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2020/01/28 17:24


あなたを悩ますおぞましいニキビ。

ターンオーバーが乱れ、皮脂分泌も
コントール不能、毛穴が汚れ、菌が住み着きやすい状態。

そもそもなぜニキビができるのかという
明確な原因というのが、実はまだはっきりとは解明されていない。

なぜならそれは複合的な要因がたくさんあり、
また重なるから。

そこで、下記はニキビの原因となっている可能性が高い
毎日の習慣について書いていきます。


1)食べ物


牛乳、チーズ、バターなどの乳製品の油脂や人工甘味料。
これらに含まれている乳タンパク質や、アンドロゲンという男性ホルモン、
インスリン様成長因子の合成物の過剰摂取で
炎症を引き起こし、ニキビの原因になると言われています。

また動物性のタンパク質やしょっぱいスナック菓子なども
お肌の水分や血液が滞り、むくみや赤みに原因になり、
その滞りが原因でニキビへ。
これらはなるべくなら避けることがベスト。
でも急にゼロにするのは難しい。

・甘い物が欲しい時は、ラズベリー、レーズン、
ドライフルーツ、バナナ、カカオ70%以上のビターチョコなど。

・同じ高タンパク質のものなら、ニキビに良いビタミンB6の豊富な
マグロ、カツオ、サケ、サバなどの魚を。

・ナッツは体やお肌へ良く、アーモンドは
ビタミンEや食物繊維が豊富で、カシューナッツはビタミンB1や亜鉛、
ピスタチオは鉄分やカリウム、クルミはαリノレン酸が含まれ
ビタミンAやB2も含んでいる。


2)電話


ありとあらゆる場所でのスマホのスクロール&タップ。
電車、会社、外出先、はたまたトイレまで。
物凄いバクテリアが不着している。電話をかける際に
耳や顔の皮膚に移るだけでなく、画面に残った化粧や汚れが
毛穴を詰まらせ、頬にニキビを引き起こす可能性があります。

抗菌ガーゼなどを財布に入れて、携帯電話を毎日拭くようにしたい。
また、明るいブルーライトはより多くのメラニン(色素沈着)を生成させ、
暗いシミやダークスポットなどお肌のトーンにもつながります。


3) コーヒー


コーヒーにはカフェインが含まれていて、
これがコルチゾール(別名ストレスホルモン)を出ることで、
これがニキビの原因に。


4)睡眠習慣 


睡眠は、お肌の水分保持力の改善、血流の改善
皮膚のバリア機能の修復に絶好の機会を与えてくれます。
これらの改善は新しい皮膚細胞の再生やターンオーバー、
コラーゲンの産生を改善してくれます。

睡眠不足はコルチゾール(ストレスホルモン)を増加させ、
それにより皮膚が炎症を起こし、ニキビの原因に。

睡眠はメラトニンを増加させ、
体がシミや小じわへアプローチしてくれます。
基本的にしっかりと睡眠の質をあげていないと
ニキビの修復には更に時間がかかります。


5)洗濯機


毎日洗剤を入れて洗っている洗濯機。
実は中は、外出先や人混みのせいで服についたゴミ、細菌、
ウィルス、汗や皮脂、見えない汚れ、カビ、ぬめりがびっしりついている。
これらは洗剤や柔軟剤では落としきれない、しつこい汚れが
意外とニキビの原因になっていることも。
洗濯機の中を綺麗にする薬剤などドラッグストアで売っているので
集1回は試すようにしたほうがいい。

また、毎日寝ている寝具や枕カバー。
汚れ、バクテリア、油性残留物の集積地となっている。
同じことがフェイスタオルと化粧ブラシにも当てはまります。

・顔に触れるものはすべて、できるかぎり毎日、
時間のない人でも寝具は少なくとも週に1度は掃除して、
潜んでいる細菌を取り除きましょう。

・洗剤や過度な柔軟剤の中には、お肌が過敏に反応し、
毛包を刺激し、毛穴を詰まらせ、ニキビの原因になることも。
無添加洗剤を使用してみてください。







6) 入浴


狭い浴室がカビだらけだと、細菌を吸い込んでいるの同じ。
呼吸器の炎症からくる刺激によって、咳が出やすいなど、
呼吸器系がデリケートな人にはニキビができやすいと言われています。
一番リラックスができる場所であり、自己免疫力も高まり、
メンタルも安らぐ癒しの空間のはずが、
いつの間にか一番汚れていてニキビの元になっている
場所ってのは、やはりもったいない。

