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2020/01/31 15:57



近年、世界中で研究が進められている
ブラックシードオイル。

様々な薬効成分は私たちの健康をサポートしてくれます。
また信じられないパワーを持っているブラックシードオイルは
副作用が極めて低く、且つ、病気への応用範囲も広い。

近年、世界中のマインドフルネス需要、
オーガニック、スーパーフードなどの健康需要の高まりにより、
古代からの英知が詰まった伝統植物、果物、種など脚光を浴び、
今、医療業界、並びに美容、健康業界でも研究が加速しています。

そんなブラックシードオイルの歴史は
さかのぼることなんと3000年以上前。

ブラックシードオイルは古代エジプトのアッシリア人によって
最初に使用されたと考えられています。 

そんな昔から、種もオイル、両方とも、
化粧品、医薬品、および料理の用途で
使用されてきました。

昔はさそりや蛇などに噛まれた際の抗毒としてや
傷、ただれ、炎症、発疹などに対する薬草療法、
胃痛、胃もたれ、食欲不振、腹痛、便通改善などにも。
また調味料としても適用されました。

ブラックシードはツタンカーメン王の墓で発見され、
医師は、胃のむかつきを鎮めるために、
贅沢なごちそうの後にエジプトのファラオにそれらを処方しました。

古代エジプト3大美女と言われている
クレオパトラとネフェルティティ王妃は
爪、髪、お肌へ使用していた。


正式には
Negella sativaニゲラ サティーバという名前。

通名として、ブラックシード、ブラッククミン、ニゲラサティバオイル
ブラックキャラウェイ、ブラックオニオン、オニオンシードなど様々あるが
最も世界中で使われていて、理解されている名称はブラックシードです。

またブラッククミンという名称から、一般的なセリ科の
クミンとは別物です。
ブラックシードはキンポウゲ科です。
なので必ずクミンの前にはブラックと記載があります。


インドや中東では、黒こしょう、タマネギに
例えることができる苦くて、刺激的な風味をもつことから
オニオンシードやブラックオニオンとも言われたりします。

ドライローストされ、野菜のスパイスや
香付けとして使用されています。
パルス、パン、カレー、ストリングチーズなど。

またインドの伝統医学アーユルヴェーダでは、
ブラックシードオイルは、主に刺激、加温、
および強壮性の特性と気分の高揚効果のために、
幅広い用途で使用されていて、食欲と代謝を刺激し、
不安やストレスを緩和させ、身体と心の調和を促進するのに
有益であると考えられていました。

ギリシャ医師の記録によると、
歯痛、頭痛、鼻詰まり、および腸内寄生虫に
対処するためにブラックシードの種子を使用していたり

また、「医学の父」として知られるヒポクラテスは
呼吸器系、消化器疾患の為に処方し、

イスラム教の預言者ムハンマドは、このブラックシードオイルを
「死を除くすべての病気を治す薬」と表現し、
このオイルの効果を賞賛していました。

古代医学分野で、歴史上最も有名な本の1つである
「The Canon of Medicine」を記した
ペルシアの医師イブン・シーナは、
ブラックシードの抗疲労活性、抗菌、抗炎症および
それらの予防特性をこの著書で記しました。

このようにアーユルヴェーダから漢方薬、
古代エジプト、ギリシャ医学まで、
ほぼすべての伝統医学でその薬理効果が示されています。

それは複数の病気をケアすることができる
奇跡的なハーブであると考えられているため、
現代の科学技術を使用して、広範な研究が
ここ近年されだしてきており、少しづつその全貌が
解明されてきつつあります。


例えば、2008年に実施された
ブラックシードオイルのスーパーバグ(抗生物質が効かない超耐性細菌)への
菌耐性についての実験。

今、細菌のパワーが強すぎて、抗生物質が効かなくなってきている。
アメリカ国立衛生研究所によると
このスーパーバグは重大な公衆衛生リスクになりつつあるため、
大きな世界の問題となっています。

