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2020/04/14 14:36



「仕事に対してやる気でない・・・」

「ミスばかりしてしまう・・・」

こういう状態になっていないでしょうか。

自分の集中力やメンタルバランスが乱れて
しまっている状態で仕事に取り組んでいる人が多いことも。
万全の体制で事に挑めるようにしておく。


自身のパフォーマンスを大いに発揮できるよう心身面を
いつも整えておき、脳疲労をケアし、いざ事に挑む時は、
ガーッと集中力を高めて、細心の注意も払いつつ、

一気にタスクを処理できるよう
自分自身を常に最高のパフォーマンスが発揮できるよう、
マネージメントしておくこと。

そこで脳力を上げ、メンタルエネルギーを整え、
生産性を高める方法を下記にまとめてみました。


1)学習する




まったく新しい体験で自分自身を挑戦すること。
脳を強く保つために、興味のあるもの、
スキル、言語、楽器、アートメディアを見つけ、
毎日練習と改善に時間を費やします。

これまでにない新しいことをする。

脳の処理速度が高まり、
シナプスを強化されていきます。

新しいことを学び、脳が疲労したとき、
それは脳を維持しようとするだけでなく、
脳が成長していることを示している絶好のチャンスです。

何かを学ぶたびに、新しい脳の接続回路が増えていき、
接続が増えれば増えるほど、集中力が増し、

インスピレーションが増し、
処理能力が向上し、効率よく、かしこく、
物事を解決することができるようになります。


2)体内時計に合わせたスケジューリング





あなたは夜型ですか?朝型ですか?
1日のうち、物凄くはかどる
時間帯はいつですか?

人には生産性が高くなるリズムを持っています。
最も集中できる時間に仕事や新しい学習をし、
生産性の低い時間に休むように1日を構成します。

大抵の人は午前6時から午前10時の時間帯が
最も集中できる時間と感じ、ここで企画案、
クリエイティビティー、思考、決断、意思決定など
頭脳労働に適していると言われています。

午後にリラックスしたい場合は、
朝一番に、最もやりがいのある思考集中型の
仕事をすべて行うことを計画します。


3)ルーチン化する




あらゆる意思決定をするのに、その都度、
脳のエネルギーは消耗している。

余計なことにエネルギーを注いでいる暇はない。
より大事な、より優先度の高いことへ、
自分の持っている能力やエネルギーを
注ぎこむこと。

そのためには、あらゆる小さなことでも、できる限り、
ルーチン化しておく。

目を覚まし、ベッドメイキング。
朝ごはんを食べ、ハーブティーやコーヒーなどを
飲んでボーっとする。

歯を磨き、瞑想する。
気持ちが整ったところでスマホや
デジタル機器に手を伸ばし、仕事を始めるなど、
自動になるまで毎日同じ手順を繰り返す。

そこにはあれこれ考えて
感情や判断を挟む余地なしに、
自動的にルーチン化され、

意思決定するのに必要な
脳や集中力の消耗を最小限に抑えることができ、

一番やらなくてはいけない重要な仕事に
集中するために、エネルギーを注ぐことができる。

余計なことで集中力を使わず、
温存しておくこと。

1日がうまくいく朝のルーチン5


4)睡眠の質をあげる




私たちが眠るとき、脳は前日の記憶と新しい情報を保存します。
そのため、夜の眠りが悪いと、新しいことを
思い出すことができなくなります。

睡眠の質が悪いとパフォーマンスに影響が出てしまう。

寝ている間、脳は神経伝達物質を補充し、
チャージしてくれ、睡眠が深くなっている段階で、
無駄な細胞や疲労を取り除き、
目が覚めると頭がクリアにしてくれています。

睡眠の質を上げる方法として、最も簡単に、
そして効果が高い方法として寝る前に
スマホやデジタル機器を見ないようにすることです。

人間は生物学的に昼はセロトニンというホルモン、
夕方にかけ日が落ち、暗くなりだしてくると、
メラトニンという睡眠ホルモンに切り替わります。

これが寝る直前にスマホのブルーライトを浴びてしまうと、
目から飛び込んできた情報は、
意識無意識に関わらず、自動的に脳の思考する部位へと
シグナルが発信されてしまいます。

せっかく睡眠ホルモンが分泌されているのに
もったいない。

日中、フル稼働してきた脳もせっかく
寝ようと鎮静化していたのに、起されてしまい、
休憩させてもらえずに、まだまだ馬車馬のように
走らされてしまいます。

しっかりと脳へ「夜だしもう休憩していいよー」ってサインを
送ってあげること、それには寝る直前のデジタル機器は
シャットアウトすること。

他にも良質な睡眠をとることができる記事を
下記にまとめています。


劇的に眠れるトリプトファンリスト7選


5)脳機能アップグレードする食事




脳の機能回復、メンタルバランスを整える、
細胞膜を構成するのに必要な栄養素にコリンという成分があり、
コリンは記憶力や学習などのパフォーマンスを向上させてくれるから
これによって集中力も上がり、日々のタスクも
バンバン処理できるようになるってこと。
このコリンについて下記まとめています。

健康で美肌に必要な栄養素とは


必須脂肪酸であるオメガ6系とオメガ3系脂肪は
体内で合成できないため、食べ物から
摂取しなければなりません。

これらは太る脂肪ではありません。
身体になくてはならない
健康で良質な脂質です。

細胞膜やホルモン、胆汁を作る材料になったり、
皮膚に潤いを与えるのも油の役割。

油は人間が生きていくためには
必要不可欠で、重要な働きをしている
栄養素なのです。

人間の脳の60%は脂肪できているので、
この脂質を摂取することは
脳機能の強化や、集中力、
記憶や学習に大きく影響がある。

またポリフェノールにはカラフルな
野菜や果物に含まれる強力な抗炎症化合物で、
脳をストレスや錆びつきから守ってくれ、
記憶力や集中力の機能を強化、
改善してくれ、脳の炎症を軽減します。


6)運動





ミトコンドリアとは細胞のエネルギー、動力源。
心臓はミトコンドリアのエネルギーを使って血液を
脳やその他の部分に送る。そして脳は、
そのエネルギーを使って考え、
学び、記憶し、決定を下す。

この動力がないと歩くこともできないし、
考えることも、何もできなくなる。

人が活動することにおいて
関わる全てのエネルギー。

このミトコンドリアの数を増やすこと。
それは運動をすること。

運動は、新しい神経ミトコンドリアが作られ、
既存のミトコンドリアのエネルギーの
生産効率を上げてくれます。

2011年アメリカのサウスカロライナ大学の
「運動トレーニングは、脳のミトコンドリア生合成を増加させる」

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21817111



7)ストレス管理





ストレスは膨大な量のエネルギーを消費し、
ストレスを感じると、記憶機能が失われ、
計画スキルが低下します。

意識的にそれを管理しなければ、
あなたのエネルギーを奪う可能性があります。



いかがでしたか?


仕事に対してやる気が出ずに、
ミスばかりしてしちゃうって人は、
能力がないのではなく、ただ栄養が
不足しているだけって場合が存分にしてある。

これらを少し意識してみましょう。
そして「あの人、いい動きしてくれなー」とか、
「あの人ともう一回組みたいなー」とか
思ってもらえる貴重な人材になりましょう。


Good virtues グッドバーチューズ