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2020/08/06 14:00




「炎症」って聞くと、何を思い出しますか?

ニキビ、湿疹、赤み、痒み程度かと思います。
でも炎症っていうのは、うつ病、アルツハイマー病、
癌、心臓病、糖尿病、関節炎も含まれています。

炎症自体は体の防御反応です。
異物、微生物、細菌、ウイルス、化学物質、
アレルギー物質などが体内に入ってくると、

その異物を守ろうと免役システムが作動して、
守ろうとしてくれます。

この免疫システムで有名なのが、白血球。
病気やけがをした時、体は白血球を救助に送りこみ、
最前線で戦い、炎症が起きます。

その防御反応で炎症を起こしているわけです。
そして治癒するプロセスに入っていくと。

ただ、この炎症が慢性化してしまうと、
免役死システムが連続で、休みなく、四六時中、
敏感に作動していることになり過労状態になり、
そのうちうまく作動できなくなってきます。

免疫システムが低下し、体の自然治癒が
機能しなくなると、体の警備が薄くなり、
細菌は侵入してきます。
まるで入り口を見つけたかのように。

この慢性化してしまった炎症によって
前述したうつ病、アルツハイマー病、
癌、心臓病、糖尿病、関節炎の原因となることは
世界中で叫ばれていて、これら多くの慢性疾患の
リスクを急激に高めてしまいます。

ではなぜ炎症が慢性化してしまうのか、
それはストレス、不健康な食事。
ストレスの中には運動不足、不眠なども入ってます。

慢性化したストレスと高脂肪高カロリー食により
継続的で慢性化したストレスによって、
免疫システムも過敏に反応はするが、
疲弊し、普段のパワーは抑制されてしまい、
全身に炎症が増加してしまいます。

ストレスが長引くと、風邪やインフルエンザという形で
症状が出てきます。

慢性化したストレスによって脳と腸は互いを
刺激し合い、腸内環境の善玉菌と悪玉菌の
バランスが崩されていきます。

また腸にはリラックスホルモンである
セロトニンの90%が存在していますし、
腸が弱ると不安感やストレスの感じ方が
通常よりも敏感になります。

また慢性化したストレスにより、副腎を刺激し
コルチゾールも出しっぱなし。

コルチゾールとは別名でストレスホルモンと
呼ばれているホルモン。

ストレス負荷がかかると、このホルモンが出て、
慢性化した過剰分泌は、うつ病、極度の疲労感、
不安神経症などメンタルバランスが乱れていきます。

慢性化したストレスは脳内の神経細胞を炎症させ、
うつ病を発生する。

うつ病患者を調べると脳内に
炎症が起きていることが分かっています。

炎症と闘うための最も強力なツールの1つは、
薬局ではなく、食料品店にあります。

「多くの実験的研究は、食品または飲料の成分が
抗炎症作用を有する可能性があることを示しています」と
ハーバード大学公衆衛生学部の栄養学部の教授で
栄養学・疫学専門のフランク・フー博士は言います。


以下はハーバード大学医学部の
ハーバードヘルスパブリッシングより引用


抗炎症食には、次の食品を含める必要があります。

1)トマト



トマトは栄養の宝庫であり、トマトはビタミンC、
カリウム、リコピンが豊富。
強力な抗酸化物質リコピンは、抗炎症剤として働き、
炎症を起こせという指令を抑えてくれ、
全身の炎症を抑えてくれる。


2)オリーブオイル



エキストラバージンオリーブオイルは、
抗炎症性ポリフェノールが豊富。

植物ベースの脂肪酸は炎症を軽減してくれます。
オリーブオイルの脂肪酸組成は70%がオレイン酸で
構成されています。

この一価不飽和脂肪は炎症と戦い、
イブプロフェン(抗炎症作用の強い薬)と
非常によく似た働きをすることが
研究で分かっています。


3)ほうれん草、ケール、コラードなどの緑の葉野菜



ほうれん草は、すべての抗炎症スーパーフードの中で
最もよく知られているものの1つです。
カロリーが非常に低く、ビタミンA、ベータカロチンに
関連するルテイン、鉄分、ビタミンK、葉酸など豊富です。


4)サーモン、サバ、マグロ、イワシのような脂肪の多い魚




これら魚にはオメ3脂肪酸という体にとって必須な
脂肪であり、健康で良質な脂肪酸が
豊富に含まれています。

特にサーモンは、他のどの種類の魚や
魚介類よりも多くのオメガ3が含まれています。

脂肪というと贅肉の脂肪を思い浮かべてしまいますが、
ぜんぜんちがうもの。

悪い脂肪は取り除かないいけないが、
このオメガ3はそうではなく、
人間の体に、健康で生きていくには、
この絶対に必要な脂肪酸が必要なわけです。

オメガ3は体内で作ることができないので食事から
必ず摂らないといけない。
だから必須脂肪酸と言われている。

血液、脳、心臓、筋肉、内臓などあらゆる部位の
機能を高めてくれる体にとって必須な脂肪酸です。

この健康な脂肪酸は炎症を抑えて、
コレステロールを抑え、心臓を健康にし、
血液をサラサラにし、免疫力を高めてくれます。

他にも、高品質のタンパク質と、
大量のビタミンD、セレン、ビタミンB群などの
栄養素が含まれています



5)クルミのようなナッツ

クルミは非常に栄養価が高く、抗炎症作用が高い食品の1つ。
オメガ3脂肪酸、タンパク質、ビタミンE、ミネラル、銅、マンガン、
ステロールと呼ばれる植物化学物質、食物繊維も多い。




6)イチゴ、ブルーベリー、チェリー、オレンジなどの果物



ブルーベリーにはアンチエイジング成分である
ポリフェノールが大量に含まれています。

色を与えるフラボノイドは抗炎症作用があり、
またアントシアニン、フェノール酸、
タンニンなどのこれらの植物化学物質は、
炎症を保護、防止します。

カロリーも低くビタミンC、ビタミンE、
食物繊維も豊富です。


他にも、緑茶、ブロッコリー、
亜麻仁油、アダプトゲンに分類されている
ウコンなども抗炎症作用として有名です。

逆に避けるべき食品としては、
即席めんなどの加工食品、揚げ物、
ジャンクフードやスナック菓子などの
塩分過多、高脂肪高カロリーなものなどは、

悪い脂肪であるトランス脂肪や、
全身のあらゆる炎症を誘発してしまう
化学物質が豊富に含まれている。

・ベーコンやソーセージなどの肉
・クッキーなどのパッケージ済みの焼き菓子
・ジャンクフード
・インスタント食
・白パン

などなど。また砂糖は炎症を増加させ、
うつ病の発生率が高くなることも分かっています。


いかがでしたか?

炎症は何もニキビだけではありません。

脳、メンタル、身体全体の「炎症」があり、
慢性化したストレスと不健康な食事がトリガーとなって
これらにダメージを与え、

気が付いた時にはもう相当ダメージが
蓄積されていて、ガタがきていたなんて
シャレにもなりません。

以前、ネプチューンの名倉さんが
手術をして、傷みが襲いうつ病を発症したケースが
ニュースで取り上げられていました。

慢性化した痛み、痒みなどの炎症はサインです。
炎症と心は繋がっていて、メンタルを弱体化させていく。

ストレス管理、ストレスケア。
これらにうまくなる術を身に着けることは、
今後の自分の幸福度や生活の質に
直結してきます。