・週に1回でもいいので浴槽、壁、換気扇は掃除しましょう。

・入浴時に使用し、直接お肌に触れるような美容グッズは
しばらく放っておくとカビやぬめりの温床となり、
お肌の炎症やニキビを悪化させたりするので
特に念入りに掃除しましょう。

・入浴時にゴシゴシ洗い過ぎている方は、お肌が乾燥し、
大事なバリア機能が剥がしてしまっていて、それがニキビの原因に。
体を洗うタオルは使わず手でも十分です。
優しく、ぬるま湯で洗い流しましょう。


7)ストレス


会社、同僚、友人、家事など日々のストレスを
ゼロにするこは不可能です。しかしこの管理を積極的に
行ってストレスを管理していく癖をつけなければいけない。

ストレスホルモンであるコルチゾールの余分な放出が
油腺がより多くの皮脂を生成し、毛穴をふさぎ、
ニキビを引き起こします。

普段、日々のストレス管理ができていない人は

・スパへ行く
・ヨガ
・読書
・軽い運動
・ボディーマッサージ
・自然と遊ぶ
・瞑想、呼吸法

心を落ち着かせる、またはエンドルフィンを高める活動を
積極的に行いましょう。このようなマインドフルネスな活動は、
単なる流行を追っかけている行為なのではなく、
しっかりとした美肌作りの為の活動です。

8) 空気清浄


住環境、職場環境(自分のデスク回り)などの空気は綺麗に
、清潔にしておきましょう。
空気には細菌、ウィルス、チリ、ほこり、ゴミ、カビなど
見えないものがたくさん浮遊しています。これらが
お肌、鼻、喉へ付着し、悪さを起こし、炎症、発疹、ニキビの原因になります。
この空気感染が目に見えないので認識しずらいのですが、

・空気清浄機
・空気清浄効果のある観葉植物
・アロマやルームスプレー

などで除菌、浄化してあげましょうか。

特に寝室は、乾燥しやすく、寝起きは喉が痛み、声が枯れてろくに出ない、
など呼吸器が炎症を起こすことはよくあります。

寝る前に枕元でシュッと1~2プッシュ、
空気を綺麗にしてあげてから睡眠に入りましょう。


9) 免疫力の低下


やはり、どれだけいいコスメや薬を使っても
この免疫が低下していると元も子もない状態。
免疫力が低下すると、血流、リンパ、新陳代謝が悪くなり、
蓄積されて、それがニキビの原因に。

免疫力を上げるには、

・軽めの運動
・38~40℃のぬるめのお湯に20~30分漬かって体を温めるようにする
・嫌なことはせず、好きなことに没頭することなど

ストレスケアにとても近い。

また食べ物はニンジン、レンコン、ジャガイモ、
ブロッコリーなどにはビタミンAやビタミンCなど
白血球の働きを強化し、免疫力を高めてくれるので
積極的にとること。


10)胃腸


10とも関連しているのですが、
免疫力の60~70%は腸にあるといわれています。
つまり腸内環境を良好に保つことで、
免疫力の低下を防ぐことができるのです。
胃腸の弱い人は、免疫力も弱くやはりニキビができやすい人が多いです。

腸内細菌のバランスを整えるヨーグルト、
漬物、味噌といった発酵食品や、食物繊維、オリゴ糖は、
免疫を担当する細胞のバランスを改善すると考えられています。



まとめ

①:ニキビの原因はお肌、取り巻く環境、ストレス、食事など多岐にわたっている。
②:少しづつ生活環境を整えていくことがノーニキビへの近道
③:ニキビへはスキンケアも大事だけど、それはあくまで1つの要因にすぎず、
ストレスケアし、免疫力を高め、胃腸をクリーンな状態へと
全体的に生活の質を改善していくことこそが肝心。



Good virtues グッドバーチューズ