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2020/05/15 14:00




腸と脳は繋がっている。
双方向で信号を送受信しあっている。
腸は第二の脳と言われています。

ストレス負荷が大きくなると、
腹痛や便意をもよおすのは、脳から腸へ
ストレスが来たぞと信号が送られるから。

また脳内ホルモンで幸せホルモンと呼ばれる
セロトニンの90%が腸で作られています。

腸の調子が悪く、老廃物が溜まったりすると、
脳、自律神経、ホルモンなど様々な神経と
繋がっている箇所も影響を及ぼし、
うつ症状やメンタルバランスが乱れます。

腸と脳の神経ケーブルの繋がり、
そして脳から全身に指令がいくから
腸の健康が、多くの重要な身体機能や
メンタルバランス調整の鍵であると
言われています。

腸内には有害物質を外へ出す善玉菌や
有害物質を溜め込む悪玉菌など約1000兆を
超える細菌たちが住んでいます。

善玉菌を増やし、腸内環境を改善することは
脳、メンタル、全身をケアすることに繋がります。

腸内をケアするのは何もヨーグルトだけでは
ありません。腸内の環境がとても住みやすい環境に
整えてあげて環境整備してあげるのは、
ハーブは非常に有効であることが分かっています。



1)ウコン




神経保護、免疫力を向上する効果があることから
アダプトゲンに分類されていて、
消化、吸収、代謝の基本的な胃腸の
消化器系としての機能を促進することはもちろん

腸内の善玉菌の増殖を促進してくれ、
腸内細菌叢を調節することができ、
腸の健康を維持するのに最適です。

腸の粘膜を落ち着かせ、ストレスの多い時期や
過度に酸性に傾いている腸を保護してくれます。

ウコンのキー成分となっているクルクミンは
強力な抗酸化作用があり、
有害物質による損傷から腸を保護します。
潰瘍に関連する細菌を抑制し、潰瘍の治癒を助け、
腸内の癌細胞を抑え込むパワーがあります。

またクルクミンは西洋食(肉中心や油や砂糖の多い高脂肪高カロリー食)
によって弱体化してしまう腸内の
バリア機能を保護し、回復してくれます。




2)甘草




甘草の根は胃腸のトラブルケアに最適です。
消化管の炎症を起こし、傷ついた粘膜を鎮静させて
胃を落ち着かせ、胸やけ、胃痛、胃炎、
ストレスを減らすことから、
古来より紀元前から薬として使用され中国でも
漢方として一般的です。

甘草に含まれているフラボノイド成分は、
ピロリ菌の増殖を停止させることが研究でわかっています。

甘草の根(Glycyrrhiza glabra )の主要な
有効成分であるグリチルリチン酸は
ストレスを受けた際に副腎から分泌される
コルチゾールと呼ばれる、別名ストレスホルモンの代謝を
強力に阻害しくてれ、副腎をケアし、
疲労回復、ストレスケア。

また消化性潰瘍や他の胃疾患の主な
治療薬として使用されてます。

こういったストレスケアや免疫力向上作用として働き、
また甘草は記憶の増強剤として脳の認知機能や
集中力へも効果的に働くことなどから
甘草はアダプトゲンに分類されています。



3)オオバコ




古来アーユルベーダ医学や漢方では
消炎や鎮咳のハーブとして使用されています。
腸壁などの損傷した粘膜組織の修復をしてくれ、
腸の炎症を抑えてくれます。下痢、胃炎、
大腸炎など様々な胃腸のトラブルと
戦ってくれます。



4)マシュマロの根




マシュマロの根は漢方で3000年以上にわたって
特に咳や消化器系の問題で
使用されてきました。

この根の粘液成分であるネバネバが、
消化管の粘膜をコーティングして保護し、
落ち着かせるのに役立ち、呼吸器を癒して

乾いた咳の他、胃腸炎、胸焼け、下痢、
便秘、大腸炎、胃潰瘍、消化性潰瘍の
治療などに効果的です。

マシュマロの根は、皮膚の炎症を
鎮めてくれる作用もあり、
アトピー性皮膚炎や紫外線によるダメージを
ケアしてくれる作用もります。





5)生姜




アダプトゲンに分類されている生姜。
抗炎症作用があることで知られる生姜は
胃酸、胆汁、膵酵素の生産の改善などに
効果的なハーブで腸内細菌やウイルスの
感染性増殖を抑えてくれます。

また消化と食欲の両方を改善するのに役立ち
ショウガは毒素の蓄積を取り除き、免疫力を高め、
炎症の発生を抑えます。

胃痛、胸やけ、消化不良、ガス、吐き気などに役立ちます

また最近の研究でも生姜は腸内の善玉菌の
量を増やして活性化してくれることも分かりました。



6)カレンデュラ




消化器系のトラブルを和らげてくれ、
古来より西洋では抗炎症剤として使用されています

腸壁の炎症を軽減し、腸をきれいにし、
また損傷した腸壁をケアする作用があります。




いかがでしたか?

胃や腸、その周りを守り、健康にすることは
つまり脳、メンタル、全身のバランスを健康に、
正常に、バランスよく保つということ。

これにより本来持っているパフォーマンスも向上し、
美肌力も上がり、気分も良く、明るく、
前向きになり、幸福度も上がると
一石二鳥どころではないですね。





Good virtues グッドバーチューズ