スーパーバグ(抗生物質が効かない超強力細菌)は
HIV、ブドウ球菌、結核、インフルエンザ、go病、カンジダおよびマラリアを含む、
抗菌薬耐性の細菌およびウイルスの株は、治療が事実上不可能になりつつあります。

すべての入院患者の5%から10%がスーパーバグによる感染を発症します。
これらの患者のうち、毎年90,000人以上が死亡しています。
これは、1992年の13,300人の患者死亡から増加しています。

通常、スーパーバグに感染した人は入院期間が長くなり、
より複雑な治療が必要になり、回復速度も遅い。

Jawaharlal Nehru Medical Collegeの研究者が実施した研究では、
これらのスーパーバグのいくつかに対してブラックシードオイルが
どれだけ強力であるかの検証をした。

アモキシシリン、ガチフロキサシン、テトラサイクリンなどの
いくつかの抗生物質と組み合わせて、
同じ細菌に対しての効果性を検証してみた。

驚くことに、「テストされた144株のうち、
その多くの菌は抗生物質への耐性があり効果がなく、
97株はブラックシードオイルによって阻害されました」

また2010年に公開された生化学&分子生物学の
エジプト誌では、30の病原体に対して、
ブラックシードオイルの抗菌性をテストした。
科学者たちは驚愕の事実を知った。

オイルに含まれる各化合物は、評価された30の病原体に対して
100%の阻害を示しました。

ブラックシードオイルの中心的役割の成分であるチモキノンは、
テストされたすべての皮膚糸状菌および酵母に対して
もっとも相性良くこれらの菌から守り、続いてチモヒドロキノンおよびチモールが続いた。

この研究ではブラックシードオイルは、
個々の成分の作用がそれぞれ有効であるだけでなく、
集合することで相互作用を生み、非常にユニークな化学成分特性を
持っているということです。


ブラックシードには、
微量元素、ビタミン、葉酸、結晶性ニゲロン、
アミノ酸、サポニン、繊維、リノレン酸やオレイン酸などの
タンパク質や脂肪酸、揮発性油、アルカロイド、
鉄、ナトリウム、カリウムおよびカルシウムなど
なんと100種類以上の活性成分、30種類以上のミネラル、
確認されているアミノ酸は15個含まれていて、

9つの必須アミノ酸のうち、8つを含んでいて、
準必須アミノ酸のシステインとチロシンも含まれおり、
ほぼ網羅できてます。

他にもタンパク質、ビタミンA、B1、B2、B3、C、ベータカロチン、
ビタミンK、ナイアシン、葉酸
カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム、セレン、亜鉛。


オメガ6の必須脂肪酸のリノール酸は約55%、
オメガ9のオレイン酸は約25%、

オメガ3の必須脂肪酸アルファリノール酸約3%です。
他にもパルミトレイン酸、アラキドン酸などオメガ7も。
不飽和脂肪酸約80%。


オメガ3の摂取量が現代では不足しているから
積極的にとったほうがいい脂肪酸なんだけど、
ブラックシードオイルはオメガ6が多い。

ただし、ブラックシードオイルは

・オメガ6のリノール酸は多くの人気のある食品に、
豊富に含まれていますが、ブラックシードオイルの
1日摂取量は1日に小さじ1杯です。

・リノール酸の一部は、体内でガンマリノレン酸に変換され、
神経系、免疫系、ホルモンバランス、
血糖値、コレステロール値の安定に使われます。

・残念ながら、リノール酸(オメガ6)の一部は、
アラキドン酸のトリガーになるものとしてよく知られています。
それが炎症の原因となる可能性もあるけど、
それはたくさん摂取した場合にのみであり、
ブラックシードオイルは少量で消費されるためそのリスクは
限りなく軽減される。


