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2020/05/14 14:00




つらい体験、地獄のような日々、思い出したくない過去

記憶から消したい体験や経験はありますか?


このトラウマが邪魔をして、長期間、継続して

日常生活にまで影響してしまい、

思うようにいかなくなってしまう障害が

PDSD(心的外傷後ストレス障害)です。


身体反応の面からは、ストレス負荷がかかった場合、

そのストレスから守ろうと副腎からコルチゾールという

ストレスホルモンが出ます。


これ自体はストレスという炎症からの

防御反応なので通常運転です。


また脳ではアドレナリンというホルモンも分泌されます。


アドレナリンは「戦闘」するか「逃げる」かの選択をする

緊張状態へと身体にスイッチが入ります。


人は古来から獲物を収穫する時に、自分よりも

巨大な獲物や敵に立ち向かう時や襲撃にあわないかなど気を配り、

生き残る為に、常に緊張と不安の中、血圧をあげ、心拍が上がり、

手に汗にぎり、「戦う」か、それとも「逃げる」か、を選択してきました。

心身共に不安と緊張状態であること。


このような心身の覚醒状態は、通常、

その出来事が過ぎ去った後は

自然と分泌が低下していきます。


だだ、このストレスが慢性化してしまうことがやっかいで、

慢性化してしまうと、副腎はずっと働きっぱなし、

休むこともなく、延々とアドレナリンとコルチゾールを

出し続けている状態です。


つまり休まることなく、ずっと不安と緊張状態ってこと。


慢性的なストレスによって長期にわたって

過剰に分泌されると、身体へ様々な弊害が起こってきます。



PDSDとはトラウマが原因で、このように

慢性的なストレス障害が起こっている状態ということです。


一般的なPTSD症状のいくつかは、

しばしばフラッシュバックを通して、

心の中で何度もトラウマ的な出来事を

思い出すことを含みます。


これは、悪夢、過覚醒の状態、解離状態、

神経過敏、恐怖感や不安感の増大

集中力の低下、無力感、気分の

イライラや落ち込みなどアップダウンの差が激しい、

うつ、などの症状を引き起こす可能性があります。


そこで今回、慢性化したストレスから解放し、

うつ、PDSD、トラウマに効果的なアダプトゲンを

まとめてみた。



その前にアダプトゲンとは何かというと、


脳、神経、免疫力、メンタルコントロール、

ストレスをケアするハーブやキノコの総称を

アダプトゲンと言います。


■アダプトゲンとは


アダプトゲンは、精神的ストレスと身体的ストレスの両方に

対する抵抗力を高めることで知られています。




1)アシュワガンダ



インド、パキスタン、スリランカ原産のこの強力なハーブは、
アーユルヴェーダ医学で最も強力なものの1つです。
ストレスホルモンのコルチゾールを減らし、GABAを高め、
不安やうつ病を和らげ、PDSDによって誘発された記憶を
再保護します。

アシュワガンダは現在、PDSD、関節炎、
不安神経症、双極性障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、
強迫性障害(OCD)、パニック障害、睡眠障害(不眠症)へ
効果的であることが分かっています。




2)ロディオラ




ロシアとスカンジナビア諸国の人々は
何世紀にもわたって不安、疲労、うつ病の
治療にロディオラを使用してきました。

抗不安薬、抗うつ効果があり、疲労を軽減し、
認知力と集中力を高めます。

ストレスの軽減に役立つホルモンでセロトニン、
ノルエピネフリン、ベータエンドルフィンなど
主要な神経伝達物質を促進してくれます。

脳の神経伝達物質のバランスをとることによって
抗うつ特性を持つことが示唆されています




3)高麗人参




副腎疲労を軽減してGABAを高めます。
GABAは脳内に存在し、緊張やストレスなどを和らげ、
脳の興奮を鎮める働きがあると言われていて
抗ストレス効果があります。

脳内の新しい血管の形成を刺激し、
血液循環を改善してくます。

ジンセノサイドという成分は
神経伝達物質の活性を高めてくれます。

これらは覚醒を落ち着かせて、精神的疲労を軽減し、
不安感や恐怖感を和らげてくれます。




4)バコパ




記憶の改善、不安の軽減、てんかんの治療などで
アーユルヴェーダの伝統医学で何世紀にもわたって
使用されており、PTSDや不安神経症に対して効果的で
あることも分かっています。

不安の治療に使用される処方薬である
ロラゼパム(ベンゾジアゼピン)に
匹敵する抗不安作用があることが示されています。




5)ツボクサ(ゴツコラ)




アーユルヴェーダのハーブ療法であるツボクサは
精神的疲労、不安、抑うつ、記憶喪失、不眠症、
発熱、梅毒、肝炎、てんかん、下痢、
喘息の治療に使用されました

33人の参加者は、抗うつ薬の代わりに
ツボクサを60日間服用しストレス、
不安、うつ病の減少が報告されています。



6)レモンバーム




レモンバームはリラックスするハーブとして有名で、
GABAの脳内合成を高める作用もあり、
ADHD (注意欠陥・多動性障害)など発達障害、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)、自律神経失調症、
てんかん、社交不安障害、パニック障害など
精神疾患の改善にも期待されている。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3230760/



7)甘草



漢方薬で最も使用されているハーブの1つです
ホルモン機能を正常化し、
副腎疲労やコルチゾール低下を和らげるのに役立ちます。




8)カバカバ(Piper methysticum)




南太平洋の島々に自生するハーブで、
不眠、抗不安、抗てんかん、抗うつ、
鎮静作用があります。

下記の研究では、不安治療で使用される
中毒性を示すベンゾジアゼピンと比較して、
カバが有利であることを示していて、
うつ病や不安によってダメージを受ける可能性がある
認知能力を改善することも知られています。




いかがでしたか?


心の傷は中々簡単に癒えません。だけど、上記の
アダプトゲンの成分を少ししっておくだけで、
ストレスを上手く管理して、付き合っていくことができ、

慢性化するリスクを極力減らすことが
できるかもしれません。

アダプトゲン成分は、中医学、アーユルベーダ医学など
何世紀にも渡ってメンタル面、恐怖、不安、トラウマに対して
処方されてきているハーブですので、
少し参考にしてみてください。