとかしなきゃ。

【代替の見方】

深呼吸でもしてみよう。呼吸が速くなることは、
より多くの酸素、血液が脳に届くので、
より明確に、深く考えることができること。
意識や集中力を高まってきているという
良い兆候で、自分がより強くなるため、負けないための
ツールが稼働中ってこと。よしよし良い感じね。


【大抵の見方】

ストレスがかかると血圧が上昇する。
これは健康には良くない

【代替の見方】

より多くの酸素と栄養素が筋肉に
燃料を供給できる準備であり、
自分はより強く、挑戦する為の準備を
整えているってこと。


これらはほんの一例です。

いわんとしていることは分かってもらえたかな?

人は時間の80%を否定的な状況を思い悩む時間に費やし、
肝心な解決策を探すのに使う時間は、わずか20%の
時間だけだと言われています。
この比率を入れ替えること。

ハーバード大学で10年以上の研究講義し、
UBSやKPMGなど世界企業の社員のモチベのコンサルティング
ショーンアコール氏は、

ストレスのリストをノートに書き、棚卸をする。
そしてそれを2つのサークル「島」に
入れることを勧めています。

一つの島は自分でコントロールできることを、
もう1つは、自分でコントールできないことに
グルーピング。

コントロール不可の島は無視して、
コントール可の島に対してのみ、1つ選び、
具体的にとるアクションに集中するということ。

これにより自分の手に負えないことや
自分では逆立ちしたって、変えることができないことに
心配するのをやめ、

重要なことに焦点を合わせて集中し、
目標に向かって移動し始める稼働力、
原動力になるとのこと。


ストレスの感じ方を、そもそも
もう少し弱くする方法としては、下記。

・リラックスしてウォーキング

・時間を見つけて自然の中にいること

・適度な日光を浴びる

・リラックスできる音楽を聴くこと

・絵画、楽器の演奏など芸術

・ガーデニング

・瞑想と呼吸法の習得

・マッサージ

・笑うこと

・愛する人やペットと寄り添うこと

・ヨガ、穏やかなストレッチ運動

・穏やかな水泳

・サウナ

・適度な時折の飲酒-男性は1〜2杯、
女性は1杯を時間をかけてゆっくりとたしなむ

・緑茶を飲む
緑茶に含有のL-テアニンは、
実証済みのストレス軽減剤です。
ストレスに反応して体が放出するコルチゾールを抑制し、
血圧と心拍数を抑え、集中力を高めます。
アルファ波を放出して、瞑想状態と同様
深いリラクゼーションと、
精神的覚醒の状態を作り出してくれる

・友達に電話して、不快なことについて話します(不平を言い続けないでください)

・気分を盛り上げるメモをファイリングする

・感謝の気持ちをリスト化する

・他人に自分のスキルをシェアする。


他にも下記は過去記事に。
ストレス管理があまり得意ではない人、
下記にまとめてあります。

無用なストレスを溜めないようにする8つのリスト



いかがでしたか?

ストレスは全てが悪ではなく、
敵にも味方にもなるってこと。

「今、ストレスをかけるな。邪魔!
落ち着け。今ストレスかけると失敗する。ダメになる。」

このようにストレス反応を
無理に抑え込もう、無くそう、抗おうと
するのではありません。

上昇する為の準備、
上昇気流に乗るためのチケットと捉え、
自分を信頼できる唯一の証拠、
現状良好に稼働中!異常なし!
あたいやばくね?と捉えるようにする。

慢性的なストレスをできるだけ、
取り除く努力をしつつ、
ストレスへの見方と認識を変えること。

リラックスも大事ですが、
これだけが全てではない。

どんな状況でもリラックスしている人というのは、
ストレスをネガティブに捉えている人と同様に
良いパフォーマスを発揮しないことも
分かっています。

ストレスを挑戦、成長の機会とみなすことで、
人生に良いストレスを与え、
自分自身を各段に成長させてくれる。

おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
じゃーねー。