4つの主要な強力な天然化学物質チモキノン:TQが30-50%、
チモヒドロキノン:THQ、
チモール、ニゲロンというのが豊富にあるからのようです。

これらの抗菌、抗炎症の効果はこれまでの植物にはないことから
今、世界中で研究されています。


 チモキノン


ブラックシードの有効成分であるチモキノン。
1960年代から科学的に研究者達により様々な調査されてきています。

チモキノンは、抗酸化酵素であるグルタチオンペルオキシダーゼおよび
グルタチオン-S-トランスフェラーゼの保存に加えて、
フリーラジカルまたは効果的なスーパーオキシドラジカルスカベンジャー
(活性酸素の元凶を阻害)として機能することも明らかにされています。

ようは、体を錆び付かせてくるフリーラジカルや酸化から
ガードして、とっ捕まえてくれる。
攻撃と防御のどっちも持ってて、どちらも秀でているのって
実は植物では非常に珍しい。

グルタチオンペルオキシダーゼとS-トランスフェラーゼはどちらも、
肝臓を毒素から保護するため、主要な解毒剤として一般的に知られており、
細胞の抗酸化防御システムへ大いに活躍してくれるものです。


チモール


天然精油に薬効を与えてくれる有効成分チモールは、
多くの有用な品質を保持する天然のモノテルペンです。
外的刺激や菌からお肌や身体を守ります。


実際にブラックシードオイルによる利点とは


ニキビとの戦い






ブラックシードオイルの上記の成分により
炎症、ニキビ、発疹へのアプローチ力が他のオイルに比べてもあり、
それぞれが相乗効果により戦闘力が高くあります。

オフィス、電車、人混みなど空気汚染による微生物感染は、
皮膚の状態が悪化させてしまうけど、
この感染をガードすることで、刺激による赤み、湿疹、発疹をケア。
皮膚の炎症を抑え、その抗菌力で毛穴詰まり、汚れを清掃し、
皮脂分泌を調整してくれ、クリーンなお肌へとクレンジングをする
機能もあります。

他にも、

・100種類以上の栄養素

・ビタミンA、B、C

・必須アミノ酸

・ミネラルなど

更に、

カリウム:お肌の水分保持する機能とバリア機能を向上させてくれます。

亜鉛:にきび、赤み、湿疹、痒みに。刺激を緩和してくれます。

ビタミンA:ヒアルロン酸や水分量を増やし、お肌をみずみずしく柔軟に。

ビタミンB:皮脂分泌抑制、セラミドの生産を増やす

ビタミンC:コラーゲン生成刺激し、肌のトーンと水分保持力を改善します。 

カルシウム:バリア機能を強化し、細胞の再生やターンオーバーをスムーズにする


お肌のセラミドを増やし、細胞膜やバリア機能を強化してくれ、
コラーゲン産生や水分、油分、弾力性を向上してくれるし、
加えて、必須脂肪酸オメガ3による水分保持力向上や抗酸化作用などで
湿疹を含む赤みを和らげ、刺激を和らげてくれます。
これらの組み合わせは、肌に潤いを与え、刺激性のある乾燥に対処し
天然の保湿剤として機能してくれます。

更に、カルバクロール、t-アネトール、4-テルピネオールという成分、
抗酸化作用が非常に高い活性物質で、
有害なフリーラジカルを中和し、細胞の酸化を
防いでくれるものです。



また下記の研究によると、

Journal of Dermatology&Dermatologic Surgeryによると、
10パーセントのブラックシードオイルで調製したローションを適用すると、
2か月後ににきびの発生率が大幅に減少しました。この研究に参加した人々は、
67%の満足度を報告しました。


また別の研究では、
ブラックシードがベタメタゾンというステロイドと同じくらい、
症状を抑えるのに効果的であったことが分かっています。

その効果と副作用がなく、局所治療としても効果があることが
述べられています。


まとめ

ブラックシードオイルに含まれるチモキノンやチモールは
他の植物にはない抗炎症、抗菌作用があり様々な美容メリットがある